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高い枕はダメ?ストレートネックの原因と怖さ・おすすめの枕の選び方を紹介

 

「朝起きると首がなんだか痛い……。」

首の痛みが原因で、体にさまざまな不調が出てくると困りますよね。

実は、体に合わない高い枕を使い続けていると、ストレートネックの原因になることも。

本記事では、ストレートネックの原因と怖さ、おすすめの枕の選び方を紹介します。

高い枕を使っていて朝起きると首が痛い方や、ストレートネックが気になっている方は、参考にしてくださいね。

 

ストレートネックとは?

ストレートネックとは、首の骨のゆるやかなカーブが、前傾の姿勢によってほとんどなくなり、ストレートになった状態のことです。

通常、人間の首の骨はゆるやかなS字を描くようにカーブして、頭から背中の骨を真っ直ぐに支えています。

しかし、ストレートネックになると、背骨の延長線上に頭が来てしまい、横から見た際に頭が体よりも前に飛び出して見えてしまうのです。

体全体が飛び出した頭のバランスを取ろうとするため、猫背になったり下腹が前に突き出す体型になったりします。

(参考サイト:BRAIN SREEP 

 

高い枕はダメ?ストレートネックの原因

では、ストレートネックはなぜ起こるのでしょうか?

主な原因は3つあります。

 

  • うつむき加減でのスマホ操作
  • 悪い姿勢でのデスクワーク
  • 高すぎる枕

 

それでは詳しく説明します。

 

うつむき加減でのスマホ操作

ストレートネックの原因の一つは、うつむき加減でのスマホ操作です。

スマホをうつむいてしていると、頭が体よりも前に出てしまい、首と肩甲骨辺りの筋肉が伸びてしまいます。

例えば、スマホでの動画やゲームなどは長時間集中して操作を続けてしまう傾向にあります。

そのため、長時間操作を続けていると、首のカーブが失われてしまうのです。

 

悪い姿勢でのデスクワーク

悪い姿勢でのデスクワークを続けることも原因の1つです。

デスクワーク中は下を向いていることが多く、悪い姿勢のまま長時間座っていると、頭や肩が前に出てしまいます。

また座った状態でのデスクワークは腰に負荷がかかり、反り腰を起こしやすくなるため、背骨のS字カーブも失われてしまいます。

首と背中の筋肉が伸び、首のカーブが失われ、ストレートネックの原因になるのです。

 

高すぎる枕

体に合わない高すぎる枕も、悪化させてしまう原因の一つです。

高すぎる枕を長時間使っていると、常に頭を持ち上げている姿勢になり、首や肩に負担がかかります。

人は1日の3分の1は寝て過ごしています。

高すぎる枕を長時間利用していると、首や肩に負荷がかかりすぎてしまうのです。

 

ストレートネックによって起こる症状

 

そもそも、ストレートネックによって起こる症状はどんなものがあるのでしょうか?

主な症状は7つあります。

 

  • 体のこり
  • 痛みやしびれ
  • 手足の冷え
  • 頭痛や吐き気
  • ヘルニア
  • 眼精疲労
  • 自律神経失調症やうつ病

 

詳しく説明していきます。

 

体のこり

体のこりは、ストレートネックの初期に見られる症状です。

首のカーブが失われると首や肩の血流が滞ったり、頭を支え負荷を和らげる働きが弱まったりして、体の痛みにつながるのです。

体のこりは、主に肩や背中、腰に現れます。

体のこりが気になる場合は、放置せず早めにケアをして、ストレートネックを予防しましょう。

 

痛みやしびれ

ストレートネックが悪化してしまうと、痛みやしびれの症状を引き起こすことがあります。

頚椎には大きな神経や動脈が通っており、ストレートネックによって神経や動脈が圧迫・損傷されると、腰痛や手先・下肢のしびれが生じるのです。

痛みやしびれの症状が気になる場合は、ストレートネックの予防に務める必要があるでしょう。

(参考サイト:南行徳中央整骨院

 

手足の冷え

ストレートネックが原因となり、手足の冷えが生じることも。

首には大きな神経や血管が通っているため、首のカーブを失って筋肉がこわばると、血流が悪くなります。

血流が悪いと、脳に十分な血液が運ばれないため、血液が滞り手足に冷えが生じるのです。

体をあたためたり、ほぐしたりして様子を見ても改善しないときは、ストレートネックを疑い整形外科を受診しましょう。

 

