義両親との同居なんて勘弁!角を立てない上手な断り方をご紹介

 

「正直、義両親とはあまり関わりたくないし、できれば距離をとって付き合いたい!」

こんな風に感じているのに、義両親から同居を希望されたら困りますよね。

 

実は、義両親との同居を上手く断る方法があるのです。

本記事では、義両親との同居を断ることに成功した体験談や、断る際のポイントをご紹介します。

 

義両親から同居を提案されて困っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

そもそもなぜ同居したがる?義両親の気持ちを知って断り方に活かそう

 

 

義両親との同居は絶対に拒否したいけれど、断り方がわからなくて悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

義両親と同居すると家が心休まる場所ではなくなり、ストレスや疲れが蓄積する一方になってしまいそうですよね。

 

義両親にしても、赤の他人の嫁とひとつ屋根の下で暮らすのは多少なりとも気を遣うはずです。

それなのに、なぜ義両親は同居をしたがるのでしょうか?

 

まずは、考えられる理由を知って、断る際に活かしてみましょう。

  • 長男の嫁なら当たり前?古い考えを持っているから
  • 話し相手がほしい!老後の生活を持て余しているから
  • 家事やお金に関して頼りたいから
  • 孫を一緒に育てたいから

 

詳しく見ていきましょう。

 

長男の嫁なら当たり前?古い考えを持っているから

 

一昔前には「長男は家を継いで当たり前」という考え方がありました。

長男家族は親と同居し、名前を絶やさずに家を守っていくことが、多くの家庭において普通と考えられていたのです。

 

しかし最近は、長男でも同居しなかったり、進学と同時に地元を離れて親元に帰らなかったりすることも少なくありません。

長男だから家を継ぐ、長男だから地元に残るという考え自体が、当たり前ではなくなってきているのです。

 

ですが、親世代からしてみれば「長男=同居」という考え方がまだまだ主流。

このような古い考えに縛られて、自分たちと同じことを子供にも求めてしまうのでしょうね。

 

話し相手がほしい!老後の生活を持て余しているから

 

定年を迎えて老後の人生を送っている義両親が時間を持て余し、生活にハリを求める気持ちから同居を提案している場合もあるでしょう。

夫婦どちらかに先立たれている場合は、そばに話し相手もおらず心細さを感じている可能性もあります。

 

息子夫婦と同居をして世話を焼いたりすることで、寂しい思いを埋められればと思っているのです。

 

家事やお金に関して頼りたいから

 

だんだん老いを感じる義両親が同居を提案してくる理由のひとつとして、家事や生活費の負担軽減があります。

年金生活でギリギリの金銭状況が、息子夫婦と同居することで改善されると考える義両親もいるのです。

 

また、体力の低下や身体の不調などから、家事や面倒なことを嫁に任せて解放されたいと思っている可能性もあります。

 

孫を一緒に育てたいから

 

可愛い孫と一緒に暮らして、育児をサポートしたいと思っている義両親も多いようです。

子育てのプレッシャーを気にすることなく接することができるのが孫なので、世間では「孫は子供より可愛い」と言われていますよね。

 

自分の子供を育てている頃はゆっくり味わう余裕がなかった子供の可愛さを、存分に実感したい場合もあるでしょう。

 

【体験談】義両親から同居を提案された!角を立てない上手な断り方とは?

 

 

義両親からの同居の提案をはっきり断りたいけれど、それによって気分を害されたら後々困りますよね。

同居の提案を角を立てずに上手く断るには、どのように伝えたら良いのでしょうか?

 

筆者の周りにも同居を提案されて悩んだ方たちが存在します。

悩んだ結果、同居を断ることに成功した体験談をご紹介しますので、参考にしてくださいね。

 

友人の体験談 近距離別居を提案してみた

 

義両親は悪い人ではないし、嫌いではないのですが、離れているからこその良い関係なのだと日頃から思っていました。

同居となると、この関係は崩れることも予想されるため、夫と話し合い適度な距離感で付き合っていきたいので近距離別居を提案してみました。

 

義両親には同居をすると、嫁姑の関係性が悪くなる家庭が多いことを例にあげて、あくまでも一緒に住むことを拒否している訳ではないというニュアンスで伝えました。

結果、「スープの冷めない距離感は良いわね」と納得してもらうことができて、義両親の近くに新居を構えることになりました。

 

私達夫婦は共働きなので、小学校から帰宅後の子供のこともサポートしてもらえて助かっています。

 

友人の体験談 子供を理由に断った

 

同居を提案されたとき、子供は小学生でした。

義両親は孫に甘いため、子供を理由に断れば引き下がってくれる可能性が高いと思ったので、あくまでも子供の事情を理由にしました。

 

実際、私達の自宅は義実家から離れているので、「子供が転校したくないと言っている」「学校や近所の友達と離れたくないと言っている」と伝えてみました。

案の定、「そんなかわいそうなことはできないわね」と納得して諦めてくれました。

 

義両親には申し訳なかったなとも思いましたが、夫婦の意思ではなく、子供のことを思っての選択だ、ということを全面に押し出したのが良かったと思います。

 

ママ友の体験談 夫を味方につけ、はっきり断ってもらった

 

