カウンターテーブルのDIYは簡単!脚付き・壁付け・カラボ使用の作り方
便利でおしゃれなカウンターテーブルにあこがれている人は多いのではないでしょうか。
でも、カウンターテーブルを設置するためにリフォームをするのは、経済的にも労力的にも負担が大きいですよね。
実はカウンターテーブルを簡単にDIYする方法があるんです。
本記事では、簡単に作れるカウンターテーブルの種類と基本の作り方を紹介します。
カウンターテーブルを導入したいと思っている方は、参考にしてくださいね。
DIYで簡単に作れるカウンターテーブルの種類
そもそもDIYで作れるカウンターテーブルにはどんな種類があるのでしょうか?DIYできる主なタイプは4つです。
- キッチン対面型
- キッチン収納併用型
- 壁つけ
- 間仕切りを兼ねる
詳しく説明していきますね。
キッチン対面型のカウンターテーブル
対面式のキッチンに設置するタイプのカウンターテーブルです。
このタイプのカウンターテーブルは、キッチンで作った物をすぐに配膳できるので便利です。
予備の作業台としても使えるので家事や作業が捗ります。
また、ちょっと座ってお茶を飲んだり、軽食をつまんだりする時のスペースとしても重宝します。
夜はミニバーのように、おしゃれな雰囲気を楽しめるのもいいですね。
初心者がDIYで作るのにもおすすめのカウンターテーブルです。
キッチン収納併用型のカウンターテーブル
たくさんの収納がついているタイプのカウンターテーブルです。
収納がたくさんあっても作り方は簡単。気に入った市販品の棚に、引き出しや扉を付けるだけです。
キッチンは物が増えて散らかりやすいので、収納スペースがたくさんあると助かります。
キッチン収納併用型のカウンターテーブルを導入すると、キッチンが片付いてスッキリしますよ。
また、キッチンの色やインテリアの雰囲気に合わせてDIYできるので、イメージ通りの家具を置きたい方におすすめです。
壁つけのカウンターテーブル
壁付けタイプは、キッチンや部屋の壁に沿って取り付けるタイプのカウンターテーブルです。
テーブルの奥行きが30㎝あればさまざまな作業ができるので、狭い部屋やワンルームの部屋などにうってつけ。
在宅勤務やリモートワークが増えたのをきっかけに、壁付けタイプのカウンターテーブルを活用する人が増えました。
ワークスペースや書斎として使用するのがおすすめです。
間仕切りを兼ねるカウンターテーブル
部屋の中央にカウンターテーブルを置き、間仕切りとして活用する方法です。
従来のシンクがキッチンの壁に沿って設えられている場合、簡単に部屋を仕切ることができます。
間仕切りタイプのカウンターテーブルは、カラーボックスなどを組み合わせて天板を置くのがおすすめ。
カラーボックスの収納の便利さと安定した使い心地で、調理の予備スペースとして使うこともできます。
簡単DIY!基本的なカウンターテーブルの作り方
それではいよいよ、カウンターテーブルの基本的な作り方を解説します。カウンターテーブルを作る主な工程はたったの4つです。
- 天板に使う木材を用意する
- 天板の加工やアレンジをする
- アイアンなど既製品の脚をつける
- 脚も木製にする場合はビスなどを使って組み立てる
詳しく説明していきますね。
1.天板に使う木材を用意する
カウンターテーブルのサイズを決めたら、まずは天板の材質を選びましょう。
木材の質や色などお好みで選んでかまいませんが、DIY初心者にはメンテナンスが簡単な集成材がおすすめです。
材料はホームセンターで購入できますが、中にはカットのサービスを行なっているところもあります。
購入した木材のカットを無料でサービスしているところや、購入価格によって有料となるところなど、さまざまなサービスがあるので要チェック。
加工済みの天板を使ってカウンターテーブルを作るのも、簡単かつ美しい仕上がりになるのでおすすめです。
2.天板の加工やアレンジをする
天板をカットしたら、ささくれなどでケガをしないように縁や角を整えましょう。
天板の表面を整えるにはサンドペーパーを使います。
