赤ちゃんが離乳力を急に食べなくなった!考えられる理由と対処法を解説
「離乳食をたくさん食べて元気に成長してほしい!」
そんな時、赤ちゃんが何の前触れもなく離乳食を食べなくなったら心配ですよね。
実は、赤ちゃんが離乳食を食べないのには理由があるんです。
本記事では、赤ちゃんが離乳食を急に食べなくなった原因と対処法を紹介します。
離乳食をしっかり食べて欲しいと願っているお母さんは、参考にしてくださいね。
赤ちゃんが離乳食を急に食べなくなった原因
赤ちゃんが急に離乳食を食べなくなったのはなぜなのでしょうか?
主な原因は次の5つと考えられます。
- 飽きた
- 食べること以外のものに興味が向いている
- 固さや大きさなどが合わず食べにくい
- イヤイヤ期が始まった
- 体調が悪く食欲がない
それぞれの原因を解説します。
1. 飽きた
赤ちゃんが急に離乳食を食べなくなったのは、離乳食に飽きてしまったことが原因だと考えられます。
赤ちゃんも大人と同じで、離乳食の味やメニューがマンネリ化してしまうと飽きてしまうことがあります。
特に離乳中期の7ヶ月〜9ヶ月頃には、味覚がしっかりし始めてくるので、同じ味やメニューが続くと味に飽きてしまい食べなくなることも。
メニューや味のバリエーションを増やすことで食べてくれる可能性が高くなります。
赤ちゃんが食べられるように工夫をし、無理をしないように食べさせてあげましょう。
2. 食べること以外のものに興味が向いている
赤ちゃんが離乳食を食べなくなった原因の一つに、食べること以外のものに興味が向いていることが考えられます。
遊びに夢中になっているということは、自我が発達していて成長している証。
特に離乳食初期は、お腹が空いているのに食べてくれない場合もあります。
無理をせず様子を見ながら、赤ちゃんが離乳食に目が向いて興味を持つようになったら少しずつ食べさせてみましょう。
3. 固さや大きさなどが合わず食べにくい
赤ちゃんが食べない原因として、離乳食の固さや食材の大きさなどが合わないことが考えられます。
食材が固かったり、大きすぎたりすると赤ちゃんが食べにくさを感じ、食べるのを拒否してしまうことも。
また、野菜の繊維が残っているのも嫌がることがあります。
しかし、7〜8ヶ月の「モグモグ期」になると口の中が発達してくるので、今までの柔らかい離乳食を嫌がる場合があります。
離乳食を与える時には、赤ちゃんに合った食材の固さや大きさに合わせることが大切です。
4. イヤイヤ期が始まった
離乳食を食べなくなったのは、イヤイヤ期が始まったことも原因と考えられます。
1歳〜3歳ごろの子供に多く見られるのが「イヤイヤ期」です。
イヤイヤ期の子供は、何をやっても否定や拒否をしてしまいます。
お母さんに食べさせてもらわず、自分で食べたいという気持ちから食べなくなることもあります。
「イヤイヤ期」は成長段階の一つと理解し、離乳食を食べない場合は、見守りながら自分で食べさせてみるのも一つの手段です。
5. 体調が悪く食欲がない
急に離乳食を食べなくなった原因は、体調が悪くて食欲がないことが考えられます。
いつもより元気がなかったり、気分がすぐれなかったりなど、体に異変が起きると離乳食を食べなくなる場合があります。
注意深く様子をみて、食べない状態が続くようであれば病院での受診が必要です。
赤ちゃんが離乳食を急に食べなくなったときの対処法
赤ちゃんが離乳食を急に食べなくなったらどうすれば良いのでしょうか?
