幼稚園の先生との付き合い方のコツや悩んだ時の対処法を体験談ベースでご紹介!
「子どものことで幼稚園の先生に相談したいな」
そんな時、担任の先生が苦手で相談できなかったら困りますよね。
子どもが楽しく幼稚園に通うためには、ママであるあなたが先生とどう付き合っていくかがとても大切です。
あなたの行動を少し変えるだけで、幼稚園の先生と良好な関係が築けるようになりますよ!
本記事では、幼稚園の苦手な先生と上手に付き合う方法をご紹介します。
幼稚園の先生とどう接して良いのかわからず、悩んでいる方は参考にしてくださいね。
幼稚園の先生が嫌い…付き合い方に悩む理由は?
我が子が1日の大半を過ごす場所である幼稚園。
しかし、「担任の先生のことがどうしても好きになれない…」と先生との付き合い方に悩む方は大勢います。
幼稚園の先生との付き合い方に悩む理由とは、どのようなものなのでしょうか?
ここからは、先生に苦手意識を持ってしまう以下のような理由について詳しく説明していきます。
- 話しかけづらい
- 子どもや他のママとの対応に違和感を感じる
- 相性が悪い
ぜひ参考にしてみてくださいね。
話しかけづらい
幼稚園の先生との付き合い方に悩む理由として、話しかけづらい雰囲気が挙げられます。
常に忙しそうにしていたり不機嫌そうにしていたりする先生は、子どものことで聞きたいことがあっても話しかけづらいのです。
一度話しかけるタイミングを逃すと、気になることを話せないまま時間が過ぎてしまいます。
そうするうちに「気安く話しかけることができない存在」と思い込み、先生との間に溝ができる原因になるのです。
子どもや他のママとの対応に違和感を感じる
先生がひいきしているように感じることも、付き合いに悩む原因の一つ。
他の子どもやママと親しげに話す先生の態度に、違和感を感じてしまうのです。
自分や我が子への対応と明らかに違いがあると、ショックを受け不信感を抱くようになるのは必至でしょう。
相性が悪い
そもそも先生との相性が悪く、好きになれないというケースもあります。
子どもの先生と親という関係であろうと、お互い人間である以上合う・合わないはどうしてもありますよね。
先生に悪気はなくても、言い方が嫌味に感じたり重く受け止めてしまったりすることもあるでしょう。
このような相性の悪さによる行き違いが、幼稚園の先生に苦手意識を持つ原因となっているのです。
幼稚園の先生との付き合い方のコツを5つ紹介!
「先生のことが嫌い」という思いが強くなってくると、ついつい態度にも表れてしまうものです。
そのネガティブな感情を子どもが敏感に感じ取り、園生活に支障が出る可能性もあるため、できれば先生とはいい関係を築きたいですよね。
良好な関係を築くには、先生ばかりに期待するのではなく、あなたもできる限りの努力をしてみるのがおすすめです。
ここでは、幼稚園の先生との付き合い方のコツについて5つご紹介します。
- 自分から挨拶をする
- 嫌いな感情を表に出さない
- 良いところを探してみる
- スルースキルを身に着ける
- 歩み寄って子育ての相談をしてみる
うまく先生と付き合っていきたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
自分から挨拶をする
まずは、先生へ挨拶することから始めてみましょう。
挨拶をきちんとすることで、お互いへの印象を変えるきっかけを作れます。
苦手な先生だからと避けるのではなく、どんな相手にも分け隔てなく挨拶することを心がけましょう。
また、子どもは親の姿をよく見ています。
あなたがお手本を見せることで、子どもにも自然と挨拶の習慣がつくというメリットもありますよ。
次に先生と会ったら、思い切って「こんにちは」と声をかけてみてくださいね。
嫌いな感情を表に出さない
嫌いな先生ともうまく付き合っていくためには、マイナスの感情を表に出さないことが大切です。
無意識のうちに、態度や表情へ嫌悪感があらわれていることは多いもの。
嫌われていると先生が気づいた場合、あなたに対して苦手意識を持つ可能性もあるでしょう。
そうなると、先生へ気軽に相談できるような関係は築きにくくなります。
子どもの快適な園生活のためには、嫌いな先生がいても感情を抑えて対応するように心がけましょう。
良いところを探してみる
先生の良いところを探してみるのも、うまく付き合っていくために有効な方法です。
良い部分に目を向けることで、幼稚園の先生への苦手意識を薄れさせる効果が期待できます。
たとえば、以下のように考えてみましょう。
- いつも無愛想だけど丁寧に仕事をしてくれているな
- 頼りなく感じるけれど子どもに優しいんだな
このように、悪い面にとらわれすぎずポジティブな視点を持つことで、先生への見方が変わるはずです。
そうして嫌悪感が薄れると、先生との関わり方も自ずと変わることでしょう。
スルースキルを身に着ける
スルースキルを身に着けることも、幼稚園の先生と付き合う上で大切です。
先生の言い方や態度にいちいちイラッとせず受け流すようにすると、ストレスが軽減されますよ。
言葉の意味を深読みしたり、不機嫌そうな態度を自分に向けられたものだと受け取ったりすると、うまく付き合えず疲れてしまいます。
モヤッとすることがあっても、「こういう人なんだ」「タイミングが悪かったのかな」と気にしないようにしてみましょう。
歩み寄って子育ての相談をしてみる
こちらから歩み寄り、子育ての相談をしてみるのもおすすめです。
嫌いな先生とあえて関わることで、関係性が好転するきっかけになりますよ。
たとえば、子どもの好き嫌いが激しいことやトイレトレーニングの進め方について相談し、アドバイスを求めるなどしてみましょう。
保護者からの相談は信頼の証なので、先生も悪い気はしないはずです。
今後は先生の方から子どもの様子を積極的に話してくれるようになる可能性もあるので、ぜひ試してみてくださいね。
幼稚園の先生との付き合い方に悩んだ時は、どう対処してる?体験談をご紹介!
