不登校でも勉強に追いつく方法!親が心がけることや遅れを取り戻すコツは?

「このまま勉強に追いつけなくなってしまったらどうしよう…」

子供が不登校になると、勉強の遅れが心配になりますよね。

実は、勉強が遅れてしまっても追いつく方法があるんです。

本記事では、不登校でも勉強に追いつく方法と、遅れを取り戻すコツを紹介します。

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子供が不登校で勉強の遅れが気になっている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

不登校でも学校の勉強に追いつくことは可能?自宅学習の大前提

不登校でも学校の勉強に追いつくことは可能なのでしょうか?

自宅学習には3つの大前提があります。

自宅学習の大前提
  1. 子供の気持ちに寄り添うことから始める
  2. 親が焦らない
  3. 一気に色々やろうとしない

 

詳しく解説していきます。

1. 子供の気持ちに寄り添うことから始める

子供が勉強に追いつくためには、子供の気持ちに寄り添うことが大切です。

そもそも学校を休むということは心がとても傷ついており、子供によってはまだ勉強できる状態でないことも。

傷を癒やさないことには、先に進むことができません。

そのため、勉強に追いつくことに焦るより、まずは子供の心の傷を癒やすために寄り添うことが何より重要です。

2. 親が焦らない

不登校の子供がいる場合、親が焦らないことも大切です。

親の焦りから子供を無理に勉強させたり、登校をさせようとしたりするのは逆効果になることがあります。

また、不登校に対する親の焦りが、子どもに伝わってしまうことも。

不登校でいる間は、子供にとって休息が必要な時であることを理解して、焦らずゆっくりと向き合っていくことを心がけましょう。

そして、子供が自発的に行動できそうになってくる時を待ってみましょう。

3. 一気に色々やろうとしない

不登校で遅れてしまった勉強に早く追いつきたいとしても、一気に色々やろうとしないようにしましょう。

やっと子供の気持ちが回復しても、課題を山積みにしてしまうと一気にやる気が失せてしまうことがあります。

マジメな方や完璧主義な親の方は、不登校から追いつくために、あれもこれもと色々やらせようとしてしまいがちです。

しかし、終わってないところを全部やらないと絶対ダメとか、全部やらないと今後に支障が出るということはありません。

子供と良く話し合って、本人が立てた目標を否定せずに尊重してあげましょう。

不登校の子供が勉強に追いつくコツ

不登校の子供が勉強に追いつくコツは何でしょうか?

コツは4つあります。

不登校時に勉強に追いつくコツ
  1. まずは得意教科から始める
  2. 短時間から勉強習慣をつけていく
  3. 勉強への自信がついてきたら苦手科目の勉強をスタート
  4. 試験の頻出問題を重点的に勉強する

 