主な対処法は8つあります。
- 無理に食べさせない
- 原因を考えてみる
- 味付けやメニューに変化をつける
- スプーンを変える
- 赤ちゃん自身に食べさせる
- 遊ばせて運動量を増やす
- 子供のペースに合わせて離乳食を減らす
- 体調が悪そうなら病院へ連れて行く
それぞれの対処法を詳しく説明します。
1. 無理に食べさせない
赤ちゃんが離乳食を食べなくなった時は、無理に食べさせないようにしましょう。
お母さんが焦って無理に食べさせようとすると、赤ちゃんは食べるのが嫌になってしまいます。
せっかく用意した離乳食を食べてくれないのは、お母さんにとって辛いことですが、無理せず赤ちゃんに合わせて食べさせてあげることが大切です。
「せっかく作ったのに…」とイライラした気持ちを一旦落ち着かせて、「ご飯おいしいね」などと笑顔で優しく声をかけ、楽しい雰囲気を作ってあげましょう。
2. 原因を考えてみる
赤ちゃんが離乳食を食べなくなったら、まず原因を考えてみましょう。
今まで普通に食べていたのに、突然食べなくなったのには必ず原因があります。
どういったことが原因なのかを考えないと、対処する方法も見つかりません。
たとえば、お腹が空いていなかったり、体調が悪かったりなど赤ちゃんによって原因はさまざまです。
しっかり原因を考えた上で対処しましょう。
3. 味付けやメニューに変化をつける
離乳食を食べなくなった時は、味付けやメニューに変化をつけてあげましょう。
大人同様、赤ちゃんも同じ味付けやメニューが続くと飽きてしまい、食べなくなることがあります。
味付けやメニューのバリエーションを増やして、マンネリ化しないようにすることが大切です。
4. スプーンを変える
スプーンを変えるのも、離乳食を食べなくなった時の対処法の一つです。
スプーンの形状や素材が赤ちゃんに合ってない場合があります。
赤ちゃんの唇に乗せやすく先端が細い、シリコン製のスプーンがおすすめです。
月齢に合ったものを使うようにしましょう。
5. 赤ちゃん自身に食べさせる
急に離乳食を食べなくなったら、赤ちゃん自身に食べさせてみるのも一つの方法です。
手掴みやスプーンを持って食べることを覚えると、楽しくなって食べ始める場合があります。
細かく切った野菜や小さく握ったおにぎりなどは、手掴みやスプーンでも食べやすいのでおすすめです。
赤ちゃんが自分で食べる楽しさを学べば、離乳食を積極的に食べ始める可能性があります。
食べることに興味を示すまで、気長に待つことが大切です。
6. 遊ばせて運動量を増やす
離乳食を食べなくなったら、たくさん遊ばせて運動量を増やしてみましょう。
離乳食を食べないのは、お腹が空いていない可能性も。
公園などでたくさん遊んで体を動かせばお腹も空くので、食べることに期待が持てます。
天気のいい日はそのまま公園で食事をすれば、環境も変わり食べてくれる可能性が高くなります。
お腹を空かせるためにたくさん遊んであげましょう。
7. 子供のペースに合わせて離乳食を減らす
離乳食を食べなくなった時は、子供のペースに合わせて離乳食の量を減らしてみましょう。
食べない原因の一つに、食事の量が多すぎるというのがあります。
食べる量は子供によってさまざまなので、一度に多く与えようとしても食べられません。
食べてくれないことにイライラしている親のストレスは子供にも伝わりやすいので、子供のペースに合わせて離乳食の量を減らしてみるなどの調整をしてみると良いでしょう。
無理をせず、様子を見ながら食べさせてあげることが大切です。
8. 体調が悪そうなら病院へ連れて行く
離乳食を食べない時は体調不良も考えられるので、病院へ連れていくことも対処法の一つです。
大人と同じように、赤ちゃんも体調が悪い時は食欲が落ちてしまい食べられないことがあります。
離乳食を食べなくなったらしばらく様子を見て、どうしても食べないようであれば、病院で受診するのがおすすめです。
医師の診断で体調に問題がなければ、他の原因を考えてみましょう。
まとめ
今まで好き嫌いなく離乳食を食べていた赤ちゃんが急に食べなくなったら、慌ててしまいますよね。
でも、食べさせ方や食べる環境などを工夫すれば食べてくれる可能性があります。
まずは、食べなくなった原因を考え、焦らずゆっくり対処することが大切です。
本記事では、赤ちゃんが離乳食を急に食べなくなる原因と対処法について解説しました。
本記事で紹介した原因と対処法を参考に、赤ちゃんの健やかな成長を見守ってあげてくださいね。
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