育児が始まると夫婦喧嘩が激増!?その理由と解決方法をご紹介!

 

子どもが生まれて幸せなはずなのに、育児が始まるとなぜか夫婦喧嘩が多くなりがちです。

しかし、なぜ夫婦喧嘩が増えるのかお互い理解できず、どんどん険悪になってしまうことも。

 

本記事では、子育てで生じる夫婦喧嘩の原因は何なのか、その解決方法についてもご紹介します。

子どもが生まれてから増えた夫婦喧嘩にお悩みの方は、参考にしてくださいね。

 

育児中は夫婦喧嘩が増える!もめる理由とみんなの体験談

 

 

子どもが生まれるまでは仲の良い夫婦だったのに、育児のことになると喧嘩してしまうのはなぜなのでしょう?

育児中に起こる喧嘩の引き金について、私自身の経験も交えてお話しします。

 

言わないと動かない夫vs察して動いてほしい妻

 

育児中の夫婦喧嘩は、察して動いてほしい妻と、言わないと動いてくれない夫との間のギャップによって発生しがちです。

実際、我が家もそうでした。

 

「料理中だから子どものオムツを取り替えてほしい。」

「家の掃除をしたいから公園に連れて行ってほしい。」

 

目の前の状況を見たらわかるような事態でも、言わないと動いてくれない夫に対し、いつもイライラしていました。

夫は「言ってくれればやるよ。」と言うのですが、「言われなきゃやらないのかよ!」とさらにイライラが増す私。

 

忙しさを察してほしいのに期待に応えてくれないことが、喧嘩の原因となっていました。

結婚12年目となった今にして思うことは、「やってもらいたいことは、素直にお願いするにこしたことはない!」ということです。

 

夫は手伝いたくないわけでも愛情不足なわけでもなく、単に視野に入っていないだけ。

対して私の「察してほしい」の背景には「見ていてほしい」という思いがあったのです。

 

いろいろ試した結果、素直に「〇〇してくれたら嬉しいな!」とポジティブに伝えると、お互い嫌な思いをせず問題解決することがわかりました。

男性は察することが苦手な人が多いと知っておくと、不要な喧嘩をしなくて済みます。

 

育児や家事に協力しない夫にイラッ

 

子育て中に勃発する喧嘩の大半は、「夫の育児不参加」「家事分担の偏り」ではないでしょうか。

我が家は共働きでしたが、家事育児は主に私の仕事でした。

 

夫は「家事や育児は女性がするもの」という考えだったわけではないのに、サポート役に徹し、何かあった時が自分の出番だと考えていたようです。

私は家事と育児の偏りにイライラし、愚痴を言っては喧嘩になり、修復が効かないほどお互いを傷つけてしまうこともありました。

 

しかし家庭内が険悪な状態で子育てをするのも嫌だし、かといって離婚までは考えていなかったので、現状をどうにかしようと悩みました。

そして悩んだすえに辿り着いたのが、喧嘩ではなく、関係性が良くなるために言いたいことを我慢せずに言い合う「話し合い」をすること。

 

言いたいことを我慢せずに言える話し合いができれば、お互いの気持ちを理解し感謝の気持ちを持てるようになるのではないかと考えたのです。

そして、夫がやってくれないことを責めるのではなく、自分の感情にフォーカスして伝えるようにしました。

 

例えば、「たまにパパのご飯が食べたいな。週末はご飯作ってくれる?」といった言い方です。

結果、無駄な意地やプライドがお互いに失くなって、夫婦喧嘩ではなく良い形で言いたいことを言い合えるようになりました。

 

「気持ちのぶつかり稽古」のような話し合いにより、愛情を確認し合えるのはいいものです。

 

ほんの些細なやりとりで爆発

 

育児中は、普段の何気ない会話の中から夫婦喧嘩に発展することもあります。

我が家の場合は、「言った」「言わない」「聞いていない」で喧嘩になります。

 

「言ったでしょ」という言葉に対して「聞いていない」と言い返されると、頭の中でバトル開始のゴングが。

大切なことを忘れられて頭にきている私に対し、夫は自分の立場を守るために必死に言い訳をして、言い合いはいつも平行線です。

 