夫は義両親との同居をそこまで否定はしていませんでしたが、私がどうしても嫌だったのでまずは夫と話し合いました。

私の思いを何度も伝えて了承してもらい、私達夫婦の意見として義両親に話してもらうようにお願いしました。

 

息子である夫に直接断ってもらえば、嫁である私との関係性が悪化することは少ないと思ったからです。

夫には言い方に注意してもらい、「決して同居が嫌な訳ではなく、お互いの生活スタイルができ上がっているこのままの状態で良好な関係でいたい」と誠心誠意伝えたことで、納得してもらえました。

 

ママ友の体験談 実の親の同居希望も断っているからと伝えた

 

結婚して5年経ち、核家族で大変なこともあるけど生活基盤ができていてそれなりに満足していました。

私は一人っ子なので、私の両親からも同居を希望されていましたが、今さら一緒には住めないと思い断っていました。

 

そんな矢先、義両親から同居の提案が…。

自分の親に対しては、はっきり断ることができましたが、さすがに義両親にはどう伝えたら良いのか迷いました。

 

夫に、「私の親も同居したいって言っているんだけど…」と伝え、「両家の関係が悪くなる可能性もあるし、どちらとも平等に同居はしないことで良いよね?」と同意を得てから義両親にも同じことを理由に断りました。

義両親と私の両親は仲が良いので、「私達だけ同居をしたら申し訳ないわね」と納得してもらうことができました。

 

ある主婦の体験談 夫婦二人で頑張ってみたいと伝えた

 

結婚が決まる前から義両親は同居希望と夫から聞いていました。

悪い人達ではないけれど、同居は絶対に嫌だったので、まずは夫に「同居するなら結婚できない」と伝えました。

 

夫はどちらでも良かったみたいで、それなら同居は断ろう、という結論になりました。

私達の間で結婚の意思が固まり、挨拶に行ったときに二人の気持ちとして、「まずは夫婦二人の力で頑張ってみたい」と伝えました。

 

このとき、「まだまだ未熟だけれど、お義母さん達のように立派な家庭を築けるようになりたい」と義両親を褒めるようにして断ったので、義両親としても悪い思いはしなかったようです。

「困ったときにはいつでも頼ってね」と言ってもらえました。

 

同僚の体験談 具体的な失敗例を伝えた

 

私の実家は母と祖母の嫁姑関係が最悪だったので、それを見て育ったせいで絶対に同居はしたくないと思っていました。

結婚してしばらくは二人でアパートに住んでいましたが、妊娠を機に、義両親から同居の提案がありました。

 

義両親のことは嫌いではないけれど、どうしても同居は回避したかったので、恥を忍んで実家の嫁姑問題を包み隠さずに伝えました。

最初は、「私達なら絶対に大丈夫よ」と言っていた義両親も私の必死の訴えに「そこまで言うなら無理強いしないわ」と納得してくれました。

 

義両親との同居を断るときは態度も大切!表情や姿勢にも気をつけて

 

 

ここまでで、義両親との同居を断ることに成功した例を6つご紹介しました。

あなたに合うパターンはあったでしょうか?

 

実際に断るときには伝える態度も重要になるので、ポイントを押さえておきましょう。

  • なるべく口角をあげて
  • 義両親に理解を示しつつ同居できないことをはっきり伝える
  • 感情的にならず低姿勢で

 

事前に何度もシュミレーションをして臨んでくださいね。

 

なるべく口角をあげて

 

気が重い話をするときには、顔の筋肉が固くなり口角が下がり気味になってしまいがちです。

しかし、真剣な思いを伝えたいときほど、意識的に口角を上げて話してみましょう。

 

口角を上げると自然に笑顔になるので、柔らかい印象を与えることができます。

また、「同居はしたくない」という否定的な言葉を和らげる効果も期待できますよ。

 

義両親に理解を示しつつ同居できないことをはっきり伝える

 

同居を断るつもりであっても、まずは義両親の思いに耳を傾けて、理解を示すことが大切となります。

義両親の言いたいことを否定せずに受け止めてあげると、相手もあなたの思いを聞こうという気持ちになってくれるはずです。

 

その上で、同居はできないという強い意志をはっきりと伝えてみましょう。

 

感情的にならず低姿勢で

 

感情的になってしまうと、思いを伝えきれなかったり売り言葉に買い言葉になったりして、後々の関係に影響を及ぼす可能性があります。

「同居はできないけれどサポートをし合っていきたい」という思いを低姿勢で訴えてみましょう。

 

まとめ

 

 

本記事では、実際の体験談から角を立てない上手な断り方をご紹介しました。

できれば適度な距離を取りたいのに、義両親から同居を切り出されたらどうして良いのか悩みますよね。

 

断り方を間違えると後々の義両親との関係が悪化してしまうことも考えられるので、伝え方には細心の注意を払いましょう。

義両親の気持ちを受け止めつつしっかりお断りして、お互いに納得できると良いですね。

 

40代 主婦歴20年 夫、高3の娘、小5の息子の4人家族。 好奇心旺盛で、『迷ったら行動』がモットー。保育士として勤務する傍ら、休日は司会者、ハンドメイド講師として日々奮闘中。 最近、断捨離に目覚め成功!主婦の副業、PTAを楽しむ方法、子育てに関する記事が得意。

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