育児がうまくいかないときの対処法は?実体験もご紹介
「なんで他の家みたいにうまくできないの・・・」
子育てをしていてこんな風に思うことはありませんか?
子どもは一人一人違うもの。子育ては教科書通りに進むものではありません。
本記事では、育児がうまくいかないときの対処法を、年子姉妹を育てている筆者の実体験を交えてお伝えします。
育児がうまくいかないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
育児がうまくいかないと感じるときはどんなとき?
育児がうまういかないと感じるのはどんなときでしょうか?
主に次の4つが考えられます。
- 子どもがいうことを聞いてくれないとき
- イライラして子どもに怒鳴ってしまうとき
- 自分の理想とする育児ができないとき
- 育児を楽しめないとき
それぞれ原因と対処法を簡単に解説していきます。
子どもがいうことを聞いてくれないとき
育児がうまくいかないと感じる理由の1つは、「子どもが言うことを聞いてくれない」というものです。
「道路に飛び出してはだめ」
「今日はおもちゃは買えません」
「ご飯を作っているから少し待ってね」
など、色々なことを子どもに伝えても、なかなか分かってくれないことも多いもの。
もちろん子どもにしてみれば、欲求を訴えることは成長段階で必要なこと。
だけど親が忙しいのも事実なので、言うことを聞いてくれないと「なんでうまくいかないの?」と感じてしまうのです。
子どもが言うことを聞かないのには必ず理由があるので、「どうして嫌なの?」と聞いてみたり、理由を考えたりしてあげられるといいですね。
イライラして子どもに怒鳴ってしまうとき
育児がうまくいかないと感じる理由の2つ目に、「イライラして子どもに怒鳴ってしまう」というものがあります。
先述した通り、子どもはなかなか言うことを聞いてくれないことも多く、親がイライラしてしまうのも仕方がありません。
いつもは「怒鳴ることは良くない」と思っているのに、イライラが積み重なったときについ怒鳴ってしまい、「うまくいかないな」と感じてしまうのです。
怒りすぎたと思ったら、「さっきはごめんね。」と、子どもに気持ちを伝えてみましょう。
イライラするときは、深呼吸したり、一度その場を離れたり、気分を変えるのもおすすめです。
自分の理想とする育児ができないとき
育児がうまくいかないと感じる理由の3つ目として、「自分の理想とする育児ができない」と感じている場合があります。
例えば「子どもにはかわいいキャラ弁を作ってあげよう」と思っていたのに、いざお弁当を作るようになると忙しくて、おかずを詰めるので精一杯。
「仲良し親子でいよう」と思っていたのに、いざ子どもが成長してくるとケンカばかりなど・・・。
自分の理想通りに育児ができていないと、「これじゃダメだ」と自分を責めてしまうのです。
育児を楽しめないとき
育児を楽しめていないときも、育児がうまくいかないと感じてしまいます。
子ども一人を育てることは、たしかに責任重大なことです。
ですが、責任を感じるがあまりルールやノウハウに固執してしまって、目の前の子どもとの時間を楽しめていないのではないでしょうか?