順に詳しく解説していきます。

1. まずは得意教科から始める

勉強が遅れている場合は、まずは得意教科から始めましょう。

得意教科なら、気持ちの負担になりにくく、勉強に取りかかりやすいからです。

遅れを取り戻したいからと、すべての教科の勉強をさせるのは、久しぶりに机に向かう子供にとっては酷なことです。

苦手な教科は、勉強に慣れてきてから手をつけるのがベストな方法でしょう。

まずは好きな教科や得意な分野から取りかかることをおすすめします。

2. 短時間から勉強習慣をつけていく

勉強を再開する際は、短期間から勉強習慣をつけるのがコツです。

心身共に辛い状態にあって、しばらく遠ざかっていた勉強に、いきなり授業のように長時間取り組むのは困難でしょう。

まずは10分、15分程度からスタートし、習慣づいてくれば徐々に増やしていきます。

勉強を習慣化させていくためにも、ぜひまずは短時間から始めてみてください。

3. 勉強への自信がついてきたら苦手科目の勉強をスタート

子供に勉強する習慣がつき、自信が出てきたら、苦手教科にも取り組んでいきましょう。

得意科目で成功体験を重ね、勉強に対するモチベーションを上げてから取り組むことで、苦手科目もスムーズに勉強しやすくなります。

もし苦手科目のせいでやる気を失っているようであれば、得意科目に切り替えるなどして、苦痛にならないように配慮することも大切です。

4. 試験の頻出問題を重点的に勉強する

苦手科目も勉強できるようになったら、試験の頻出問題に取り組むのがおすすめです。

試験に出る問題は、要は重要箇所であるため、効率良く単元ごとのポイントを勉強できます。

また、受験で必要な学力を身に付けられるというメリットも。

勉強が軌道に乗ってきた際には、ぜひ頻出問題を活用してみるといいでしょう。

不登校でも学校の授業に追いつくための勉強方法

不登校でも学校の授業に追いつくには、どのように勉強すればいいのでしょうか?

おすすめの勉強方法が4つあります。

不登校時のおすすめ勉強法
  1. 個別指導の塾を利用する
  2. 家庭教師を依頼する
  3. 分かりやすいテキストで自宅学習する
  4. 住まいの地域の教育支援センターを利用する

詳しく解説していきます。

1. 個別指導の塾を利用する

学校の授業に追いつくために、個別指導の塾を利用する方法があります。

不登校の子供は、いきなり団体での授業には抵抗があっても、個別のマンツーマン授業なら通いやすいでしょう。

また、個別なら、授業のように勝手に進んでしまうこともなく、一人ひとり丁寧に子供の理解度に合わせて指導してもらえます。

自宅から出て勉強する心の準備が整っているなら、個別指導塾の利用を検討してみるといいでしょう。

2. 家庭教師を依頼する

学校の授業に追いつくための勉強方法として、家庭教師を依頼する方法もおすすめです。

家庭教師を依頼することで、家族以外の人と話す機会が得られますし、子供は分からないことをその場で質問して解決できます。

また、自宅から出なくて済むので、まだ外に出られない子供にもピッタリです。

不登校向けのプランなどが用意されていることもあるので、無理なく利用できるでしょう。

3. 分かりやすいテキストで自宅学習する

分かりやすいテキストを使って、自宅学習する方法もあります。

塾や家庭教師など、人との関わりに抵抗がある子でも、一人でコツコツ勉強を進められます。

基礎的な問題を何度も繰り返し解くことで、基礎がしっかりと身に付きます。

子供のレベルに合ったテキストを選べば、無理なく進めることができますし、最後までやり切ることで自信も付きます。

たくさんのテキストがありますから、よく調べてお子様にあった教材を探してみてくださいね。

4. お住まいの地域の教育支援センターを利用する

地域の教育支援センターを利用するのも、不登校の子供におすすめの勉強法の一つ。

教育支援センター(適応指導教室)は、主に市町村の教育委員会が設置している、不登校の子供の公的な教育機関です。

教育支援センターのメリットは、公立小中学校と連携しやすく通所が学校の出席扱いとなる点と、費用がかからない点です。

さまざまな理由で不登校になった子供が利用するので、心を開きやすく共感できる仲間が見つかることも。

教育支援センターに通えれば、勉強しながら出席日数を確保できる可能性があります。

まとめ

本記事では、不登校でも勉強に追いつく方法と、遅れを取り戻すコツを紹介しました。

子供が不登校になると勉強が遅れがちですが、親の心がけやサポート次第で、十分に遅れを取り戻すことは可能です。

本記事で紹介した方法やコツを参考にして、ぜひ不登校の子供の勉強の遅れを取り戻していってくださいね。

50代、主婦歴28年 夫と20代の息子との3人暮らし 以前は夫は家事も育児もせず、息子は不登校という状態でしたが、今では息子も元気に外で働き、夫も家事ができるようになってきました。 最近は認知症の母の介護をしつつ、趣味のガーデニングを楽しんでいます。 暮らしの中で得たノウハウをお伝えしていきます!

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