赤ちゃんの離乳食で白身魚をあげるのはいつから?時期別のおすすめレシピも
そんな時、いつから与えていいかわからないと困りますよね。
実は、白身魚は離乳食初期から食べさせることができます。
本記事では、白身魚の与え方とおすすめレシピを紹介します。
離乳食で白身魚を取り入れたい方は参考にしてくださいね。
赤ちゃんが離乳食で白身魚を食べられるのはいつから?
赤ちゃんは、生後5〜6ヶ月頃から白身魚を食べられるようになります。
消化のいい白身魚は、消化機能がまだ未熟な離乳初期の赤ちゃんにぴったりの食材です。
離乳食を始めて3〜4週間目くらい経った頃から白身魚を与えられます。
最初はひとさじから徐々に量を増やしていき、白身魚の味に慣れさせるために、始めは他の食材を混ぜずに与えてみてください。
また、稀に食物アレルギーになる危険性もあるので、少量ずつ様子を見ながら与えましょう。
離乳食におすすめの白身魚の種類
離乳食におすすめの6種類の白身魚を紹介します。
- カレイ
- ひらめ
- 鯛
- しらす
- たら
- 鮭
しらす以外の白身魚は、皮や骨、内蔵をしっかり取り除いてから与えましょう。
参考サイト:MAMADAYS
カレイ
【特徴】
- 水分が多く柔らかい
- 加熱しやすく食べやすい
- 高タンパク、低脂肪
- 消化が良い
【与え方】
- 茹でて皮を取り小骨がないかを確認し、身の部分のみ与える
ひらめ
【特徴】
- 身が柔らかく加熱しやすい
- 臭みが少ない
- 高タンパク、低脂肪
- 消化が良い
【与え方】
- 茹でて骨を取り除き、身の部分のみ与える
鯛
【特徴】
- 脂質が少ない
- タンパク質が豊富
- 骨が多い
- 高タンパク、低脂肪
- 消化が良い
【与え方】
- 骨が鋭く小骨も多いので、全て取り除く
- 茹でて骨を取り除き身の部分のみ与える
- 刺身がおすすめ
しらす
【特徴】
- タンパク質やカルシウムが豊富
- 柔らかくて食べやすい
- 塩分高め
- 消化が良い
【与え方】
- 茹でて塩抜きをしてから与える
たら
【特徴】
- 手に入りやすい
- 臭みがある
- 加熱しすぎると固くなりパサつく
- 高タンパク、低脂肪
- 消化が良い
【与え方】
- 食物アレルギーを発症する可能性があるので、皮や骨、内蔵をしっかり取り除く
- 離乳食後期から様子を見ながら少しずつ与える
- アレルギーを発症する可能性があるので注意が必要
鮭
【特徴】
- 脂肪分が多い
- 加熱するとパサつく
【与え方】
- 食物アレルギーを発症する可能性があるので、皮や骨、内蔵をしっかり取り除く
- 脂肪分が高いので、離乳食中期から与える
- アレルギーを発症する可能性もあるので、様子を見ながら少しずつ与える
【時期別】白身魚を使ったおすすめレシピ
白身魚を使ったレシピにはどんなものがあるのでしょうか?
おすすめのレシピを時期別に紹介します。
- 【離乳食初期】鯛のすり流し
- 【離乳食初期】白身魚とブロッコリーのとろとろ煮
- 【離乳食中期】鯛とほうれん草のとろとろ豆腐煮
- 【離乳食後期】白身魚のチャーハン
- 【離乳食後期】カレイとひじきの里芋おやき
- 【離乳食完了期】しらすと春キャベツの焼きうどん
【離乳食初期】白身魚のすり流し
お刺身用の白身魚を使うと簡単に調理できます。
白身魚を食べ始めた赤ちゃんにおすすめです。
- 鯛(刺身用) 適量
- 片栗粉 適量
- 茹で用お湯 適量
- 調整用湯冷し 適量
- 鯛に片栗粉をまぶし、沸騰したお湯で1分程茹でる
- 中まで火が通ったら水気を切り、すり鉢ですり潰す
- 湯冷しを少しずつ加えながら固さを調節する
- 器に盛り付けて完成
参考サイト:クラシル
【離乳食初期】白身魚のポテトグラタン風
白身魚に慣れてきた頃に食べられるグラタン風の離乳食です。
タンパク質やビタミンが豊富なのがママにも赤ちゃんにも嬉しいですね。
- じゃがいも 50g
- 玉ねぎ 20g
- 白身魚 15g
- 青菜 10g
- 粉ミルク 20cc
- 鍋に水を入れ沸騰させ、白身魚を入れる
- 蓋をして10分程度放置し、火が通ったら皮や小骨を取り除いておく
- ボウルに水を張り、青菜を5分ほど浸し、洗う
- 青菜を洗ったら、葉の部分を切ってラップで包んでおく
- じゃがいもを洗って皮を剥き、耐熱容器に入れたら少量の水をかけ600wのレンジで5分加熱する(5分加熱してまだ固かったら潰せるくらいになるまで追加で加熱する)