目の細かいサンドペーパー(#240程度)で磨き、仕上げのオイルステイン(着色塗料)を塗るのがDIY初心者におすすめ。
オイルステインはペンキやニスと違い、塗料を木にしみ込ませて着色するので、取り扱いが簡単です。
表面の凹凸が気になる場合は、目の粗いサンドペーパー(#60・#120など)で整え、細かいサンドペーパーで木材の表目を整えてからオイルステインを塗ります。
角を丸くしたり天板に模様を刻んだりなど、お好きなデザインで加工しましょう。
3.アイアンなど既製品の脚をつける
最後にテーブル用の脚を取り付けたら、カウンターテーブルの完成です。
ホームセンターには、既製品のアイアン脚や木製のテーブル脚などが手頃な価格で売られています。
取り付けも簡単なので、手軽にDIYを楽しめますよ。
4.脚も木製にする場合はビスなどを使って組み立てる
脚を木製にしたい場合は、ビスを使って組み立ててから、天板に取り付けましょう。
必要なパーツはすべてホームセンターで揃います。
サイズやデザインを吟味し、自分好みの素材を選びましょう。
簡単DIY!壁に直接つけるカウンターテーブルの作り方
壁に天板を直接取り付けるタイプのテーブルカウンターもあります。設置する工程は2ステップととても簡単です。
- 棚受けを壁に設置する
- 加工やアレンジをした天板を棚受けにのせて固定する
詳しく説明していきますね。
1.棚受けを壁に設置する
まずは天板を固定する棚受けをしっかりと設置します。棚受けはホームセンターで購入できます。
テーブルを設置する位置を決め、どこに棚受をつけるかマスキングテープなどで印をつけましょう。
壁の中の下地材に棚受けを取り付けてしっかり固定するのがポイントです。
2.加工やアレンジをした天板を棚受けにのせて固定する
天板の仕上げが済んだら棚受けに乗せて固定しましょう。
安心して使えるよう、ねじや接着剤などを使ってしっかりと固定します。
簡単DIY!カラーボックスを使ったカウンターテーブルの作り方
最後に、カラーボックスを使ったカウンターテーブルの作り方をご紹介します。作り方は以下の3工程です。
- カラーボックスを組み立てておく
- カラーボックスのサイズや色に合う天板を探す
- カラーボックスに天板を固定する
詳しく解説します。
1.カラーボックスを組み立てておく
最初にカラーボックスを組み立てましょう。
カラーボックスはメーカーによって色やサイズが異なるので、希望の高さのカラーボックスを探して購入しましょう。
また、必要なカラーボックスの数は、カウンターテーブルのデザインや長さによって変わります。
収納の使いやすさやバランスを考えてデザインを決めましょう。
天板を支えられる十分な強度になるよう、天板とカラーボックスの位置を決めます。
2.カラーボックスのサイズや色に合う天板を探す
次に、組み立てたカラーボックスのサイズに合う天板を探しましょう。
多くのホームセンターでは、カラーボックスと同じ色で天板として使えそうなカラー板を取り揃えています。
カラー板は基本的にカットできませんので、希望の大きさの板を探しましょう。
加工済みのテーブル用天板を使うのも便利です。
3.カラーボックスに天板を固定する
最後にカラーボックスの位置を決めて置き、天板との接着面に木工用ボンドを塗ります。
天板を載せて接着したら、L字金具でカラーボックスと天板を固定しましょう。
なお、木工用ボンドで接着せず、L字金具だけで固定してもかまいません。
化粧板等でカラーボックスの背面を隠すと、美しい仕上がりになります。
まとめ
おしゃれなカウンターテーブルに憧れはするものの、さまざまな理由であきらめてしまった方は多いのではないでしょうか。
本記事では、簡単にDIYできるカウンターテーブルの基本的な作り方と種類をご紹介しました。
カウンターテーブルを導入し、おしゃれで優雅な暮らしを実現したいと思っている方は、ぜひ本記事を参考にカウンターテーブル作りに挑戦してみてくださいね。
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