我が子が意地悪なお友達の被害に!幼稚園に言う?親がしていい対処法とは
「うちの子、幼稚園で意地悪されているみたい……」
幼稚園での子ども同士のトラブルはよくある話ですが、我が子が意地悪のターゲットになってしまうと悩みますよね。
実は、我が子のために親がしてあげられる対処法があります。
本記事では、実際のママたちの声や対処法、してはいけないことを紹介します。
意地悪なお友達の被害にあってモヤモヤしている方は、参考にしてくださいね。
【体験談】我が子が幼稚園で意地悪なお友達の被害に……悩むママたちの声
子どもたちが一緒に生活する幼稚園で、トラブルがあるのは仕方ないことかもしれません。
とはいえ、我が子が意地悪な友達の被害にあっていたら「何とかしなくては」と焦ってしまいますよね。
ここでは、実際に子どもが意地悪をされて悩むママたちの声を紹介します。
理由なく叩かれたりつねられたりされた
筆者の友人Aの体験談です。
Aの娘はもともと保育園に通っていましたが、年中から幼稚園に転入することになりました。
「仲良しのグループができていて、その中に入れないのでは……」と心配していましたが、仲良しのお友達ができて安心したそうです。
しかし数ヶ月たったある日、娘の腕に青あざを発見し、娘に聞くと「〇〇ちゃん(仲良しのお友達)につねられた」と言うのです。
つねられたのは初めてではないらしく、その友達は誰も見ていないところで娘をつねったり叩いたりするとのことでした。
翌日先生に相談したところ、先生は娘と友達に個別に話を聞いてくれたそう。
友達は娘に「ごめんね、もうしない」と謝り、それ以来はトラブルなく過ごすことができたそうです。
仲間はずれにされた
筆者の友人Bの体験談です。
当時、年長だったBの娘には、自己主張がはっきりしている女の子の友達がいました。
いわゆる女王様気質で、その子がささいなことで「〇〇ちゃん嫌い」と言い出すと、いとも簡単に仲間はずれが行われてしまうようでした。
あるとき、Bの娘がターゲットになってしまい、何をするにも「仲間に入れてあげない」「〇〇ちゃんはこれを使っちゃだめ」と仲間はずれにされてしまう事態に。
悩んだBは娘に「他のお友達と遊んでみたらどうかな?」と助言したことで、Bの娘は他の友達と遊ぶようになりました。
先生にいきさつを伝え、それでもしばらくは意地悪なことを言われていたようですが、ある日を境になにも言ってこなくなったようです。
「幼稚園に来ないで」と言われた
筆者のママ友の体験談です。
彼女の息子が通っていた幼稚園には、少し意地悪な男の子がいました。
他の子が遊んでいた道具やおもちゃを「使っちゃダメ」と奪い取ったり、気に入らないと「あっち行け」と言ったり……。
ある朝、「幼稚園に行きたくない」と息子が登園を拒否したので理由を聞くと、意地悪な男の子に「嫌いだから幼稚園に来ないで」と言われたとのこと。
その日は、どうしても行きたくないと泣きわめくので先生に事情を話し、1日休ませることにしたそうです。
先生は意地悪な男の子にしっかりと話をしてくれ、男の子が先生に連れられ「ごめんね」と謝ったことで、事なきを得たようです。
活発な女の子の友達に命令をされた
筆者のママ友の体験談です。
彼女の娘は内気でおとなしいタイプで、幼稚園でもお絵かきをしたり絵本を読んだり、静かに遊ぶことを好む子どもだったようです。
ある時から、彼女の娘は活発な女の子の意地悪のターゲットになってしまいました。
無理やり鬼ごっこに誘われ「〇〇ちゃん鬼ね」と何度も鬼をさせられたり、タッチをしたのに「もう一回鬼ね」と言われたりと、何かと意地悪をされるようになったとのこと。
また、他の友達にも「〇〇ちゃん(彼女の娘)と話したらダメ!」と命令していたそう。
先生に事情を話し、注意をしてもらうと一時的に収まったものの、また次のターゲットを見付けて同じことを繰り返していたとのことです。
意地悪な友達からターゲットにされている我が子……親がしてあげられることは?
我が子が幼稚園で意地悪なお友達の被害にあっていると知ったら、心が痛みますよね。
そんな時、親は我が子に何をしてあげればいいのでしょうか?