子どものために幼稚園の先生とは仲良くしていきたいけれど、なかなか苦手意識を取り払えなくて悩んでいる人は多いのでは?
筆者は二人の子どもを持つ母であり、現役保育士で幼稚園教諭の経験もあるので、保護者と先生のどちらの立場も理解できます。
それも踏まえて、実際に先生との付き合い方に悩んだ先輩ママたちの体験談をご紹介しますね。
どう解決したかも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
相談し感謝を伝える
これは筆者の体験談です。
一人目の子どもが入園し初めての園生活、担任の先生は良く言えばサバサバした感じですが、どこかキツい印象を受ける方。
「厳しそうな先生だな」と思い、正直上手く付き合っていけるか心配でした。
子どもがおとなしく人見知りなタイプだったこともあり、友達ができるか、園で楽しく過ごせているかという不安もありました。
そんな不安が子どもにも伝わってしまったようで、あるときから登園を渋るようになったのです。
そこで、その悩みを先生に相談してみることにしました。
すると、先生は私の不安な気持ちを全部聞き入れて、子どもの園での様子を丁寧に話してくれたのです。
それ以降も顔を合わせれば、その日の様子を伝えてくれるようになりました。
そうして先生に対する私の気持ちが変わって信頼感が生まれてくると、子どもも登園を嫌がることがなくなってきたのです。
私は先生と話すたび、「先生のお陰で楽しく登園できるようになりました」など必ず感謝を伝え「またよろしくお願いします」と締めくくるようにしました。
その一件以来、先生はとても心強い存在になりました。
(先生としての観点から)
日々一生懸命子どもと向き合っているので、保護者の方から相談を受けたら親身になりたいし、感謝されると嬉しいものです。
「いつもありがとうございます」と言ってくださる保護者の方には、好印象を持ちます。
会話をすればするほど、先生との関係が良い方向に変わっていきますよ。
連絡帳を有効に使う
筆者の友人Aの体験談です。
Aの子どもは幼稚園バスを利用していたので、なかなか先生と顔を合わせる機会はなかったそうです。
たまに直接送迎のために園へ行っても、忙しい時間帯だからか先生はいつも駆け足で彼女の前を通り過ぎて行くだけ…。
「話しかけにくい先生だな」と思い、正直苦手だったそう。
あるとき、子どもの発達のことで不安なことがあり思い切って連絡帳に書いてみたそうです。
その日は先生の返事が気になり1日ドキドキしていた彼女でしたが、連絡帳にはぎっしりと園での様子やアドバイスが温かい言葉で記入してありました。
嬉しいやら安心したやらで涙が出たとのこと。
それ以来、先生への苦手意識はなくなり連絡帳を有効活用するようになったようです。
(先生としての観点から)
忙しい中をぬって日々の子どもの様子や伝達を連絡帳に記入しているので、保護者から連絡帳にリアクションがあるととても嬉しいです。
逆に、印も何もないとちゃんと連絡帳を読んでくれているのか不安になります。
相談事が記入してあれば誠心誠意アドバイスしますし、それに対してもなんらかの記入があるとアドバイスを受け止めてくれたのだと嬉しくなります。
連絡帳は園と保護者を繋ぐツールなので上手く利用してみてくださいね。
直接伝えてみる
筆者のママ友の体験談です。
彼女の子どもが年中になり、その日の出来事を細かく教えてくれるようになると、園での様子がよくわかるようになりました。
あるとき、子どもが「先生がほくのことばかり怒る」「先生が怖い」「幼稚園に行きたくない」と言うようになったそうです。
先生は年配の厳しそうな方で彼女はあまり好きなタイプではなかったので、どうしたら良いものかとかなり悩んだのだとか。
そして、子どもを楽しく登園させたい一心で先生に話してみることにしたのです。
伝え方に迷ったようですが、子どもの様子を交えて正直に聞いてみたそう。
すると、事細かく事情を説明してくれて「そんな思いをさせてしまい申し訳ない」と言われたようです。
結果、子どもの思い違いの部分もあり、先生から子どもへのフォローもあって解決できたようです。
今まで先生に対して苦手意識があった彼女ですが、話してみるとその感情は薄れていくのがわかったとのことでした。
(先生としての観点から)
子どもに対する接し方への不満や不安がある場合は、直接先生に伝えた方がお互いにスッキリして良い方向に向かう可能性が高いです。
子どもの受け止め方や誤解の場合もありますから…。
現状が伝われば、子どもへの対応の改善に繋がります。
不満を溜め込まず、早めに対処していくことで、先生との良好な関係を築くきっかけになるはずです。
まとめ
本記事では、苦手な幼稚園の先生と上手に付き合う方法をご紹介しました。
お世話になっている先生を好きになれず信頼できないまま、子どもを幼稚園に通わせるのは不安になりますよね。
しかし、あなたの考え方や行動をを少し変えれば、先生に良い感情を持てるようになるはずです。
子どものためにも、本記事を参考にして先生との良好な関係を築いてくださいね!
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