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老人ホーム選びの失敗談!失敗してしまう理由もご紹介

 

どうしても家族を老人ホームに入れなければならないというとき、万が一でも老人ホーム選びに失敗したくないですよね。

実際、「納得のいく介護をしてもらえなかった」「老人ホームに預けなければ良かった」と後悔する事例も存在します。

 

本記事では老人ホーム選びの失敗談や、失敗してしまう理由を紹介します。

老人ホーム選びで間違いのない選択をしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!

 

老人ホーム選びの失敗談!みんなはどんな失敗をしてる?

 

 

老人ホームは家族の介護負担を減らしてくれる場所ですが、場合によっては逆に家族の負担が増えるような施設を選んでしまうことも・・・。

現役のケアマネージャーである筆者には、日々様々なご家族から老人ホームに関する相談が寄せられます。

 

こちらでは、筆者がよく聞く老人ホーム選びの失敗談を5つご紹介します。

 

職員の対応が悪く、状況を教えてくれない

 

よくある老人ホームの失敗談として、職員の対応が悪く、状況を教えてくれないというものがあります。

老人ホームに家族を預ける理由の多くは、「本当は家で介護したいけどやむを得ず」というもの。

 

施設内でどんな生活をしているのか気になるのは家族として当然ですが、面会に行っても状況の説明をしてくれず、家族を不安にさせる施設もあるのです。

説明もされずに薬が変更されていたり、親が痩せていったりすると、「一体どんな対応をされているのか」と気が気じゃなくなってしまいます。

 

入所時には逐一状況を教えてもらえるのかどうか、必ず確認するようにしましょう。

 

入所してから骨折や転倒が多い

 

入所者に目が行き届いていない老人ホームの場合、骨折や転倒が増えるということもあります。

筆者のもとにも、「施設に入所してからケガが増えた」という相談が寄せられたことがありました。

 

誰かがきちんと付き添っていれば防げた事故もあるはずです。

転倒や骨折が続くようなら施設を変える必要があるので、担当のケアマネージャーに相談してみましょう。

 

説明された時より、費用がかかる

 

いざ入所が決まると、説明された時よりも費用が上乗せされていたというのもよくあるケースです。

見学に行ったときに大体の費用は説明されますが、実際に入所すると往診代や、薬代、おむつ代などの費用が上乗せていることがあります。

 

入所の際にビックリすることがないよう、見学の時点で全ての費用を計上してもらうことが必要です。

介護保険でサービスを受ける場合は保険料もかかりますので、費用についてはきめ細かに説明してくれる施設を選びましょう。

 

介護は思ったより長い期間続くので、自分たちの生活に影響が出ない施設を探してみてください。

 

職員の入れ替わりが激しい

 

職員の入れ替わりが激しく、介護体制が安定しないというのも、しばしば聞かれる失敗談です。

同じ介護士さんが付いてくれれば入所者のことも理解した上で対応してくれますが、職員の入れ替わりが激しいとその度に一からやり直しになり、いつになっても安心できません。

 

入所時にはさりげなく介護士さんなどの職員とも話をして、勤務年数が短い人ばかりいないかどうかも確認してみることをおすすめします。

 

部屋やトイレが汚く、不衛生である

 

老人ホーム利用者の型の中には、不衛生な老人ホームを選んでしまったと後悔している方もいらっしゃいます。

長く暮らす老人ホームで部屋が不衛生だと、健康状態にも悪影響を及ぼしかねません。

 

見学の際には各部屋やトイレの掃除が行き届いているかどうかも確認するようにしましょう。

 

老人ホーム選びに失敗してしまう理由は?

 

 

ここまで老人ホーム選びの失敗談を紹介してきましたが、一体どうしてこのような失敗をしてしまうのでしょうか?

主な理由を4つ解説していきます。

 

  • 安さだけで決めてしまう
  • 本人の意向を無視してしまう
  • 急いで選んでしまう
  • 契約内容の確認が不十分

 

安さだけで決めてしまう

 

老人ホーム選びに失敗してしまう主な理由の1つは、安さだけで決めてしまうという点です。

予算には限りがあるので、手ごろな価格であることは魅力的です。

 

しかし安さばかりを優先させて、肝心の介護体制や部屋の環境などを無視してしまうと、最終的には満足のいく介護をしてもらえず後悔することになってしまいます。

もちろん高いからといっていい施設とは限りませんが、金額だけで決めることはせずにサービス内容も加味しましょう。

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本人の意向を無視してしまう

 

本人の意向を無視して施設を決めてしまうというのも、老人ホーム選びで失敗する理由の1つです。

家族仲が悪い場合や、本人とうまく意思疎通が取れない場合などは、本人の意向を無視して老人ホームを選んでしまうこともあります。

 

しかしそれでは本人が納得しないので、入所しても「帰りたい」といって騒いだり、大声を出したりしてしまうことがあるのです。

もしも本人が施設に入りたくないというのであれば、可能なら施設入所は見送るのがベストでしょう。

 

できる限り本人の希望を聞いて、本人が満足できる形で入所を進めてみてください。

 

急いで選んでしまう

 

老人ホームを急いで選んでしまうことも、老人ホーム選びで失敗する理由の1つです。

例えば入院した後、家で暮らすことは難しいのに病院からは「早く退院してください」と言われ、焦って施設を探さなければならない場合もあります。

 

その際は病院側ともしっかり話をして、施設を選ぶ時間をもらえるようにしてみてください。

場合によっては病院を変える必要があるかもしれませんが、その後の施設生活を満足のいくものにするためにも、施設を選ぶ時間はじっくり取るようにしましょう。

 

契約内容の確認が不十分

 

契約内容の確認が不十分だと、老人ホーム選びの失敗につながってしまいます。

契約書には入所の際の金額や、万が一の際の対応、住み替えの際の流れなどが細かく記載されています。

 

後々もめることがないよう、文書を読むことを面倒くさがらずにきちんと確認することが大切です。

 

まとめ

 

 

高齢化が進む日本では、老人ホームの空きを探すのも大変です。

とはいえ「もう他に空きがないかも」と焦って決めてしまうと、後々失敗することにもなりかねません。

 

本記事では老人ホーム選びの失敗談や、失敗する理由を解説しました。

事前に失敗するポイントが分かっていれば、少ない選択肢の中でも冷静な判断ができます。

 

ぜひ参考にして、満足度の高い施設選びをしていってくださいね!

主婦歴10年 不妊治療、体外受精、顕微受精などを経験。不妊治療に関する不安や金銭問題の対処法は網羅してます。 ケアマネジャーなので、介護保険や老後に関する問題解決もお任せを。缶詰レシピや野菜の冷凍、保存食作りも得意です。

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