猫は家族で誰になつく?なつかれやすい人の特徴となついているときのしぐさ
「可愛い飼い猫になついて欲しい」
そんなとき、猫がどんな人になつくのかわからないと困りますよね。
実は、猫になつかれやすい人には特徴があるのです。
本記事では、猫は家族のなかで誰になつくのか、好かれる人の特徴を紹介します。
猫にもっとなついてもらいたいと思っている方は参考にしてくださいね。
【猫を飼っている人に聞いた】家族のなかで一番なつくのは誰?
実際に猫を飼っている家庭では、家族のなかで誰に一番なついているのでしょうか?
ここでは、3つの家庭のケースを紹介します。
- 筆者の家庭の場合
- 筆者の妹の家庭の場合
- 友達の家庭の場合
詳しく説明していきますね。
筆者の家庭の場合
筆者の家で飼っている猫は、12歳のオス猫で母に一番なついています。
家族のなかで、母が家にいることが多く、猫と過ごす時間が長いからでしょう。
猫はしっぽを高く上にあげて、ご機嫌なしぐさで喉をゴロゴロ鳴らして母に抱っこをせがみ甘えてきます。
このしぐさは母にしかしないのです。
猫のそのようなしぐさからも、我が家の飼い猫は母に一番なついているようです。
筆者の妹の家庭の場合
筆者の妹の家は2人家族で、猫が7匹います。
7匹とも妹に一番なついていて、中には妹がイスに座って腕組みする度に腕に乗って甘えてくる猫もいるそうです。
妹が帰ってくると3〜4匹は玄関でお出迎えする上に、2〜3匹はトイレにも入って来るので、ドアが閉められないと言っています。
猫が尾行するのは、家族の中で妹だけなのだそう。
家に長い時間居て、最も猫の世話をすることから、妹に一番なついているのでしょう。
筆者の友人Yさんの家庭の場合
筆者の友人Yさんの場合は、3人家族で猫1匹を飼っています。
友人Yさんの飼っている猫は、家族のなかで一番猫の世話をしているYさんに、だれよりもなついています。
Yさんが出かけるときに、足下で猫が自分の両手を出してしがみつき、行くのを阻止しようとするそうです。
猫は寝るときも、他の家族の側ではなくYさんの布団で一緒に寝ています。
Yさんの出かけるときに邪魔をするしぐさや、一緒に寝てくれるなどのしぐさは、他の家族にはしないので一番なついていると言えるでしょう。
猫がなつく人の特徴
猫がなつく人の特徴は何でしょうか。
特徴は7つあります。
- ごはんやおやつをくれる
- 高い声で話す
- 声が小さめ
- 穏やか
- スキンシップを強要しない
- 構いすぎず猫を自由に過ごさせる
- よく同じ空間で過ごしている
詳しく解説します。
1. ごはんやおやつをくれる
猫が一番なつく人の特徴は、ごはんやおやつをよくくれる人です。
猫はごはんをくれる人を親猫のように思っているため、なつきやすい傾向があります。
猫は時間が来ると、飼い主からごはんをもらえると知っているので、足下にすり寄ったり、甘えた声で鳴いたりします。
ごはんをくれたり、世話をしてくれたりと親猫のような役割をする人は、大切な存在だと思うのでしょう。
2. 高い声で話す
高い声で話すことも、猫がなつく人の特徴です。
人間の高い声は、母猫が子猫を呼ぶときの声に似ていると言われています。
女性は声が男性よりも高い傾向にあるので、母猫と思ってなつく場合が多いです。
低い声は、威嚇のときの唸り声や喧嘩のときの声に似ているので、猫は警戒して身構えてしまうのでしょう。
以上のことから、声が高い人の方が猫はなつきやすくなります。
3. 声が小さめ
小さめの声で話すことも、猫になつく人の特徴です。
聴力の優れている猫は、大きな声は負担に突然の大声は恐怖や不安に感じます。
猫は大声で話す人に対しては不快感があり、声が小さめで話す人には安心感をもつのです。
そのため、猫は声が小さめな人になつきやすいでしょう。
4. 穏やか
穏やかであることも、猫がなつく特徴の一つです。
猫は環境の変化に敏感であり、自分の縄張りを脅かすものに対しては警戒します。
普段は静かな環境で暮らす猫は、大きな物音やいつもと違う環境には不安感を抱きやすく、落ちつかないのです。
