終活は若いうちから始めるのが吉!その理由や何をすべきかを解説
終活なんて、まだまだ先!そう思っていても万が一の時もありますよね。
いざという時に残された家族が困らないよう、終活は早めに始めておきましょう。
本記事では終活を若いうちから始めるメリットや、実際に終活を進める方法を解説します。
悔いのない人生にしたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね!
終活は若いうちから始めるのが吉!その理由は?
終活を始めるのは高齢者になってからで良いと思っている人も多いですが、実は終活は若いうちから始めた方がメリットが大きいです。
理由としては以下の3点が挙げられます。
- 「万が一」に備えられる
- 生活が整う
- 将来を見直せる
詳しく解説していきます!
「万が一」に備えられる
『死』というのは全ての人に平等に訪れるもの。
例え若くても、病気や事故などで亡くなってしまうことは十分にあり得ます。
若いうちから終活を始めておくことで、万が一自分が死んでしまった時の際にも備えられて安心です。
例えば何も準備せずに突然亡くなったら、パソコンやスマホの中身など、人に見られたくないものも見られる恐れがありますが、終活を始めておけば事前に対応を決めておけます。
自分がいなくなっても問題が発生しないよう、早めに準備を進めておきましょう。
生活が整う
若いうちから終活を始めておくと、毎日の生活がより整ったものになります。
「もしかしたら自分は明日死ぬかもしれない」と考えれば、自然とやり残したことがないか考えるもの。
ずっとやりたかったのに後回しにしていたことをすぐにやろうと思ったり、無駄遣いを止めて本当に必要なものにだけお金を使うようになったりする人もいるでしょう。
本当に必要なことだけするようになるので、自然と幸福度の高い毎日が送れるようになるのです。
将来を見直せる
若いうちから終活を始めることには、自分の将来を見直せるという効果もあります。
「自分はどんな終わり方をしたいか」を考えるようになるので、その分自分が生きたい将来も明確になるのです。
将来が明確になれば日々の生き方にも迷いがなくなっていきます。
悔いのない人生だったと思えるよう、日ごろから考えておきましょう。
終活を若いうちからするには?具体的に何をしたらいい?
それでは、若いうちから終活を始めるには具体的に何をしたら良いのでしょうか?
終活の方法を5つ紹介します。
- 断捨離をする
- エンディングノートを作成する
- デジタル情報の整理をする
- 人生設計を行う
- お金の計算をする
断捨離をする
手軽な終活の方法として、断捨離が挙げられます。
自分が突然死んでしまったら、自分が残したものは全て誰かが処分しなければなりません。
もしも人に見られたくないものがあれば、なるべく手放すのが無難です。
ずっと家にあるけど使っていないものがあれば、誰かに面倒をかける前に自分で捨ててしまうのが良いでしょう。
エンディングノートを作成する
エンディングノートを作ることも、今からできる終活の1つです。
エンディングノートとは、いつか来る自分の死に備えて、自分の情報や周囲の人へのメッセージなどを書き記しておくノートのこと。
下記のような情報を記しておくことで、自分が突然いなくなっても周囲の人は滞りなく対応することができます。
- 預金口座や暗証番号
- 保険情報
- クレジットカード情報
- 死にたい場所
- どのようなお葬式にしたいか
- 周囲の人に言い残したこと など
デジタル情報の整理をする
SNSやEメールなど、デジタル情報の整理をしておくことも現代の終活では大切です。
スマホや各サービスのパスワード、IDなどの情報を残しておくと、残された人はスムーズに処理を進めることができます。
誰かに中身を見られるのが嫌な場合や、処理してくれる人を指定したい場合は、遺言書にその旨を記した上で公正証書として残しておきましょう。
人生設計を行う
人生設計を行うことも、大切な終活の1つです。
人生は有限ですので、いつまでに何をしたいかなど、亡くなるときに後悔がないように考えてみてください。
例えば「日本一周をしたい」という夢があるのなら『いつまでに』という期限を決めて、それまでにまとまった休みと資金ができるよう、仕事や家の計画を立てていきましょう。
若ければ若いほど可能性は無限ですし、後から挽回も効きます。
やりたいことは後回しにしないで、確実に計画と実行をしていってくださいね。
お金の計算をする
亡くなるまでのお金の計算をしていくことも、大事な終活です。
現実的にお金がなければ、やりたい人生も実現できなくなってしまいます。
自分がしたいことをするにはいくら必要か、家族に財産を残すにはいくら必要か、家のローンは間に合うかなどを計算しておきましょう。
何をどうするか迷ったときは専門家に相談しよう
身辺整理や遺言の書き方など、終活にも色々やることがあってどうしたら良いか分からないこともあると思います。
そういう時は遠慮なく専門家に相談してみましょう。
例えば自分がいなくなった際の銀行口座の取り扱いについては銀行に問い合わせて良いですし、遺言の書き方は司法書士に聞けば教えてもらえます。
後悔のない最期を迎えるためにも、専門家から正しい知識を得るようにしてみてくださいね。
まとめ
終活は年をとってからと考える人も多いですが、死はいつ誰に訪れるか分かりません、
残された大切な人が混乱しないよう、若いうちから自分で整理できることは整理しておきましょう。
本記事では若いうちから終活を進めた方が良い理由や、終活の方法を紹介しました。
ぜひ実践して、自分の理想の人生を歩んでいってくださいね!
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