枕の理想の高さとは?最適な高さの枕で睡眠の質をアップさせよう
「寝ても疲れが取れない…」
そんな時、枕の高さが合っていないと、ぐっすり眠れなくて困りますよね。
実は、簡単に枕の高さは変えられ、睡眠の質もアップさせることが可能です。
本記事では、睡眠の質をアップする理想的な高さの調整方法を紹介します。
枕の高さが合わなくて眠れない方は、参考にして下さいね。
枕の高さが合っていないとどうなる?
枕の高さが合っていないとどうなるのでしょうか?
高さの合っていない枕を使うと、次のような不調が生じる可能性があります。
- 呼吸がしにくい
- いびきをかきやすい
- 肩がこりやすい
- 寝違えやすい
- 頭痛が生じることも
上記の不調について説明します。
呼吸がしにくい
枕の高さが合っていないと呼吸がしにくくなる場合があります。
高すぎる枕で首が圧迫され、気道が狭くなることが理由の一つです。
就寝中に呼吸がしにくくなると、何度も目が覚めてしまい、翌日になっても疲労が取れず眠気が襲って来ることがあります。
睡眠不足にならないように、呼吸のしやすい枕を選ぶようにしましょう。
いびきをかきやすい
枕の高さが合わないといびきをかきやすくなります。
高すぎる枕や低すぎる枕で寝た場合、気道を圧迫してしまいます。
筆者の夫も普段から高めの枕を好んで寝ているため、毎晩、部屋中聞こえるほどのいびきです。
ひどくなると無呼吸症候群になる恐れもあるので、高さを調整するなど早めの対策をするようにしましょう。
肩がこりやすい
枕の高さが合っていない時の不調の一つに、肩がこりやすいことがあります。
原因は、首筋や肩などの筋肉に余計な力が入り、肩が緊張してしまうからです。
また、首の姿勢が悪くなって肩がこりやすくなるといわれています。
例えば、高い枕を使うと顎を引いた状態になるため、肩が凝ります。
顎を引かないような姿勢で眠れるように、枕の高さを調節することが大切です。
寝違えやすい
高さの合わない枕で寝ると、寝違えを起こしやすくなります。
寝違えの原因は、寝ている間に枕が合わず不自然な姿勢になり、首周りの筋肉が無理に伸ばされることによる血行不良です。
血行が悪くなると、首や肩に痛みを感じてしまいます。
筆者も枕が合わないので、頻繁に寝違えてしまいます。
自分に合った枕を使って、自然な姿勢で眠れるようにしましょう。
頭痛が生じることも
枕の高さが合わないと頭痛を生じることもあります。
高さの合わない枕を使っていると、首が圧迫され脳への血流が滞り、脳内の血液が不足してしまうため頭痛が起こりやすくなります。
就寝中に頭痛が起こってしまうと、眠れなくなり翌朝、寝不足になることも。
寝ていて頭痛が起こる場合は、枕の高さに問題があると考え、高さの調節をすることをおすすめします。
枕の理想的な高さとは?
理想的な枕の高さとはどのようなものなのでしょうか?
次のような状態で寝られる高さが理想です。
- うなじに隙間ができない
- 頚椎を支えられる
- 横向きになると首と背筋がまっすぐになる
上記の状態について詳しく説明します。
うなじに隙間ができない
枕の理想的な高さは、うなじに隙間ができないことです。
うなじに隙間ができたまま寝ると、頭の重みで首に負担がかかってしまいます。
枕の高さが合っている場合、うなじに隙間ができず首の骨が緩やかなS字カーブを描く姿勢を保って寝られます。
うなじに隙間ができないように、高さを調整して質の良い睡眠を取るようにしてくださいね。
(参考サイト:フランスベッド)
頚椎を支えられる
枕の理想的な高さは、頚椎がきちんと支えられていることです。
頭の重さで枕が沈んだ時に、頚椎を支えないと首や肩に負担がかかってしまいます。
例えば、高すぎる枕を使った場合、頚椎の形が崩れ、神経に悪影響を及ぼす可能性があります。
一方、低い枕の場合は、頚椎の支えが不十分でブリッジ状態になり、脊髄を痛めてしまうことも。
自分に合った理想的な高さの枕を選びましょう。
(参考サイト:フランスベッド)
横向きになると首と背筋がまっすぐになる
枕の理想的な高さは、横向きになっても首と背筋がまっすぐになることです。
首と背筋をまっすぐにして寝ると、立っている時と同じ姿勢になり頚椎と背骨の負担が減り、リラックスして寝られます。
大切なのは、頚椎が床と平行になることです。
横向きで寝て高さがしっくりこない場合は、寝入りの時に、首と背筋がまっすぐになっているかを意識して寝てみてくださいね。
(参考サイト:フランスベッド)
簡単にできる枕の高さの調整方法
簡単に枕の高さを調整するにはどのような方法があるのでしょうか?
ここでは、バスタオルを使った調整方法をご紹介します。
以下の手順で調整してみましょう。
- 寝具の上にバスタオルを広げ、縦に三つ折りまたは4つ折りにたたむ
- バスタオルを縦にたたんだら、先端を10cm程残して3〜4回巻く
- バスタオルを巻き終わったら、一度仰向けに寝てみて高さの確認をする
- 高さを確認して高さが低い場合は、バスタオルを1枚増やしたり、後頭部が当たるところに敷いたりして、調整をする
横向きで寝たり、寝返りを打ったりした時にも使えるように、横にもたたんだバスタオルを敷いておくのもおすすめです。
バスタオルを使った枕は、自分の好みの高さに調整できるので、なかなか枕の高さが合わない方は、ぜひ試してみてくださいね。
(参考サイト:フランスベッド)
まとめ
枕が合わないとなかなか寝付けなくて困りますが、枕の高さが合っていれば質のいい睡眠を取ることができます。
本記事では、睡眠の質を上げるための理想的な枕の高さについて紹介しました。
ご紹介した理想的な高さの具体例を参考に、快適な睡眠を手に入れて下さいね。
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