部屋が散らかっていても、ご飯が簡単になってしまっても、今日は良しとしましょう。
子どもとゆっくりする時間を取ってみてください。
「育児がうまくいかない」を放っておくとノイローゼに?!対処法を解説
「育児がうまくいかない」と考えすぎてしまうと、精神面で自分を追い詰めてしまうことになりがちです。
放っておくと、ノイローゼになってしまうこともあります。
以下に対処法をあげました。
- 少しでも子供と離れる時間をつくる
- 家にこもらず外に出てみる
- 専門機関に相談する
それぞれ解説していきます。
少しでも子供と離れる時間をつくる
育児がうまくいかなくてストレスを感じているときは、少しでも子どもと離れる時間を作ってみましょう。
可能であれば家族に子どもを預けて、普段できないことをしてみてください。
家でゆっくりしたり、近くのカフェでお茶を飲んだり、本を読んだり・・・。
家族に預けられる人がいなくても、行政や保育園で一時預かりをしてくれるところもあります。
少しでも自分の時間ができることで気持ちがリフレッシュしますし、また子どもと会えた時に嬉しさが増します。
悩んでいたことが小さく思える場合もあるので、ぜひ試してみてくださいね。
家にこもらず外に出てみる
育児がうまくいかなくてストレスを感じているときは、家にこもらず外に出てみるのもおすすめです。
一人で出かけられなくても、子どもと一緒に外に出れば良い気分転換になります。
例えば近所の公園に行き、外の空気を吸ってゆったりと過ごしてみてください。
空や木を見たり、子どもと虫を見つけたりして過ごせば、いつもと違う景色が見えてリフレッシュできるでしょう。
児童館なども、小さい子向けのおもちゃがたくさんあるので、良い遊び場になります。
自分以外のママも集まるので、子どもの年頃が近いママと話せば、ストレス発散にもつながります。
児童館には職員もいるので、子育ての悩みを話してみるのもおすすめです。
専門機関に相談する
育児について相談する人がいない場合や、手助けしてもらう方法が思い当たらない場合は、
専門機関に相談しましょう。
以下のような専門機関では、育児について相談ができます。
- 児童相談所
- 子育て・女性支援センター
- 学校や幼稚園、保育園、児童館
- 小児科の先生、助産師、保健師
学校や幼稚園にはカウンセラーの先生も来ていることが多いです。
悩んでいることがあったら1人で抱え込まず、気軽に相談してみましょう。
育児がうまくいかないとき、こう乗り切った!ママさんたちの実体験をご紹介
子どもが何人いても、育児はうまくいかないことの連続です。
筆者も小学生の年子姉妹を育てていますが、特に2人が小さいときは大変でした・・・。
こちらでは、私が特に大変だったトイレトレーニングとワンオペ育児について、乗り切った方法をご紹介します。
トイレトレーニング
上の娘は、周りの子に比べておむつが取れるのがゆっくりでした。
幼稚園に入るギリギリでおむつが取れたのですが、本人はバスが苦手だったので、降りた直後に・・・なんてことも。
幼稚園で着替えて帰ってくることも多かったので、当時は周りの目も気になって焦っていました。
ようやくトイレに間に合うようになってきたのは、年少の頃。
特に何か対策をしたわけではなかったのですが、「人より遅い」と焦っていたので、あの時は安心しました。
後になって知ったのですが、昼間は早い段階でおむつが取れても、夜は小学校低学年でもおむつを付けて寝る子もいるそうです。
トイレは最初は何度も失敗するものですし、少しずつできるようになっていくもの。
あのとき自分がもっと堂々としていられたら良かったと、今でも思います。
特に一人目の場合は悩むことが多いですが、大切なのは母親が気にしないでいることなんですよね。
ワンオペ育児
筆者は年子の姉妹を育てているのですが、年子は特に赤ちゃんの時は本当に大変です。
特に夕方は家事もできずに、抱っこひもで前と後ろにこどもを抱いてあやしていました。
それなのに私の夫は帰りが遅く、ほとんど家にいませんでした。
実家は近かったものの、二人の赤ちゃんを連れて長居することもできない状態で、ひたすらワンオペ育児に耐える日々・・・。
ですが、初めて児童館に行った日から、私の心境に変化が起きました。
当時は、2歳と0歳の子ども達を連れて児童館に行くなんて、怖いとすら感じていました。
ですが実際に行って見ると、私のように赤ちゃんをつれて来る人は珍しかったのか、周りの人が「かわいい」と言って、下の子をずっと抱いていてくれたり遊んでくれたりしたのです。
おかげで上の子と過ごす貴重な時間も取れたし、幼稚園の評判を聞くこともできました。
同じ年の子を持つママたちに会えたことは本当に良かったですし、彼女たちとは今でも仲良くしています。
ワンオペは解決したかというと、正直言って今もワンオペです。
今は今で、習い事の送迎や2人の予定で大忙しですが、2人が成長してきた分だいぶ楽になってきました。
状況を簡単に変えることはできなくても、一歩踏み出すことで世界が変わることもあります。
まとめ
自分は子育てがうまくできていないと感じると、辛いですよね。
子育ては子ども一人一人違って当たり前なので、自分なりのやり方を見つけていくことが大切です。
本記事では、育児がうまくいかないときの対処法を、年子姉妹を育てている筆者の実体験を交えてご紹介しました。
ぜひ参考にして、ご自身に合った子育てとの向き合い方を見つけてみてくださいね。
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