猫にとって、静かに行動する人は不快感がなく、側にいても安心でき居心地がよいと言えます。
5. スキンシップを強要しない
スキンシップを強要しない人も、猫がなつく人の特徴です。
猫は触られたくないときもあるので、無理にスキンシップを強要すると近寄ってこなくなってしまう場合があります。
猫の方からスキンシップをしてきたときに甘えさせるとよいでしょう。
猫が嫌がったらスキンシップはほどほどにし、我慢することでなつかれることに繋がります。
6. 構いすぎず猫を自由に過ごさせる
構いすぎず、猫を自由に過ごさせることも、猫がなつきやすい人の特徴です。
猫は自分の縄張り確認のために動き回りたいので、自由に過ごせることは大切になります。
猫を構いすぎず自由に過ごさせてくれる人は、無害と思い安心できるのです。
飼い主さんに寄ってきて猫自身の匂いを付けたとき、すぐに抱くのではなく気の済むようにさせましょう。
7. よく同じ空間で過ごしている
同じ空間で過ごしていることも、猫がなつきやすい人の特徴です。
よく同じ空間で過ごしている人は、猫は無害と認識しやすく安心感があるのでしょう。
過ごす時間が長いので、猫がかまって欲しいときに応えてあげやすく、自然と猫との絆が強くなります。
猫がなついている人に見せる仕草
猫がなついている人には、どんな仕草を見せるのでしょうか?
仕草は主に5つあります。
- まばたきを返す
- 獲物をプレゼントする
- お腹を見せる
- すり寄る
- 喉を鳴らす
詳しく説明します。
1. まばたきを返す
まばたきを返すのは、猫がなついている人に見せるしぐさの一つです。
なぜなら、猫にとって目を合わすことは本来避けるべき行動であり、まばたきを返すのは相手を信頼している証拠だからです。
たとえば、飼い猫が自分の目を見て、ゆっくりまばたきをしてくれるなら好意を抱いている可能性が高いです。
飼い猫が落ちついた状態で、目を見たりまばたきを返したりしてくれるか、チェックしてみましょう。
2. 獲物をプレゼントする
獲物をプレゼントすることは、猫がなついている人にするしぐさです。
獲物をプレゼントする理由は、猫にとって飼い主さんが大切な存在で、狩りの練習を教えるためとも言われています。
ほかにも、飼い主さんに褒めてもらいたい気持ちから、獲物を自慢して見せたい思いもあるようです。
猫が好意を持った相手にするしぐさなので、驚いたり叱ったりせずに褒めてあげるとさらになついてくれるでしょう。
お腹を見せる
飼い主さんにお腹を見せるのは、なついている人に見せるしぐさです。
なぜなら、猫にとってお腹を見せるのは、相手に弱点を示す危険な行動だからです。
警戒心がなく、無防備な状態ができる相手と思っているからこそできるしぐさでしょう。
飼い猫がお腹を見せるしぐさをしたら、甘えて撫でて欲しい気持ちが強いので撫でてあげるとよいですね。
3. すり寄る
猫がすり寄ってくるしぐさも、なついている人に見せるしぐさの一つです。
飼い主さんにすり寄るのは、自分の匂いを付けたいときにするしぐさで、信頼してなついているからと言えます。
猫がすり寄ってきたら、自分の匂いを飼い主さんに付けることでリラックスするので、好きなようにさせてあげるとよいでしょう。
4. 喉を鳴らす
猫が喉を鳴らすのは、なついている人に見せるしぐさです。
いつも喉が鳴っているのではなく、機嫌がよいときや甘えたいときに見せるしぐさだからです。
飼い猫が喉を鳴らして寄ってくるのは、安心してリラックスしているときなので、飼い主さんに好意を持っていると言えます。
猫が喉を鳴らすしぐさを見せたら、抱いたり撫でたり、気持ちのよい場所をさわったりすると喜ばれ、さらになつかれやすくなります。
まとめ
猫を飼っていると、可愛くて癒やされますよね。
よく観察すると、家族間でもとくになついている人には見せるしぐさが異なります。
猫になつく人の7つの特徴と、なついている人に見せる5つのしぐさを紹介しました。
猫にもっとなついて欲しいと思っている方は、ぜひ本記事を参考にして試してください。
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