壁紙張り替えDIYのやり方を初心者向けに解説|道具一覧や正しい手順も
「壁紙の張り替えを自分でやってみたい!」
でも、diy初心者だと何から始めれば、どういう道具が必要なのかわかりませんよね。
本記事では、壁紙の張り替えをDIYするやり方と、壁紙の張り替えに必要な道具を初心者にわかりやすく解説します。
壁紙の張り替えをDIYしたいと思っている方は参考にしてくださいね。
壁紙をDIYで張り替える前に知っておきたいこと
壁紙を張り替える前に知っておくべきことがいくつかあります。
まずは以下の4点を踏まえておきましょう。
-
- 壁紙DIYにかかかる費用と時間
- 柄がずれる・空気が入る
- 初心者にはのり付き壁紙がおすすめ
- 住まいが賃貸の場合は注意が必要
詳しく解説します。
1. 壁紙DIYにかかかる費用と時間
最初に、壁紙の張り替えにかかる費用と時間を把握しておきましょう。
壁紙DIYにかかる時間は、1部屋を40㎡としておよそ3~5時間です。
下処理のパテがけを入れると、2日ほどは見ておきたいところ。
また、主な材料費は以下の通りです。
- 天上面9,471円
- 壁面16,896円
- 道具、下地処理などの費用約5,000円位
- 柄のない壁紙:14,971円~
- 柄のある壁紙:22,396円~
※壁面に30m、天井面に12mの壁紙を使用した場合
壁紙は、1面にアクセントカラーを入れると部屋の雰囲気がしまっておしゃれに見えます。
2. 柄がずれる・空気が入る…DIYならではの失敗が起こりえる
柄がずれたり、壁と壁紙の間に空気が入って壁紙が浮いてしまったりなど、DIYならではの失敗もあらかじめ想定しておきましょう。
一般的に壁紙の模様は同じ柄が繰り返されているパターンのものが多いので、2枚目の壁紙をカットする際は、1枚目とパターンの位置が同じになるよう調整すると柄がずれません。
壁紙を貼る時はハケでのりを塗布し、空気を抜きながら作業しましょう。
壁紙を貼り終わったら、最後に壁紙同士のつなぎ目部分をローラーでなじませます。
多少ずれてしまっても、のりがまだ乾いていなければ貼り直しできるので、焦らずに作業しましょう。
3. 初心者にはのり付き壁紙がおすすめ
DIY初心者には、扱いやすいのり付きの壁紙の使用がおすすめです。
ただし、位置をしっかりと定めて固定しながら作業しないと、貼り終わりの位置がずれてしまうなどのトラブルが起こるかもしれません。
一人で作業せず、壁紙の大きさに見合う人数で慎重に作業するのがいいでしょう。
のり付きの壁紙も空気を抜きながら貼っていきます。
手軽にお部屋をイメージチェンジできるのがのり付き壁紙のメリットです。
4. 住まいが賃貸の場合は注意が必要
賃貸にお住まいの場合、壁紙の張り替えは慎重に行わなければなりません。
特に退去時の原状復帰を条件として契約している場合は、壁紙を張り替える前に管理会社や大家さんに壁紙を張り替えてもいいか相談しましょう。
どうしても張り替えを許可してもらえない場合は、剥がせる両面テープを使用して壁紙を貼る方法があります。
壁の1面の色を変えるだけでも、部屋のイメージがずいぶんと変わるでしょう。
誤って剝がせない両面テープを使用しないよう注意してくださいね。
何を買えばいい?壁紙をDIYで張り替えるときに必要な道具一覧
自分で壁紙を張り替えるにあたり、どのような道具が必要なのでしょうか?