- 薄切りにした玉ねぎと、4を600wのレンジで2分加熱する
- 柔らかくなったじゃがいもを潰しておく
- 加熱した玉ねぎを裏ごし、潰したじゃかいもに加えミルクを少しずつ加え滑らかに伸ばす
- 加熱した青菜を裏ごししておく
- 1をすりつぶしてお湯で伸ばす
- ミルクで伸ばした裏ごし玉ねぎを器に盛り、皮や小骨を取った白身魚を上にかけ、裏ごした青菜をトッピングしたら完成
参考サイト:クックパッド
【離乳食中期】鯛とほうれん草のとろとろ煮
鯛とほうれん草を柔らかく煮ているので、食べやすくなっています。
赤ちゃんの体を作る栄養が詰まった離乳食です。
鯛以外の白身魚でも作れるので、ぜひ他の白身魚でも試してみてくださいね。
- 鯛 1切れ(刺身用)
- 水 小さじ1
- ほうれん草 5g
- 絹ごし豆腐 5g
- 和風だし 小さじ4
- 水溶き片栗粉 少々
【和風だし】
- 昆布 3cm
- かつお節パック 1袋
- 水 1/2カップ
- 耐熱容器に刺身用の鯛と水を入れ、ラップをふんわりかけて500wのレンジで30秒加熱する
- 加熱し終わったら、鯛をすり潰す
- ほうれん草の葉先をラップに包み、500wのレンジで1分加熱する
- ほうれん草の加熱が終わったら、水にさらしてしっかり水気を切り細かく刻む
- 昆布の表面の汚れを軽く拭き取り、耐熱容器に昆布、かつお節、水を入れ、500wのレンジで50秒〜1分加熱する
- 加熱が終わったら、茶こしでこして完成
- 5で作った和風だしと豆腐、2、4を500wのレンジで加熱し温める
- 7が熱いうちに水溶き片栗粉を入れて混ぜてとろみがついたら完成
参考サイト:年子母ちゃんの育児日記
【離乳食後期】白身魚のチャーハン
白身魚の刺身を使っているので、簡単に作れます。
ごま油の風味も良く、食べやすいチャーハンなのでたくさん食べてくれること間違いなしです。
- 白身魚の刺身 1切れ
- 人参 小さじ1
- ねぎ 約2cm
- ご飯 食べられる量
- ごま油 2、3滴
- 白ゴマ 適量
- 塩 ひとつまみ
- 溶き卵 1/2個
- 細かく切った白身魚の刺身と人参、ネギをしっかり茹でる
- 茹で終わったら、水気をきる
- フライパンに2とご飯を入れて、混ぜて白ゴマとごま油、塩を加える
- 溶き卵を入れ混ぜ、卵にしっかり火が通ったら完成
参考サイト:クックパッド
【離乳食後期】カレイとひじきの里芋おやき
里芋を使ったおやきにカレイとひじきを入れているので、栄養満点!
外はカリッと中はもちっとした食感で、赤ちゃんも喜ぶおやきです。
- 里芋 5〜7個
- カレイ 50g
- ひじき(ドライパック) 大さじ2
- かつお節 大さじ1
- 片栗粉 大さじ1〜2
- サラダ油 適量
- 里芋の皮を剥き、適当な大きさに切る
- 切った里芋を600wのレンジで約6分加熱する
6分でまだ固かったら柔らかくなるまで追加で加熱する
- カレイを軽くゆがいて余分な油を落とす
- ひじきを軽く刻む
- ボウルに3と4を入れ、里芋を潰しながら混ぜ、水分に合わせて片栗粉を入れ固さを調整する
- 手に水を付けて5を500円玉大に丸めてフライパンで焼く。
- 中火で表面がカリッとするまで焼いたら完成
参考サイト:クックパッド
【離乳食完了期】しらすと春キャベツの焼きうどん
柔らかい春キャベツとしらすが相性抜群の焼きうどんです。
しらすは塩分が高いので、塩抜きしてから使いましょう。
- しらす干し 10g
- 春キャベツ 40g
- 茹でうどん 80g
- 青のり 小さじ1/4
- ごま油 少々
- しょうゆ 少々
- 春キャベツは柔らかく茹でて5mm〜1cm角に切る
- 茹でうどんを2〜3cmに切る
- しらすをお湯で塩抜きし、みじん切りにする
- フライパンにごま油を敷き、1、2、3を加え軽く炒める
- 仕上げにしょうゆを回し入れ、皿に盛って青のりをかけたら完成
(参考サイト:ベビーカレンダー)
まとめ
赤ちゃんに白身魚を食べさせてあげたいけど、与える時期に迷いますよね。
少しずづ始めれば、離乳食初期から与えられます。
本記事では、離乳食で白身魚を与える時期とおすすめレシピを紹介しました。
白身魚は栄養豊富なので、ぜひ赤ちゃんに美味しい離乳食を作ってあげてくださいね。
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