【円満離婚体験談】円満離婚のメリットは?成功させる方法は?後悔してない?
「夫と離婚したい!」
そんな時、話がこじれてなかなか離婚できないなんてことになったら困りますよね。
実は離婚するなら円満離婚がもっともスムーズなんです。
本記事では円満離婚のメリットや、円満離婚を成功させる方法を、実例とともに紹介します。
離婚を考えている方は参考にしてくださいね。
【体験談から学ぶ】円満離婚のメリットとは
そもそも円満離婚にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
主なメリットは3つです。
- 短期間で離婚が成立する
- 調停や訴訟の費用がかからない
- 離婚後もいい付き合いができる
詳しく解説します。
短期間で離婚が成立する
円満離婚は、協議離婚や調停離婚のように、離婚の成立までに時間がかからないのが大きなメリットです。
時間がかからないのでストレスが小さく、心身の負担を最小限に留められます。
筆者の知人である専業主婦のTさん(30歳)は、ご主人の度重なる浮気や借金などを理由に、結婚5年目にして円満離婚を切り出しました。
円満離婚の話はとんとん拍子に進み、2週間程度で離婚が成立したそうです。
Tさんいわく「離婚は時間がかかるものだと思っていたけど、お互いが合意さえすればこんなに早く成立するのかと驚いている」とのこと。
離婚が短期間で成立したのでお子さんに負担をかけることもなく、親子2人でご実家で暮らす今が人生で一番幸せだそうです。
離婚成立までスムーズに進行し、精神的な負担も少ない円満離婚のメリットを表すエピソードといえるでしょう。
調停や訴訟の費用がかからない
余計な費用がかからないのも、円満離婚の大きなメリットです。
円満離婚ではお互いが納得いくまで話し合い、同意して離婚するので、調停や訴訟がありません。
筆者の知人のKさん(40代)も、お金をかけずに円満離婚した一人。
Kさんはご主人から性格の不一致を理由に円満離婚を提案され、納得の上で同意したそうです。
そんなKさんは、円満離婚のメリットについて「息子にもお金がかかる時期なので、争うことなく訴訟や調停の費用もかからずに済んだのは助かりました」とおっしゃっていました。
その後、慰謝料の代わりにと住んでいた家をもらったため、そのまま息子さんと二人で自宅で暮らしているそうです。
離婚後もいい付き合いができる
円満離婚だと、離婚後も良好な関係を継続しやすいというメリットがあります。
主婦Mさん(46歳)は、結婚10年目にして円満離婚をしました。
Mさんには17歳になる娘さんがおり、多感な時期ということもあり何かと悩みが尽きないそう。
そんなMさんに「円満離婚をしてよかったことは?」ときいてみたところ、「今でも子どものことなどで悩んだ時に気軽に相談できること」と答えてくれました。
離婚した元ご主人は、たまに連絡すると親身になって相談に乗ってくれたりアドバイスをくれたり、時には一緒に食事に行ったりするほど関係は良好だそうです。
【体験談から学ぶ】円満離婚のために必要な心がけ
円満離婚を実現するには何を心がければいいのでしょうか?