ただ、ヒートアップしてしまうと本心ではなくても相手を傷つけてしまうことをお互いわかっています。

そのため、例えばお風呂に入って距離を置くなどして、一度冷静になることを心がけています。

 

お互い虫の居所が悪いと、ほんの些細なやりとりでの爆発もありますよね。

そんなとき、クールダウンの方法をお互いに知っていれば、喧嘩も長引かずに済むはずです。

 

育児の方針の違いで喧嘩

 

育児中は、子どもに対する育児方針の違いにより夫婦喧嘩が増えることもあります。

より良い子育てを目指すために、意見をぶつけ合って話し合うのは自然なことです。

 

しかし話し合いではなく喧嘩ばかりしていては子どもに悪影響を与えてしまい、本末転倒ですよね。

我が家は、子育て方針の違いから別居までしたことがあるので、それは身に染みて実感しています。

 

習い事など教育にかけるお金の部分で意見が合わず、別居にまで至りましたが、「子どもが将来どんな大人に育ってほしいか」は私も夫も同じでした。

将来のゴールが同じだったことで、話し合いながらお互い歩み寄ることができて、今は仲良く暮らしています。

 

私の経験から、どんな大人に育ってほしいのかを話し合っておくことで、育児や教育方針の違いが出てきても大きな夫婦喧嘩にならずに済むと考えられます。

 

家庭内のルールが噛み合わず…

 

育児中は、家庭内のルールが噛み合わないことで夫婦喧嘩が増えることもあります。

夫婦とはいえ、育った環境も価値観も違うので、噛み合わないことがあるとしても当然です。

 

我が家は、家族が気持ちよく過ごせるように、「おはよう」「おやすみ」などの挨拶をきちんとするというルールを作りました。

というのも、夫がまったく挨拶をしない人だったからです。

 

「おはよう」と挨拶しても、「んん」、「おかえり」と挨拶しても「あぁ」しかかえってきません。

こちらとしては、「機嫌が悪いの?」「具合が悪いの?」と余計な気を使ってしまいます。

 

子どもへの影響もあるので、きちんと挨拶はしてもらいたいと夫に伝えましたが、「家族で挨拶するのは他人行儀過ぎる」と言うのです。

挨拶しないことを無理やり正当化しているように感じ、私が夫を責めたことで喧嘩になってしまいました。

 

夫の意見も尊重すべきだったのかもしれません。

しかし私にはそれができず、結局挨拶は家族のルールとなりましたが、夫は守ったり守らなかったりです。

 

いつか挨拶が日常になるだろうと期待をし、私は挨拶し続けています。

 

感染症対策への価値観の違いが火種になることも

 

近年ではコロナ禍による育児への不安感もあり、感染対策の価値観の違いから喧嘩になることもありますよね。

我が家の場合は、外食のことでいつも喧嘩になります。

 

私は感染を避けるため外食はしたくないのですが、夫は「外食くらい大丈夫!」と外で食事をしたがります。

感染したときのリスクを考えたら、我慢できないものかと思いますが、感染リスクの価値観をそろえるのは難しいものです。

そこで我が家では、自分の意見が通った方が、相手のストレス軽減に務めます。

例えば外食しないなら外食の雰囲気を食事の中に取り入れ、外食する場合は混んでいない店を選ぶなど、相手を思いやるのです。

 

育児中の夫婦喧嘩を避ける方法は?双方の歩み寄りが大切!