必要な道具は主に以下の3種類です。
-
- 壁の凹凸をならす下地処理に必要な道具
- 壁紙を貼るときに必要な道具
- 自分でのり付けする場合に必要な道具
順に詳しく解説します。
1. 壁の凹凸をならす下地処理に必要な道具
壁の凹凸をならす下地処理に使用するのは、次の道具です。
- ワイドパテ
- パテ板
- パテベラ
- やすり
もし壁に凹凸やひび割れなどがある場合は、これらの道具を使ってあらかじめ補修しておきましょう。
塗りやすく扱いやすいワイドパテは、DIY初心者におすすめ。
パテ板はパテを乗せるのに、パテベラはパテを塗るのに使用します。
最後にやすりがけをしてならせば下地処理の完了です。
2. 壁紙を貼るときに必要な道具
壁紙を貼るときに必要な道具は以下の通りです。
- 撫でハケ
- 地べら
- ジョイントローラー
- 竹べら
- カッター
- スポンジ
- スムーサー
撫でハケはのりの塗布に必要な道具で、のり付きの壁紙を使用する場合は撫でハケは必要ありません。
地べらは空気を抜きながら壁紙を貼る作業に必要です。
ジョイントローラーがあると、壁紙の継ぎ目部分をならすのに便利で、壁紙をしっかりと圧着することで壁紙のヨレなどを防ぎやすくなります。
竹べらは角をしっかりと出すのに便利で、スムーサーもあるとより美しい仕上がりになります。
3. 自分でのり付けする場合に必要な道具
壁紙を自分でのり付けする場合は、以下の道具が必要です。
- 養生用の紙(新聞紙など)
- のり
- バケツ
- ローラー
のりで床などが汚れないよう、新聞紙などで養生してから作業しましょう。
バケツにのりを入れ、ローラーでのり付けを行うと簡単です。
壁紙がローラーにくっついて作業しにくい場合は、ゴム製のヘラなどを使うのがおすすめ。
やり方は?壁紙張り替えDIYの手順
壁紙を張り替える手順は、次の通りです。
-
- 下地処理をする
- 壁紙をカットする
- のり付けする
- 空気が入らないように壁紙を貼る
- 余った壁紙をカッターで切る
それぞれ順に解説します。
1. 下地処理をする
最初に壁紙を貼る壁の下地処理を行いましょう。
下地処理には、水で練ったパテを使います。
凹凸やひび割れなどがある箇所を埋めるように、パテを薄く伸ばしながら平滑になるよう処理しましょう。
パテが乾燥したら、紙やすりでなめらかに仕上げます。
なお、小さな穴などはファイバーテープでふさいでからパテを塗ってください。
下地処理を適切に行うと壁紙をきれいに貼れるので、美しい仕上がりになります。
2. 壁紙をカットする
次に、張り替え用の壁紙をカットします。
壁紙を貼る面の壁の寸法を測り、上下左右5cmほど余分にカットしましょう。
壁紙の角の天井にあたる部分はV字にカットします。
コンセントはカバーを外し、壁紙がカバーの内側に入るよう四角く切り取りましょう。
3. のり付けする
裏地にのりやシールがついていない壁紙を使用する場合は、自分でのり付けを行う必要があります。
不織布素材の壁紙は、ローラーを使って直接壁にのりを塗布しましょう。
ローラーでの塗布が難しい角の部分などはハケを使うと便利です。
紙素材の壁紙は、紙の裏地にのり付けをします。
紙素材にローラーを使うとムラになりやすいため、ゴム製のへらなどを使うのがおすすめです。
のりを塗った壁紙は、じゃばら折りにすると持ち運びが便利。
なお、上下左右5cmは最後にカットして取り除く部分なので、のりを塗る必要はありません。
4. 空気が入らないように壁紙を貼る
いよいよ壁に壁紙を貼っていきます。
シールタイプの壁紙を貼る際には、空気が入り込むことがよくあります。
スムーサーなどを使って空気を逃がしながら壁紙を貼っていきましょう。
壁紙に入った空気がどうしても抜けない場合は、空気が入った部分にカッターで切れ目を入れて空気を抜く方法を試してみてください。
5. 余った壁紙をカッターで切る
最後に、壁紙のあまった部分をカッターで切り落としましょう。
壁紙の余分な部分を切り落とす際は、竹ベラで角を出して地ベラで押さえながらカッターで切り落とすと簡単です。
カッターは力を入れず添わすだけ。
まとめ
壁紙の張り替えをDIYでできたらうれしいですよね。
本記事では、DIY初心者でも壁紙の張り替えが上手にできる方法と、必要な道具について詳しく解説しました。
自分で壁紙の張り替えに挑戦したいと思っている方は、ぜひ本記事を参考に満足できる仕上がりを目指してくださいね。
この記事へのコメントはありません。