たまねぎの保存方法をまるっとおさらい!常温?冷蔵庫?冷凍はできるの?
常備野菜としてたまねぎを多めに買っておく家庭は多いでしょう。
しかし、常温で保存すべきか冷蔵庫で保存すべきかなど、今の保存方法でいいのか不安になることも。
本記事では、たまねぎの保存方法をまるっとおさらいします。
たまねぎの保存方法でお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。
たまねぎを丸ごと保存!長持ちする適切な保存方法
たまねぎを皮付きのまま、丸ごと保存する方法を紹介します。
- 野菜室に入れなくてOK!常温で保存する
- 通気性が大切!カゴやネットでの保存がおすすめ
- たまねぎは湿度に弱い!真夏は新聞紙で包み野菜室へ
- 丸ごとたまねぎはどのくらい持つ?
それぞれのポイントを順に詳しく紹介します。
野菜室に入れなくてOK!常温で保存する
たまねぎは野菜室に入れず、基本的に常温で保存しましょう。
野菜室に入れない方が痛みにくく、味も落ちにくいからです。
常温保存する場合は、風通しがよく日の当たらない場所での保存が適しています。
ただし、新たまねぎの場合は水分量が多いので、常温保存はNG。
たまねぎは常温で、新たまねぎは野菜室で保存することをおすすめします。
通気性が大切!カゴやネットでの保存がおすすめ
たまねぎは通気性の良いカゴやネットに入れて保存しましょう。
というのも、たまねぎは湿気を嫌う野菜で、湿気が多いと傷みやすいからです。
カゴやネットに入れて吊るして保存すると最大2ヶ月ほど持ちます。
この際、たまねぎはひとつずつ新聞紙で包み、お互いが触れ合わないようにしておくと更に日持ちしやすくなります。
たまねぎは、直射日光の当たらない乾燥した場所、なおかつ風通しがよい場所で保存してくださいね。
ちなみに、カゴなどがない時は、ストッキングを使って保存するのもおすすめです。
たまねぎは湿度に弱い!真夏は新聞紙で包み野菜室へ
真夏は、たまねぎを新聞紙に包んで野菜室で保存するのが望ましいです。
たまねぎは湿気に弱いので、気温と湿度が高くなる真夏は常温保存は避けるのがいいでしょう。
ただし、冷蔵庫に直接入れてしまうと湿度の高さからしなびてしまうことも。
冷蔵庫に入れるときは湿気対策として、新聞紙に包んでからポリ袋に入れましょう。
湿気を取り除く効果のある新聞紙は、たまねぎを守ってくれますよ。
丸ごとたまねぎはどのくらい持つ?
丸のままのたまねぎは、常温で2ヶ月以上もちます。
ただし、真夏に冷蔵庫や野菜室で保存する場合は、おおよそ1ヵ月が目安です。
たまねぎは湿度を嫌う野菜なので、湿気対策が保存期間を伸ばすカギになります。
ただし、新たまねぎの場合は水分が多いので、冷蔵庫保存でも1週間ほどで使いきるようにしましょう。
使いかけのたまねぎの保存方法は?
一度で使い切れなかったたまねぎの保存方法を紹介します。
- 半分に切ったたまねぎはラップで包んで野菜室へ
- スライスしたたまねぎは冷蔵庫で保存
2つの保存方法について、詳しくみていきましょう。
半分に切ったたまねぎはラップで包んで野菜室へ
使いかけのたまねぎは、ラップに包んでから保存袋に入れて野菜室で保存しましょう。
たまねぎは切り口から傷んでしまうので、切り口が空気に触れないようにピタッとラップで包むのがポイント。
保存袋に入れたら、空気はできるだけ抜いておきます。
しっかりと密閉させることで、冷蔵庫の中がたまねぎ臭くならないというメリットも。
この方法で1週間ほど日持ちしますが、切り口が空気に触れているためできるだけ早めに食べきりましょう。
スライスしたたまねぎは冷蔵庫で保存
スライスしたたまねぎは、空気に触れないように密封して冷蔵庫で保存します。
空気に触れないようにするに、ジッパーが付いた保存袋に入れるといいですよ。
保存袋がない場合は、ラップをするかタッパーに入れて保存しましょう。
ただし、スライスしたたまねぎは栄養やうま味が逃げてしまいやすいので、2〜4日を目安に早めに使いきるようにしてくださいね。
たまねぎの保存方法の疑問!冷凍保存できる?炒めてから保存する場合は?
たまねぎの保存方法に関する3つの疑問にお答えしていきます。
- たまねぎは冷凍保存できる?
- 炒めてから冷凍できる?
- 冷凍たまねぎの解凍方法は?
それぞれどのように保存すればいいのか、確認していきましょう。
たまねぎは冷凍保存できる?カットしてから冷凍庫がおすすめ
たまねぎは、冷凍保存することができます。
料理に使いやすいよう、あらかじめカットしてから冷凍するのがおすすめです。
【冷凍方法】
- たまねぎの皮をむく
- 使いやすい大きさ(みじん切り、薄切り、くし切りなど)にカット
- 冷凍用の保存袋に平らになるように入れ、空気をできるだけ抜く
- 冷凍庫で保存する
量が多い時は、使いやすい量に分けてラップに包んでおくと料理の時に使いやすくおすすめ。
冷凍で1ヶ月ほど保存が可能なので、保存袋に冷凍した日付を記入しておくと使い忘れがなくなります。
【冷凍のメリット】
- 日持ちする
- 甘みを感じやすくなる
- 調理時間が短縮される
冷凍して細胞が壊れたたまねぎは、加熱をすることによって水分が蒸発し、糖分が凝縮されて甘みを感じやすくなります。
また、洗ったり切ったりする手間が省けるので、調理時間が短縮されるのもうれしいポイントですね。
炒めてから冷凍できる?
たまねぎは炒めてから、冷凍保存できます。
あめ色になるまでしっかりと傷めておくと、甘みやうま味がアップしますよ。
炒め終わったら、小分けにしてしっかりと冷ましてから保存袋に入れましょう。
ただし、保存期間は3週間ほどと、炒めずに冷凍保存するよりも短くなるので注意が必要です。
冷凍たまねぎの解凍方法は?
冷凍たまねぎは、解凍せずにそのまま料理に使いましょう。
たまねぎは解凍すると、水分が多く出てビチャビチャになってしまうためです。
解凍をする必要がないので、必要な時にすぐ使えて便利ですね。
ただし、冷凍保存すると食感が失われてしまうので、サラダなどの生食には適しません。
冷凍たまねぎは、スープやカレーなどの煮込み料理との相性が抜群。
冷凍することで甘みやうま味が増して美味しく仕上がり、おすすめですよ。
まとめ
たまねぎはたくさんの料理に使うことができるため、常備野菜としてキッチンに置いてある家庭は多いですよね。
本記事では、たまねぎの保存方法をまるっとおさらいしました。
正しい保存方法を覚えて、毎日の食卓で大活躍するたまねぎを長く良い状態で保存しましょう。
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