布団をダニから守る!ダニ対策と駆除方法をご紹介

1日の疲れを癒す場所でもある布団に、ダニが大量発生したら困りますよね。

ダニのせいでかゆみが出たりアレルギーになる可能性もあり、良質な睡眠が取れない原因にも繋がります。

本記事では、布団をダニだらけにしない対策や駆除方法を紹介します。

https://iwrite-media.jp/wp-content/uploads/2023/01/IMG_0155-300x300.jpg
Hikko

布団をダニから守りたい方や、普段あまり布団のお手入れをしていない方は、ぜひ参考にしてくださいね。

布団をダニから守る!ダニ対策6選

大きくて重い布団はお手入れが大変ですが、小まめに掃除をしていないとダニの温床となってしまいます。

そこで、布団をダニから守るために普段から取り組めるダニ対策を6つご紹介します。

1. 掃除機をかける

布団をダニから守るには、こまめに掃除機をかけるのが効果的です。

「なんだか寝起きにくしゃみや咳が出る」ということはありませんか?

その原因は、ダニのフンや死骸のせいかもしれないので、自分が吸い込む前に掃除機で吸い取ってしまいましょう。

ダニのフンや死骸を吸い込んだり触れたりすると、咳やくしゃみが出るだけでなく、アレルギー症状を発症する恐れもあります。

2. こまめにシーツを替える

こまめにシーツを替えるのも、布団をダニから守るのに大切な対策です。

シーツは直接肌に触れるため、布団の中で最もダニのエサとなる、フケや垢などが付着しやすい部分だからです。

ダニにとって、人間や動物のフケや皮膚・角質などは貴重なタンパク源となるため、シーツを清潔に保つことはダニの繁殖を防ぐことに繋がります。

薄いシーツは自宅の洗濯機でも洗えるので、少なくとも週に1回はシーツを洗うようにしましょう。

3. 布団やマットレスに風を通す

布団のダニ対策として、布団やマットレスの風通しを良くすることも大切です。

布団の中は、人間が寝ている間にかく汗と湿気により湿度が高くなります。

ダニは湿度が高くて暖かいところを好み、繁殖しやすくなるため、小まめに布団やマットレスを風通しの良いところで乾燥させましょう。

雨の日や湿度の高い時季などは、布団乾燥機を使用して乾燥させるのもおすすめです。

4. 防ダニ効果のある布団を使う

布団をダニだらけにしないためには、ダニを防ぐ加工が施されている防ダニ布団を使うのも有効です。

防ダニ布団には、大きく分けて次の2種類のタイプがあります。

  1. 薬剤によりダニを寄せ付けない効果のあるもの
  2. 生地を高密度に織ることでダニの侵入を防ぐもの

薬剤加工の布団のメリットは、普通の布団と変わらない使用感で、通気性も劣らないところです。

ただ、洗濯を重ねると防ダニ効果が薄れてしまうデメリットがあります。

高密度織り生地の布団のメリットは、何度洗っても防ダニ効果が持続しやすいところです。

しかし、通気性が悪く普通の布団と比べてムレやすいデメリットがあります。

どちらもダニを防ぐという点は同じですが、それぞれ特徴や効果が違います。

https://iwrite-media.jp/wp-content/uploads/2023/01/IMG_0155-300x300.jpg
Hikko

購入する際は自分のニーズに合うか、しっかり比較・検討して選びましょう。

5. あらかじめダニ除けシートなどダニ防除グッズを使う

布団をダニから守るためには、ダニ除けシートなどのダニ防除グッズを使うのも一つの方法です。

ダニを防ぐアイテムには布団以外に、カーペットやソファーなどの下に敷いておくだけでダニを寄せ付けない、忌避効果のあるシートもあります。

ダニが嫌がる天然由来の植物成分により、ダニから布団やカーペットなどを守るアイテムなので、安心して使えます。

ただし、ものによって効果の持続期間が異なるため、あらかじめ効果をチェックしておきましょう。

6. 布団を押し入れに入れっぱなしにしない

布団を押し入れなどの収納場所にずっと入れたままにし ないことも、ダニ対策になります。

ダニにとっては、暗くて湿っぽいところは最高の環境なので、布団を押入れに入れっぱなしにしておくとダニが繁殖しやすくなるのです。

たまに押し入れから布団を出して外の空気に触れさせたり、乾燥機にかけるなどしてお手入れすると、ダニの繁殖を抑えられます。

布団にダニが発生してしまったら…?駆除方法をご紹介

ダニは、居心地の良い場所では短期間でたくさん繁殖してしまいます。

そこで、ここからは発生してしまったダニの駆除方法を6つご紹介していきます。

1. 布団乾燥機やスチームアイロンを使う

ダニは暖かいところが好きですが、50度以上の熱に30分以上さらされると死滅し、60度以上の熱の場合はほぼ即死すると言われています。

そのため、布団乾燥機やスチームアイロンを使って布団に高い熱を当てると、ダニを駆除できます。

【布団乾燥機によるダニの駆除方法】

  1. 敷布団の上にマットを広げる
  2. 接続口にホースを繋いで、マットの上に掛け布団を広げる
  3. コースや時間を決めてスタート(ダニ退治モードがあれば選択)
  4. 乾燥が終わったら、ダニの死骸を吸い取るため、掛け布団と敷布団の両方に掃除機をかける