頭痛や吐き気

ストレートネックが生じると、頭痛や吐き気を発症する場合があります。

頚椎は、両脇から多くの神経が出ており、上半身の神経を中心にあらゆる場所に関係しているため、頭痛や吐き気を伴うことも。

悪化してしまうと、身体の不調を引き起こしやすくなるのです。

 

ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアなども、ストレートネックが悪化すると引き起こります。

首の骨のカーブがなくなることで、頭の重みにより首の椎間板がはみ出て、神経を圧迫してしまうことが原因です。

ストレートネックは、頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症の初期の段階とも言われています。

手足に慢性的なしびれを生じている場合は、ストレートネックを疑い、整形外科への受診がおすすめです。

(参考サイト:まごころ弁当

 

眼精疲労

ストレートネックは、眼精疲労を招く原因にもなります。

というのも、ストレートネックにより首に負担がかかると、視神経に影響が出やすくなるからです。

眼精疲労を引き起こすと、体全体の倦怠感や疲れが出やすく、翌朝も疲れが残ったままの症状が出ます。

眼精疲労は早めにケアをして、症状を治すことをおすすめします。

(参考サイト:とくしま整骨院

 

自律神経失調症やうつ病

自律神経失調症やうつ病は、ストレートネックが原因で引き起こされることがあります。

ストレートネックで姿勢が悪くなると、首のゆがみが進行して、首の骨にある自律神経中枢にストレスがかかります。

最初は筋肉のこりだけであった症状が、自律神経に異常が起こると、目の疲れや倦怠感、不眠症が出てくることも。

精神的な症状では不安を感じやすくなったり、イライラしたり、集中力を保つのが難しくなる症状からうつ病につながるのです。

適切な治療を行うためにも、ストレートネックが引き金となっている可能性があることを知っておきましょう。

(参考サイト:ほぐすん

 

ストレートネックの人向けの枕の選び方

ストレートネックの人は自分に合った最適な枕を選ぶことが大切です。

選び方のポイントは2つあります。

 

  • 首の自然なカーブを保てるものを選ぶ
  • 柔らかすぎないものを選ぶ

 

詳しく説明します。

 

首の自然なカーブを保てるものを選ぶ

ストレートネックには、首の自然なカーブを保てる枕を選びましょう。

自分の首のカーブに合う枕を使うことによって、長時間眠っている間自然な首のカーブが保てることも。

最適な枕の高さは体型によって異なるので、華奢な人は5cm、標準の人は6cm、体格が大きな人は8cm程度のものがおすすめです。

高い枕では、ストレートネックを悪化させる原因になるので、体型に合わせた枕の高さを選びましょう。

 

柔らかすぎないものを選ぶ

ストレートネックの人は、柔らかすぎない枕を選ぶことが大切です。

柔らかすぎる枕を選ぶと、枕に頭が沈み込み、安定せず姿勢が崩れてしまいます。

寝ている際、首に必要以上の力が入り、負担がかかってしまうのです。

一方で、適度な硬さで頭がしっかり支えられる枕は、後頭部や首の下の隙間ができないので、首から頭にかけて完全に力を抜くことが可能に。

スムーズな寝返りがしやすくなり、ストレートネックを予防する効果があります。

 

まとめ

日々の姿勢を見直したり、高すぎる枕から体に合った枕に変えたりすることで、ストレートネックの悪化を予防できます。

本記事では、ストレートネックの原因と怖さ、おすすめの枕の選び方を紹介しました。

朝起きると首が痛い方や、ストレートネックが気になっている方は、本記事で紹介したポイントを参考にしてくださいね。

ただし、ストレートネック予防の枕に変えて、日頃の姿勢を意識しても、首の痛みが治らない場合は放置せずに病院へ受診しましょう。

30代後半、主婦歴12年目 夫と長男・長女・次女・三女・次男の7人暮らし。乳児〜小学生を育てる母親です。 子どもが産まれるまではバリバリ働いていましたが、出産後は家事・育児が最優先の生活に。 趣味は買い物で、最近は爆買いでストレス発散をしています。 大家族あるあるなどを楽しく書いていきます!

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