顔の皮むけは乾燥のせい?肌が乾燥する原因と今すぐできる乾燥対策
「顔が乾燥して皮が剥けてきちゃった!」
そんな時、乾燥する原因がわからないと困りますよね。
実は、乾燥には保湿が足りない他にもさまざまな原因があります。
本記事では、乾燥で顔の皮が剥ける原因と対処法を紹介します。
カサカサした肌にお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
乾燥によって顔の皮むけが起こる仕組み
顔の皮が剥けるのは、ターンオーバーが乱れて肌が乾燥してしまうことが原因です。
肌の水分がうまく維持できないと乾燥状態となり、ターンオーバーが乱れてしまいます。
ターンオーバーが乱れると新しい皮膚の再生がうまくいかず、皮むけが起こりやすくなるのです。
特に秋から冬にかけては乾燥によりターンオーバーが乱れやすくなるので、注意しましょう。
顔が乾燥する原因
そもそも顔が乾燥するのはなぜなのでしょうか?
主な原因は以下の通りです。
- 保湿が足りていない
- 洗顔をしすぎている
- ピーリングの頻度が高すぎる
- 紫外線の影響
- 乾燥した環境で過ごしている
それぞれの原因を詳しく解説します。
保湿が足りていない
顔が乾燥する原因の一つに、保湿が足りていないことがあります。
日頃のスキンケアが足りていないと乾燥を防ぐ肌のバリア機能が低下し、表面の水分が失われていきます。
洗顔後に化粧水しか付けていなかったり、長時間スキンケアをしない状態だったりすると乾燥の原因になることも。
肌を乾燥させないためには、スキンケアをしっかりすることが大切です。
洗顔をしすぎている
洗顔をし過ぎているのも顔が乾燥する原因の一つです。
洗顔をし過ぎると必要な角質や皮脂まで洗い流してしまい、バリア機能がボロボロになってしまいます。
特に、汚れがしっかり取れる洗顔料は洗浄力が強く、本来必要な皮脂や角質まで取ってしまうことも。
過度な洗顔は肌の負担にも繋がるので、注意が必要です。
ピーリングの頻度が高すぎる
ピーリングの頻度が高すぎると、顔が乾燥してきます。
ピーリングは古くなった角質や毛穴の汚れを擦って除去しますが、頻度が高すぎるとバリア機能が低下してしまうのです。
そのため、肌の水分が十分に保てなくなり乾燥しやすくなることも。
乾燥を防ぐためにも、頻度の高いピーリングはやらないようにしましょう。
紫外線の影響
紫外線の影響で、顔が乾燥してくることもあります。
紫外線は肌の水分を奪うほか、肌の奥深くまで浸透し細胞を傷つけてしまうことも。
そのため、乾燥を保持しようとする肌のバリア機能が低下して乾燥してしまうのです。
紫外線はいつどこにいても浴びることが多いので、しっかりと対策をし肌を乾燥から守ってあげましょう。
乾燥した環境で過ごしている
乾燥した環境で過ごしていることも、顔が乾燥する主な原因の一つです。
エアコンなどの暖房をかけている部屋では、温度は上がりますが、逆に空気中の水分が減るので空気が乾燥してしまいます。
空気が乾燥した環境にいると肌のバリア機能が下がり、水分が蒸発しやすくなることで肌が乾燥してしまうのです。
乾燥から肌を守るには部屋の適切な加湿が大切です。
顔の皮むけを防ぐ乾燥対策方法
顔の皮むけを防ぐには、どんな乾燥対策をすれば良いのでしょうか?
乾燥の対策方法は、次の5つです。
- 保湿ケアを徹底する
- 正しい方法で洗顔をする
- ピーリングの頻度を見直す
- 紫外線対策をする
- 室内を保湿する
それぞれの対策について説明します。
1. 保湿ケアを徹底する
顔の皮むけを防ぐには、保湿ケアを徹底することです。
肌には自ら乾燥を守ろうとするバリア機能があります。
肌の水分が保てなくなると、バリア機能が低下し乾燥した肌になっていきます。
肌の乾燥を防ぐには、日頃からのスキンケアが大切です。
特に洗顔やピーリングを行った後は肌の水分や油分が失われがちなので、化粧水や乳液などでしっかり保湿していきましょう。
2. 正しい方法で洗顔をする
顔の皮むけは、正しい方法で洗顔をすることで防げます。
洗顔する時にゴシゴシ洗うのは間違った洗顔方法で、摩擦が生じ肌を傷め乾燥してしまいます。
以下の方法で正しい洗顔をしてみましょう。
- ぬるま湯で顔を軽く濡らす
- 泡立てネットなどで、洗顔フォームをしっかり泡立てる
- 顔に泡立てた泡を覆うように乗せ、泡をゆっくり動かして摩擦を起こさないように顔を洗う
- ある程度洗ったら、ぬるま湯で優しく丁寧に泡を落としていく
- 全ての泡が落とし終わったら、柔らかいタオルで優しく水気を拭き取る
洗顔で大切なのは、決してゴシゴシ擦らないこと。
洗う時や泡を落とす時やタオルで拭く時は、摩擦を起こさないようにすることが大切です。
正しい洗顔で乾燥を防ぎ皮むけのない肌を目指しましょう。
3. ピーリングの頻度を見直す
顔の皮むけを防ぐ対策として、ピーリングの頻度を見直すことも有効です。
毛穴の汚れや古い角質が気になってピーリングの頻度を上げてしまうと、肌のバリア機能が低下して乾燥してしまいます。
ピーリングは4週間〜6週間に一度が理想的です。
肌の乾燥を防ぐためにも、ピーリングは適切な頻度で行うようにしましょう。
4. 紫外線対策をする
乾燥による顔の皮むけを防ぐには、紫外線の対策をすることが大切です。
紫外線の対策としては、日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたりすることが有効です。
特に日焼け止めを塗る時は、外出する20〜30分前に塗り、数時間ごとの塗り直しをおすすめします。
しっかり紫外線対策をして、肌を乾燥から守りましょう。
5. 室内を保湿する
乾燥の対策として、室内を保湿することも有効です。
室内を保湿するには加湿器を置くのがおすすめですが、加湿器を使わない方法もあります。
加湿器を使わない加湿の方法は以下の通りです。
- 室内に脱水したバスタオルを干す
- 葉が大きい観葉植物を置く
- 鍋でお湯を沸かす
- 入浴後にドアを開けておく
手軽にできる保湿方法なので、部屋が乾燥してきたと感じたら、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
乾燥で顔の皮が剥けてしまうと気分が沈んでしまいますよね。
乾燥の原因は、空気が乾燥して肌の水分がうまく保てないからです。
過度な洗顔やピーリングで必要な角質や油分が取り除かれるのも乾燥の原因となります。
本記事では、乾燥による顔の皮向けの原因と対処法について詳しく解説しました。
顔の皮が剥けてお困りの方は、本記事を参考に乾燥の原因を知り、乾燥しない対処法を試してみてくださいね。
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