ポイントは主に4つあります。
- 常に冷静を心がける
- 笑顔を意識する
- 思いやりを持つ
- 養育費や財産分与は妥当な額を提示する
それぞれ実例とともに詳しく解説します。
常に冷静を心がける
円満に離婚するためには、常に冷静な判断を心がけましょう。
夫婦間で離婚の話し合いをする時に感情的になってしまうと、円満離婚が難しくなります。
筆者の知人のAさん(50代)は結婚26年目。
ご主人との暮らしに大きな不満があった訳ではなかったそうですが、そろそろ自分のために生きたいと考え離婚を決意したそうです。
争うつもりはないので、できるだけ冷静かつ穏便に円満離婚を切り出したところ、最終的にはご主人がAさんの考えを理解し、無事に円満離婚が成立しました。
その後、Aさんは以前からやりたかった事業を始めたそうです。
夫と電話やLINEのやりとりをしたりと、関係は以前よりも良好だとか。
感情的にならず、冷静に交渉した結果といえるでしょう。
笑顔を意識する
パートナーの前で笑顔を意識するのも、円満離婚を実現する上で大切な心がけです。
特に離婚の話をする時は、重苦しい空気になったり衝突が生まれたりなどで、つい感情的になってしまいやすいものです。
感情的にならず笑顔を意識すれば、余計な対立をあおることもなく、円満離婚にこぎつけやすくなるでしょう。
離婚の話をする時は、笑顔を意識して穏便に話し合ってみてください。
思いやりを持つ
円満離婚を実現するには、パートナーに対して思いやりを持って接することも大切です。
相手に自分の要求や意向を押し付けてばかりだと、円満離婚は難しいでしょう。
また、相手を非難したり侮辱したりする行為も争いの原因となり、円満離婚を遠ざけてしまいます。
争いなく円滑に離婚を成立させたいのなら、相手への思いやりは必須といえるでしょう。
養育費や財産分与は妥当な額を提示する
養育費や財産分与は、妥当な金額を提示しましょう。
あまりにも高額を提示してしまうと争いの原因となり、円満離婚ができなくなってしまうリスクがあります。
養育費や財産分与についてよく話し合い、妥協な額を提示しましょう。
円満離婚のその後|離婚してよかった?後悔してる?体験談をご紹介
円満離婚をした人はその後、離婚してよかったと思っているのでしょうか?
3つの実例から当事者の声を紹介します。
- 円満離婚で自立した暮らしをゲット
- 離婚を後悔するも時すでに遅し
- 円満離婚を経て次の幸せへゴールイン
順に詳しく紹介します。
円満離婚で自立した暮らしをゲット
4年前に円満離婚をしたHさんは、むしろ離婚してよかったと離婚後の暮らしを満喫しているシングルマザーです。
ご主人に離婚を切り出したのは、次女を出産した2ヵ月後だったとか。
しかし、もともと夫婦関係は冷めきっていたため、すんなりと合意し円満離婚が成立したそうです。
親権はHさんが持ち、養育費もHさん自身で稼いでいくと決めたそうで、元ご主人には法定額の半分以下の金額を提示したといいます。
離婚から4年経った現在、Hさんはお子さんと幸せに暮らしています。
(参考:正しい離婚をするための情報サイト)
離婚を後悔するも時すでに遅し
円満離婚をするも、夫の大切さに気づいて後悔するケースも。
小さなお子さんがいる34歳の女性は、子育てについてご主人との衝突が絶えなかったそう。
ついにお相手から離婚届を突きつけられましたが、ご本人もそろそろ限界だと感じ反対することなく円満離婚。
しかし、まだ目の離せないお子さんがいる中での仕事と育児の両立は、想像を絶するほど大変だったとか。
実際に離婚してみて、ようやく元夫の大切さに気づいたそうです。
元夫が子どもに厳しかったのは、子どものことを本気で考えてくれていたからなのだと気づき、離婚を後悔しました。
今は自分がお子さんを守らなければならないと覚悟したものの、その役目を果たせるかが不安で仕方がないそうです。
(参考:イケコイ)
円満離婚を経て次の幸せへゴールイン
円満離婚を経て次のお相手とめぐり合い、無事にゴールインして幸せな暮らしを送っているケースも。
円満離婚をした43歳の女性は、再婚するつもりはなかったものの、離婚してから3年半後に再婚しました。
元夫は、「人生をやり直したい」というご自身の気持ちに理解を示し、女性のご両親を説得までしてくれたとか。
女性は理解ある元夫に、離婚後も感謝しているといいます。
そして、離婚後に新たな職場で出会った男性と恋に落ち、めでたくご結婚。
中学生の娘さんと家族3人で幸せに暮らし、ご結婚10周年を迎えたそうです。
(参考:バツイチさんの再婚ドットコム)
まとめ
離婚は、こじれると時間やお金がかかるばかりでなく、精神的にも大きな負担が伴います。
離婚を検討するなら、争わずにできる円満離婚がおすすめです。
本記事では円満離婚のメリットと、実際に円満離婚をされた方の体験談を紹介しました。
離婚を考えている方はぜひ参考にして、万全な姿勢で円満離婚にのぞんでくださいね。
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