物に感情移入して捨てられない!処分する方法や気持ちの整理の仕方を紹介
「もう使わないのに捨てられない・・・」
そんな風に、物に感情移入して捨てられないことってありますよね。
実は、思い入れが強い物でもきちんと気持ちを整理して、前向きに処分できる方法があるのです。
本記事では、思い入れのある物を処分する方法や気持ちの整理方法をご紹介します。
感情移入をして捨てられない物があって悩んでいる方はぜひ、参考にしてくださいね。
物に感情移入して捨てられない!そもそも捨てるのはかわいそうなの?
物に感情移入をすることは、物を大切にしている証拠なので決して悪いことではありません。
ただしその物が不要になった時、物に感情移入して捨てられなくなると、部屋が片付かず困ってしまいます。
特にぬいぐるみや人形、子どもの思い出の品などは感情移入しやすく、捨てられないという方も多いでしょう。
筆者の場合、亡き祖父が子どものために買ってくれた木のおもちゃを捨てられずにいました。
壊れてしまって使うことができず、ただ放置していただけなのに、10年も処分できずにいたのです。
ですが、ある時気付きました。
使わずに埃が被った状態で放置していたら、もはや感情移入どころではなく、忘れてしまっている状態だということに。
物というのは、持ち主に使ってもらい役に立つことが本来の姿であり、幸せなことです。
捨ててしまうことよりも、役に立つことなく忘れられて放置されている状態こそがかわいそうな状態なのです。
物に感情移入して捨てられないなら、捨てないで処分する方法を考えよう
もしも物に感情移入して捨てられないのなら、『捨てる』以外の処分方法を考えてみましょう。
例えば、以下のような方法です。
- 友人・知人などに譲る
- 寄付をする
- リサイクルする
- フリマアプリやオークションなどで売る
詳しく解説していきます。
友人・知人などに譲る
捨てるのが難しい物は、友人や知人に譲ることも考えてみましょう。
あなたにとっては不要になってしまった物でも、他に必要としている方がいるかもしれません。
気心知れた方に大事に使ってもらえたら、手放すことの罪悪感は薄れますよね。
物だって、使ってもらえる環境で本来の役目を果たせた方が良いはずです。
思い入れが強い物は、自分以外の誰かに使ってもらえないか一度検討してみてくださいね。
寄付をする
不要になったけど捨てられないという物は、寄付をするのも1つの手です。
あなたにとっては不要になってしまった物でも、それを必要としているのに手に入らない方も世の中には大勢います。
真っ先に思い浮かぶのは、テレビのCMなどでも流れてくる発展途上国の方々への寄付だと思いますが、海外だけでなく国内でも困っている方々が大勢いるのです。
例えば、
- 児童養護施設
- ボランティア団体
- 被災地の方々
など、寄付を必要としている方々が身近な所にも。
あなたの不要品が、誰かの役に立つということも覚えておきましょう。
リサイクルする
例え不要品でも、まだまだ使える家電製品や家具、衣類などはリサイクルすることもおすすめです。
あなたの思いがつまった物が生まれ変わって誰かの役に立つ、と思うと嬉しいですよね。
リサイクルなら環境にも優しいし、資源として買ってもらえたらお財布にも優しいです。
リサイクルの方法としては、主に以下2つの方法があります。
- 自治体のリサイクルに出す
- リサイクルショップや業者に引き取ってもらう
自治体のリサイクルの場合、回収できる物や回収日が決まっているので、お住まいの地域の規定を確認してみてください。
リサイクルショップや業者の場合、売り物にならない場合は引き取り料金がかかりますが、まだ使えるものは買い取ってもらえることもあります。
自治体で引き取ってもらうのが難しいものも、買取料金を含めれば安く処分できる場合もありますので、双方の方法を確認してみてくださいね。
フリマアプリやオークションなどで売る
不要品をフリマアプリやオークションなどで売る、という方法もあります。
ブランド品や高価な物しか売れないのでは?と思うかもしれませんが、意外とどんな物でも売ることは可能です。
フリマアプリとオークション、どちらが良いのか迷った場合は下記を基準にしてみてください。
フリマアプリ
- 時間は気にせず、希望価格で売りたい場合におすすめ
- 設定価格にもよるが、人気商品なら数秒で売れてしまうこともある
- 人気がない商品は売れ残ってしまうので見極めが必要
ネットオークション
- できるだけ早めに売りたい場合や、販売期間を設定して売りたい場合におすすめ
- 低価格で設定すれば、売れる可能性が高くなる
譲るのが難しいものはどうする?気持ちの整理をつけて捨てよう
ここまで捨てることを回避する方法をお伝えしてきましたが、感情移入したものを他の方に譲るのはやっぱり抵抗がある、という場合もあるでしょう。
そんな時は、自分の気持ちを整理して何とか自分の手で捨てることを模索します。
気持ちの整理を付ける方法は、以下の通りです。
- 罪悪感を捨てる
- 物に対して抱いている感情をアウトプットする
- 物を捨てても思い出は残ることを認識する
詳しく見ていきましょう。
罪悪感を捨てる
感情移入している物を捨てる時、多くの方は申し訳ない気分になると思います。
ですが、「捨てよう」と考えるということは、その物の役目は終了したということです。
罪悪感は捨てて、十分に役目を果たしてくれたことに対して「今までありがとう」という感謝の気持ちを持ちましょう。
特にぬいぐるみや人形は「魂」が宿ると言われているため、捨てることに抵抗がある方も多いでしょう。
もし心配な場合は、神社でぬいぐるみや人形のお祓いをしてもらうことも可能です。
罪悪感の代わりに感謝の気持ちを持ったり、必要に応じてお祓いをしたりして、前向きな気持ちで手放してみてくださいね。
物に対して抱いている感情をアウトプットする
物に感情移入をして気持ちがモヤモヤしているときは、物に対する思いを言葉にしてアウトプットすることも良いでしょう。
自分の思いが言語化されるとモヤモヤが解消されて、気持ちが楽になります。
例えば物への感情を言葉にして誰かに話したり、文章として書きだしたりしてみてください。
誰かに話す場合は、自分の気持ちを理解してくれそうな家族や親しい友人に話すのがおすすめです。
大切なのは言語化することなので、ただ聞いてもらえるだけでもスッキリするでしょう。
誰かに話さなくても、紙に書き出したり、ブログやSNSで発信したりすることも効果的です。
モヤモヤは心に閉じ込めておかず、言葉にして昇華してあげてくださいね。
物を捨てても思い出は残ることを認識する
物が無くなるともう触れることはできなくなりますが、その物と過ごした時間や思い出が消えるわけではありません。
例えばアルバムを処分する際も、写真がなくなったからと言って思い出がなくなるわけではありませんよね。
思い出はあなたの記憶の中にきちんと焼き付いているはずです。
思い出は『物』ではなく、あなたの中に宿っているのだと自覚できれば、自然と物を手放せるようになるでしょう。
まとめ
思い入れが強い物は感情移入してしまって、なかなか捨てられませんよね。
感情移入は悪いことではないし、捨てることを急ぐ必要はありません。
本記事では、物を捨てずに処分する方法や、気持ちを整理して手放す方法を紹介しました。
ぜひあなたに合った方法で、前向きに物を手放していってみてくださいね!
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