ここでは、考えられる対処法を紹介します。
- 子どもの話をじっくり聞き対策できるところはする
- 幼稚園の先生に相談してみる
- 子どもが登園拒否する場合はゆっくり休ませる
- 意地悪の場面を目撃したら本人に注意する
- 意外と親は知らないことも!意地悪してくる子の親にやんわり話す
子どもの話をじっくり聞き対策できるところはする
子どもの話をじっくり聞いてあげた上で、できる範囲で対策しましょう。
しっかりと耳を傾けて共感してあげることで、子どもは安心すると同時に、「どうしたらいいか」を考えられるようになります。
たとえば、我が子に意地悪をする友達がいるなら、「その子から離れたらどうだろう?」「先生に伝えてみようか?」などと我が子と一緒に対策を考えてみましょう。
意地悪をされた子どもをしっかりケアしつつ、ムリのない範囲で対策をすることが大切です。
幼稚園の先生に相談してみる
幼稚園内のトラブルは、幼稚園の先生に相談してみるのもいいでしょう。
意地悪をする子どもには何か理由があるかもしれないので、一度話を聞いてもらうと解決の糸口になる可能性が高いです。
また、状況を踏まえた上で、良いアドバイスをもらえるかもしれません。
子どもが登園拒否する場合はゆっくり休ませる
子どもがどうしても登園したがらない場合は、ゆっくり休ませてあげることも対処法の一つです。
1日ゆっくり休ませてあげることで、気持ちの切り替えができ、心と体が回復して元気に登園できるようになることもあります。
もしかすると、「翌日も行きたがらなくなるのではないか」「クセになるのではないか」などと不安になるかもしれません。
そんな時は、「明日は幼稚園に行こうね」などと子供と約束してみるといいでしょう。
意地悪の場面を目撃したら本人に注意する
幼稚園で意地悪の場面を目撃したら、本人に注意すると効果的なこともあります。
意地悪をしている本人に直接伝えると、意外と素直に話を聞いてくれることも。
ただし、相手は子どもなので、いきなり「なんで意地悪するの?」と責めるようなことは逆効果です。
「いつも遊んでくれてありがとう」とワンクッションを置き、「でも、こんなことされたら悲しいな……」と柔らかく伝えられるといいですね。
意外と親は知らないことも!意地悪してくる子の親にやんわり話す
意地悪してくる子の親に、それとなく話をしてみるのも対処法の一つです。
我が子に意地悪をしている子でも、家では良い子で、親は幼稚園での状況を知らない可能性があります。
相手の親に話をして状況を知ってもらうことで、改善につながることもあるでしょう。
ただし、親同士で直接話をする際は、伝え方に十分注意しましょう。
「おたくのお子さんに意地悪されていて……」のように伝えてしまうと、相手の親は自分の子どもを擁護したい気持ちになってしまうかもしれません。
「いつも仲良くしてもらってありがとうございます。この前こんなことがあって……」などと、やんわり切り出してみましょう。
幼稚園の意地悪なお友達にイライラ!親がしてはいけないこと
幼稚園の意地悪なお友達にイライラしたからといって、感情のままに行動してしまうと、後悔するような事態になりかねません。
ここでは、親がしてはいけないことをお伝えします。
- 暴走はモンスターペアレントだと思われる!過剰な干渉
- 悪口と思われるかも!ママ友への相談
- 意地悪してくる子の悪口を子どもに言う
暴走はモンスターペアレントだと思われる!過剰な干渉
我が子のことを思うあまり、過剰に干渉しないよう注意しましょう。
感情的になって暴走すると、その場を収めるどころか、モンスターペアレントだと思われてしまう可能性があります。
子どもが登園を嫌がるほどの意地悪をされているなら、迷わず幼稚園の先生に相談するのが賢明でしょう。
しかし、我が子のことを思うあまり、怒りにまかせて先生や相手のことを責めてしまっては前に進めません。
悩んだときは一度冷静になって、対処法を考えましょう。
悪口と思われるかも!ママ友への相談
子供が意地悪なお友達の被害にあっていることをママ友へ相談することは、できるだけ控えましょう。
相手の子供の悪口だと捉えられたり、噂話として広まったりする可能性があるからです。
また、相談したママ友が意地悪な友達の親と仲良くしている場合もあります。
ママ友のネットワークはどこでどう繋がっているかわかりませんので、ママ友に相談するのはできるだけ避けましょう。
意地悪してくる子の悪口を子どもに言う
我が子に意地悪をする友達の悪口を、我が子に言うことは控えましょう。
親が子供の前で悪口を言うと、子どもは親の言うことが正しいと思い込んでしまい、相手に歩みよろうとしなくなってしまいます。
相手のことを悪く言うのではなく、トラブルになっている原因や状況を客観的に把握することが大切です。
まとめ
本記事では、我が子が意地悪をされたときの対処法や、してはいけないことを紹介しました。
幼稚園で我が子が意地悪をされていたら、「何とかしてあげたい」と思いますよね。
そんな時は、本記事を参考にして子どもの気持ちに寄り添い、冷静に対処するよう心がけましょう。
我が子が1日も早く、楽しく登園できるようになるといいですね。
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