【スチームアイロンによるダニの駆除方法】

  1. スチームアイロンを強にして起動
  2. タオルなどの当て布の上からスチームを3秒ほど当てる
  3. 布団全体にスチームを当てる
  4. スチームを当て終わったら、風通しの良いところで天日干し
  5. 充分に布団が乾いたら、布団に掃除機をかける

※スチームアイロンは約100度以上の高温となるため、布団の素材によっては劣化や傷みの原因となる可能性があります。
そのため、使用する際は洗濯表示タグを確認してから使うことをおすすめします。

2. コインランドリーの乾燥機にかける

布団に発生したダニは、コインランドリーを利用することでより手軽に退治できます。

コインランドリーの乾燥機は、中温は約60〜70度・高温は約70〜80度にもなるため、ダニを手早く退治できるのです。

さらに、乾燥させる時に吸収して死滅したダニなどをフィルターへ送る機能も備わっているため、乾燥後に掃除機をかける手間も省けます。

ただし、素材によっては乾燥機使用不可の布団もあるため、使用する前には必ず洗濯表示を確認してくださいね。

3. ダニとりシートを使う

先ほどダニの予防対策としてダニ除けシートを紹介しましたが、ダニを駆除するためのダニとりシートもあります。

使い方はダニ除けシートと同じですが、ダニとりシートの場合は名前の通り、ダニをシートの中に引き寄せて粘着テープや特殊な方法で捕獲します。

簡単に使用でき、比較的長い持続効果を期待できますが、ものにより金額も効果もさまざまなので、当たり外れがあるようです。

4. ダニ駆除スプレーを使う

最も手軽に使用できるダニ駆除アイテムとしては、スプレータイプのものがおすすめです。

噴射するだけでダニを駆除・予防できるため、洗濯ができないソファーなどにも使用できます。

スプレーを噴射した箇所は、しっかり乾燥させてから掃除機をかけることが大切です。

5. 黒いビニールシートや不織布で覆って天日干しする

ダニの駆除方法として昔からよく聞くのが、天日干しにする方法ですが、普通に天日干ししただけではダニの駆除効果は期待できません。

黒いビニールや不織布をかけて天日干しをすることで、布団内部の温度が60度以上に上がり、ダニを死滅させられます。

布団を黒いビニールや不織布で覆って干す場合も、両面をしっかりと天日干しにし、最後は掃除機でダニのフンや死骸を吸い取るようにしましょう。

6. 布団クリーニングを利用する

手間をかけずに確実にダニを駆除したい方には、布団クリーニングがおすすめです。

布団クリーニングであれば、プロが素材に合わせた洗濯・乾燥方法で丁寧に布団をお手入れしてくれるため、布団を傷める心配がありません。

布団で違いはあるの?ダニが発生しやすい、発生しにくい素材とは?

ダニの発生を防ぐには、小まめに布団のお手入れをすることが大切ですが、はじめからダニが発生しにくい布団を選ぶことも重要です。

ダニが発生しやすい素材:木綿や羊毛

木綿や羊毛といった天然素材はダニのエサとなるため、ダニを寄せ付けやすく、湿気や温度が高くなるとダニが繁殖しやすくなります。

ダニが発生しにくい素材:ポリエステル、ウレタン、樹脂

化学繊維であるポリエステル・ウレタン・樹脂は、通気性も良く保温力が低めなので、ダニが繁殖しにくい環境だといえます。

まとめ

布団をダニだらけにしない対策や駆除方法を紹介しました。

毎日の快適な眠りには欠かせない布団ですが、お手入れを怠っていると、ダニにとっても居心地の良い場所となってしまいます。

日々の小まめなお手入れで布団を清潔に保ち、ダニから布団を守りましょう。

30代 主婦歴6年目 夫と愛娘、オス猫と生活中 結婚して5年程は子宝に恵まれず、ストレスや体質改善に向き合ってきました。結果、身体を芯から温め癒してくれる温泉のトリコに。 現在は仕事・家事・慣れない育児に追われながらも、『色んな場所に温泉旅行に行く』という野望を胸に日々奮闘中です!

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。