玉ねぎの選び方|おいしい玉ねぎを見分けるポイントや触って分かる傷み具合
食べることで血液をサラサラにしてくれる効果や疲労回復になり、色んなお料理に使える「玉ねぎ」。
皆さんはスーパーなどで玉ねぎを買う際、玉ねぎの鮮度や品質などをしっかりと見極めて選んでいますか?
何となくで買っている人も多いかと思いますが、適当に選ぶと傷んでいたり中が腐りかけているものに当たってしまったりなんてことも。
本記事では、玉ねぎを買う時に確かめるべきポイントを詳しくご説明します。
普段から買い出しを担っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
《目で見て選ぶ》おいしい玉ねぎの選び方|5つのチェックポイント
スーパーなどで並んでいる玉ねぎは、どれも同じように見えますが、よく見ると色や形はそれぞれ違います。
まずは、見た目でわかるおいしい玉ねぎの特徴をおさえておきましょう。
- 皮の色
- 皮の状態
- 形
- 首の細さ
- 芽や根の有無
皮の色
良い玉ねぎの色は、黄色玉ねぎ・白玉ねぎ・赤玉ねぎによって見分け方が異なります。
それぞれの見分け方は次の通りです。
- 黄色玉ねぎ…艶のある茶色のもの
- 白玉ねぎ…真っ白いもの
- 赤玉ねぎ…赤紫色が鮮明なもの
皮の状態
玉ねぎは、収穫された後は乾燥させてから出荷するため、皮はしっかりと乾燥していて艶があり透明感のある茶色のものが良質です。
また、頭の上の部分が湿っている場合は腐っている可能性があるので要注意。
外皮に締まりがなく、皮が浮かびあがって見えるものは皮の下にカビが生えている可能性があるため、皮の締まりが良いものがおすすめです。
形
丸くてふっくらとした特徴の玉ねぎは、味も良くみずみずしくておいしいものが多いです。
収穫のタイミングが悪かったり、熟し過ぎていたりする玉ねぎは横長や縦長の形をしています。
形の悪い玉ねぎは傷みが早いため、まん丸な玉ねぎを選ぶようにしましょう。
首の細さ
首の部分がよく乾燥していて、細くて締まりのあるものが良質です。
芽や根の有無
根が長く伸びていたり、芽がでていたりするものは、芽や根の成長に栄養をとられてしまっているため、味が落ちてしまいます。
芽や根が伸びていないものを選ぶようにしましょう。
《触って選ぶ》おいしい玉ねぎの選び方|3つのチェックポイント
見た目だけではなく、実際に手で触ることによって、玉ねぎの状態をより詳しく知ることができます。
指先に神経を集中させて、おいしい玉ねぎを見分けてみましょう。
おいしい玉ねぎを見極めるポイントは次の通りです。
- 重さ
- 頭の部分の固さ
- 全体的な固さ
詳しく説明します。
※玉ねぎはデリケートなため、玉ねぎに触れる際は爪を立てたり強く握ったりせず、優しく扱うようにしましょう。
重さ
実が硬くて締まっているものは重みがあるため、同じサイズのものであれば重いほうを選ぶと良いでしょう。
頭の部分の固さ
玉ねぎは頭のほうから傷んでいくため、頭の部分を軽く押してみて硬いものが良質な玉ねぎです。
反対に、頭の部分を押した時にやわらかいものは、既に傷みはじめている可能性があるので避けましょう。
全体的な固さ
全体的に軽く押してみた時にブヨブヨとしている部分があれば、傷んでいる証拠です。
一方で全体的にしっかりと硬いものは、実が詰まっていておいしい玉ねぎです。
こんな場合はどうする?玉ねぎの選び方に関する疑問3つ
玉ねぎの選び方についてお伝えしましたが、ここからは、その他の疑問と回答を3つご紹介します。
- 玉ねぎの皮に黒い斑点があるけど大丈夫?
- カット玉ねぎの選び方は?
- 新玉ねぎの選び方のポイントは?
玉ねぎの皮に黒い斑点があるけど大丈夫?
スーパーに行くと、玉ねぎによっては皮に黒い斑点があるものもありますよね。
実はその黒い斑点は、黒カビの一種なんです。
黒カビと聞くと食べたらいけないのでは?と思うかもしれませんが、玉ねぎの皮のカビは玉ねぎの内部ではなく、表面だけに生えているため皮をむいてしまえば取り除けます。
黒い斑点がある玉ねぎは、皮をしっかりむいて洗ってから使いましょう。
カット玉ねぎの選び方は?
カットされて売られている玉ねぎの場合は、断面の真ん中の芯の部分を見てみましょう。
芯の部分が上まで伸びてきている場合は新芽が伸びている証拠なので、食べる分には問題ありませんが、新芽が伸びていないものと比べると味や風味が劣ります。
おいしい玉ねぎを選ぶには、少しでも新芽が伸びていない若い玉ねぎを選ぶと良いでしょう。
新玉ねぎの選び方のポイントは?
春先によく見かける新玉ねぎは、普通の玉ねぎと比べてやわらかく、甘味があるのが特徴です。
普通の玉ねぎは、収穫後に1ヶ月ほど乾燥させてから出荷されるのに対して、新玉ねぎは収穫後すぐに出荷されます。
おいしい新玉ねぎは、まん丸の形のものより横に太った円盤型のもので、大きすぎるものより少し小さめの方が良いです。
頭の方が茶色くなっていたり、ブヨブヨしていたりするものは腐っている可能性が高いので、よく注意して確認しましょう。
新玉ねぎはみずみずしくて甘味もあっておいしいのですが、乾燥させていないため普通の玉ねぎよりも日持ちしません。
そのため、新玉ねぎを買ったら早めに食べるのがおすすめです。
まとめ
店頭にゴロゴロと並んでいる玉ねぎですが、どれも同じような見た目をしているので、どれがおいしい玉ねぎか判断に困りますよね。
実はよく見ると、玉ねぎの色や形はそれぞれ違っていて、おいしい玉ねぎを見分けるのは意外と簡単なんです。
本記事では、良質な玉ねぎの特徴や選び方の注意点について説明しました。
本記事を参考に、お買い物の際はおいしくて栄養たっぷりな玉ねぎを選んでくださいね。
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