 

 

育児中の夫婦喧嘩を避けるには、思いやりと歩み寄りが必要です。

夫婦といえども、生まれも育ちも違う他人同士なので、育児の価値観が違うのは当たり前ですよね。

 

だからこそ喧嘩になる前に踏みとどまりたいものです。

そこで、夫婦喧嘩を避ける方法についてお話ししていきます。

 

相手を思いやる気持ちをもつ

 

育児中に夫婦喧嘩を避けるには、相手の気持ちになって思いやることが大切です。

とはいえ、お互いに思いやりを表現するのは簡単なことではありません。

 

毎日少しでも何か行動し、自然と相手を思いやる気持ちを表現できるようになりたいものです。

例えば、朝はどんなに忙しくても玄関まで見送るなど、ちょっとした配慮があるだけで、相手も気持ちに気づいてくれます。

 

ここで大切なのは、相手には何も求めないことです。

自分がこんなにしているのに相手はしてくれないと感じると、不満ばかりが出てきてしまいます。

 

自分が相手のためにして心地よい行動を無理なく継続するのがコツです。

 

夫婦であろうと元々は他人であることを忘れない

 

夫婦であろうと元々は他人だということを忘れないでいれば、育児中の夫婦喧嘩を避けられます。

夫婦に子どもが生まれて「家族」になると、親や兄弟より近い存在になります。

 

家族には甘えや依存が生まれて、会話がぞんざいになっても構わないと感じる方もいるかもしれません。

いくら安らぎに溢れた夫婦間でも、会話も態度もぞんざいに扱われたら喧嘩の原因になることも。

 

夫婦は結局のところ他人なのですから、大人同士相手をきちんと敬い、気遣うことが大事です。

 

じっくり話し合う時間をとる

 

育児中の夫婦喧嘩を避けるには、じっくり話し合う時間をもつことが大切です。

子どもが生まれると育児中心の生活が始まります。

 

育児や仕事で忙しくしていることで、コミュニケーション不足によるすれ違いが出てきて、夫婦喧嘩の原因となることもあります。

コミュニケーションがないので、目に見えることだけを指摘してしまい、それが溝となってしまう悪循環。

 

溝が深くなる前に、二人の時間を作って話し合うことが大切です。

週末の晩酌に付きあったり、子どものお迎えに少し早く出てドライブをしたり、30分でもいいので二人の時間を作って話をすることですれ違いを防げます。

 

家事を助ける便利グッズを導入する

 

育児中の夫婦喧嘩を避けるには、家事の負担を減らすための便利グッズを導入するのもおすすめです。

毎日、仕事や子育てをしながら家事をこなすには時間が足りず大変なので、家事分担に偏りがあるとストレスから夫婦喧嘩が勃発することも。

 

例えば、お掃除ロボットや食洗器などの文明の利器を利用すれば、家事に当てていた時間が空きます。

少しでも睡眠時間を増やし、夫婦の時間を作れたら、ストレスも夫婦喧嘩も減るのではないでしょうか。

 

周りを頼りながら育児をする

 

育児中の夫婦喧嘩を避けるには、周りを頼ることも大切です。

子育ての責任感から、人に頼るのが苦手な方や罪悪感を抱く方もいるかもしれません。

 

しかし、頼りたいのに頼れない状況が続くと、ストレスにより病気になる危険性もあります。

育児について誰かに頼るのに抵抗があるのであれば、それ以外のことを誰かに頼るという選択肢もあります。

 

例えば、料理や掃除などを家事代行に頼んで、その間に子どもとお昼寝をするなどゆっくり過ごしてリフレッシュすればよいのです。

コロナ禍でなかなか気軽には頼れないかもしれませんが、夫以外にも、家の外に頼れる相手がいると安心感につながります。

 

まとめ

 

 

育児中に起こる夫婦喧嘩の原因は何なのか、その解決方法についてもご紹介しました。

夫婦喧嘩は正直、気力・体力ともに疲弊します。

 

しかし、育児中に夫婦喧嘩になりやすい理由や他の人の体験談を知っていれば、夫婦喧嘩にならずに済むこともあります。

また夫婦喧嘩を避けるには、お互いを思いやり歩み寄ることが大切です。

 

子どもが生まれてから増えた夫婦喧嘩にお悩みの方はぜひ参考にし、険悪になることなく夫婦で子育てを楽しんでください。

 

40代  主婦歴12年  夫と中学1年♂小学4年♀5歳♀の5人家族、夫は単身赴任中 ワンオペフルタイムの慌ただしい日常の中でも、“片付けない片付け“できれいなお部屋をキープしています。 掃除、整理収納、子育ての記事が得意。

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