初心者おすすめの野菜の育て方!プランターでの方法を紹介

 

家庭菜園を楽しむ人の中には、プランターで気軽に野菜を育てている人もいます。

しかし、初心者だとうまくいかずに枯れてしまうことも多いですよね。

 

本記事では失敗も経験し、おいしい野菜を育てている主婦が、初心者におすすめしたいプランターでの野菜の育て方を紹介します。

 

家庭菜園初心者にはプランター栽培がおすすめ!メリットは?

 

 

初心者が家庭菜園にチャレンジするなら、プランター栽培がおすすめです。

というのも、プランター栽培には2つのメリットがあるからです。

 

  • 自宅で気軽に野菜作りができる
  • 病害虫の被害や天候の影響を受けにくい

 

自宅で気軽に野菜作りできる

 

プランターなら、玄関先でもベランダの空いたスペースでも野菜作りができるので、初心者も気軽に家庭菜園をはじめられます。

水やりなどのお世話もしやすくとても楽です。

 

病害虫の被害や天候の影響を受けにくい

 

プランター栽培には、病害虫の被害や天候の影響を受けにくいというメリットもあります。

広い畑では、病害虫を発見した時には、すでに畑中に広まっていることも珍しくありません。

 

でもプランターなら目の届く範囲内なので、病害虫を発見しやすく、汚染されたところだけすみやかに処分すれば、大きな影響を受けずに済みます。

台風など天候の悪い時も、プランターなら部屋の中に入れてしまえばいいので、安心です。

 

プランターでの野菜の育て方!手順を解説!

 

 

プランターでの野菜の育て方の手順は下記の通りです。

  1. 必要なものを揃える。
  2. プランターを設置する。
  3. 土をいれ苗を植えたり種をまいたりする。
  4. 防虫対策を行う。
  5. 水やりをしたり追肥をしたりして育てる。

 

では、詳しく手順を解説していきますね。

 

 1.必要なものを揃える

 

プランターで野菜を育てるためには、まずは道具が必要です。

以下のものを用意しましょう。

 

  • プランター
  • 鉢底石
  • 肥料
  • 薬剤 
  • 移植ゴテ
  • 支柱
  • じょうろ
  • 防虫ネット

 

 2.プランターを設置する

 

プランターは、日当たりがよく風通しの良い場所に設置します。

ただし、エアコンの室外機の前に置くと、室外機の風で野菜が傷んでしまうので、それ以外の場所を選びましょう。

 

3.土を入れ、苗を植えたり種をまいたりする

 

排水機能の付いたプランターに肥料の入った土を入れます。

排水機能がないプランターには、先に鉢底石を入れましょう。

 

土を入れたら、畝を作り種を蒔いたり苗を植えたりして、土をかぶせます。

 

4.防虫対策をおこなう

 

プランター栽培の場合も虫は寄ってくるため、虫がつかないように、黒い防虫ネットをプランター全体にかけます。

プランターに防虫ネットをかける際には、プランターの上にアーチ状に支柱をさし、全体を覆うようにかけます。

 

防虫ネットの裾をしっかりとプランターに付け、隙間から害虫が入らないようにするのがコツです。

 

5.水やりをしたり追肥をしたりして育てる

 

種をまいたり苗を植えたりしたら、たっぷり水やりをします。

特に実がなる前は、水や肥料がたくさん必要です。

 

例えば茄子の場合、肥料が足りなくなると固く育ってしまうほか、その後茄子の花さえ咲かなくなってしまいます。

きゅうりも水と肥料が大好きなので追肥しないと成長が止まり、その後は花も咲きません。

 

トマトの場合、花は咲きますが、実のなる速度がかなり遅くなります。

いかに水と肥料が大切かを痛感させられます。

 

家庭菜園での野菜の育て方!プランター栽培のコツは?

 

 

家庭菜園で、プランター栽培により野菜を育てるのには、主に3つのコツがあります。

  • 良質な土を使う
  • 野菜にあったプランターを選ぶ
  • 日当たり風通しが良い場所に置く

 

良質な土を使う

 

プランターで野菜を育てるなら、良質な土を使うのがコツです。

良質な土とは野菜に最適な成分の肥料が入った土のことです。

 

例えば、トマトにはチッ素とリン酸とカリが必要になります。

それに、トマト栽培で起こりがちな病害を防ぐカルシウムもプラスされると、より良質な土になります。

 

茄子には茄子に合った肥料が入った土を、きゅうりにはきゅうりに合った肥料が入った土を使いましょう。

追肥の場合、ちょうど花が咲き実がなる前に肥料をたくさん欲しがります。

 

それぞれの野菜に最適な肥料を与えてあげると、実がなりやすくなります。

 

野菜に合ったプランターを選ぶ

 

それぞれの野菜に合ったプランターを選ぶことも大切です。

なぜなら、小さな葉っぱものにあまり大きいプランターを使うと、肥料や土がたくさん必要になるからです。

 

それではもったいないので、横に広く浅めのプランターを選びましょう。

例えば大根やかぶは根が下に伸び、葉っぱは地上の両サイドに伸びるため、大きめのプランターを選びます。

 

トマトは大きめの円柱形のプランターで、支柱を立てて支えてあげれば大きく育ちます。

 

日当たり風通しが良い場所に置く

 

狭いプランターで野菜を育てるには、日当たりや風通しの良い場所に置くことも重要です。

日当たりが悪いと十分な光合成ができず、風通しが悪いと根腐れの原因になるからです。

 

例えば二十日大根の場合、日当たりが悪いと双葉の茎だけがぐんぐん伸びます。

しかし根の実までは栄養が届かないので、丸いぷっくりとした赤い小大根ができません。

 

日当たりが良く風通しが良いと、双葉から軸が短く太くなり、根っこの赤い小さな大根が早く楕円形になり、丸くなっていきます。

きゅうりの場合は苗を植える幅が狭いと、隣同士で葉っぱが重なり合ってしまいます。

 

重なり合うと風通しも悪くなり、影になっている葉っぱは光合成できず、黄色く枯れていってしまうのです。

 

プランターに植え込む時点で元気な苗を中央に1本だけ植えると、隣同士重なり合うことがないので収穫できる本数も10倍以上変わってきます。

 

まとめ

 

 

家庭菜園初心者におすすめしたい、プランターでの野菜の育て方を紹介しました。

プランターなら初心者も気軽に家庭菜園をはじめられ、お世話もしやすいのがメリットです。

 

プランターでの野菜の育て方について、手順だけでなく、野菜を枯らさないで育てるためのコツも紹介しました。

ぜひ参考にし、プランターで気軽に家庭菜園にチャレンジしてみてください。

 

60代 主婦歴42年 夫婦2人暮らし 整体師で、視覚障害者介助の資格もあります。夫が網膜剥離の手術を受け、視力が回復するまでの間も、生活を介助していました。 野菜作りが趣味で、プランターの土も再生させて自然と関わっています。

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