育児中の睡眠不足、どう乗り越える?対処法や先輩ママの声をご紹介

 

赤ちゃんの夜泣きや夜驚症や夢遊病など子供の睡眠トラブルにより、親も睡眠をしっかり取ることができなくて、睡眠不足になってしまう方もいるのではないでしょうか。

睡眠不足になると日中の子育てや生活面に支障が出てしまい、睡眠不足が続いてしまうとストレスなどの身体症状が表れることも考えられます。

本記事では、育児中の睡眠不足を乗り越える対処法と、先輩ママの声をご紹介します。

睡眠不足が辛くてストレスを感じてしまう方は、本記事を参考にしてみてください。

 

育児中に睡眠不足で悩んでいるママは多い!寝不足になると起こることとは?

そもそも、寝不足になるとどのような問題があるのでしょう?

主な問題点は次の通りです。

  • ストレスが大きくなりイライラしやすくなる
  • 集中力や注意力が低下する
  • 自律神経が乱れてさまざまな体調不良が起きる
  • 産後うつを発症しやすくなる

詳しく説明します。

 

ストレスが大きくなりイライラしやすくなる

子育てをしていると、ただでさえ心配事やイライラしやすくなりますよね。

睡眠不足が続くことでさらにイライラしやすくなり、ストレスが大きくなります。

ストレスフルな状態が続いて悪化してしまうと、鬱や自律神経失調症などの症状を引き起こしてしまうこともあるため、注意が必要です。

 

集中力や注意力が低下する

睡眠不足により、集中力や注意力が低下する場合があります。

睡眠不足になると、正常に脳の機能が働かなくなり、集中力や注意力が低下するといったことが起こりやすくなるのです。

危険などの事前察知や予測行動ができなくなり、予期せぬ事故につながる危険性があります。

 

自律神経が乱れてさまざまな体調不良が起きる

睡眠不足が続くと自律神経が乱れます。

自律神経が乱れるとさまざまな体調不良を引き起こすことがあり、酷くなると自律神経失調症になることも。

通常睡眠時は、副交感神経が働いて興奮を抑え、睡眠へと導いてくれます。

しかし、睡眠不足になることで交感神経が優位となり、入眠しにくくなるのです。

交感神経は身体を興奮状態にさせる神経で、交感神経が優位になるとリラックスできない状態になってしまいます。

さらにリラックスできない状態が続いてしまうと、自律神経のバランスが乱れて症状が悪化するのです。

産後うつを発症しやすくなる

産後のママは、身体的な回復期間であっても、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話を四六時中しなければいけません。

周りの協力が得られる場合は、負担が軽減されて少し楽になりますが、そうでない場合は心身の疲労の蓄積によって産後うつを起こすリスクが高くなります。

さらに睡眠不足が重なると脳の判断が鈍ったり、精神的なストレスが大きくなったりするため、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。

 

健康に育児するために!睡眠不足の解消法

睡眠不足を解消するには、どうすればいいのでしょ?

睡眠不足を解消する5つの方法をご紹介します。

  • 赤ちゃんと一緒に寝る
  • 家事は手を抜く
  • 家族に赤ちゃんのお世話を頼む
  • 公的なサポートに頼る
  • 赤ちゃんの生活リズムを整える

 

赤ちゃんと一緒に寝る

産後のママは、育児だけでなく家事などの肉体労働も同時進行して行わなければいけません。

自然とママの心身の負担が大きくなり、慣れない赤ちゃんとの生活でかなりしんどくなってしまいます。

可愛い我が子であっても辛いと感じてしまうことも増え、そんな自分に自信が持てなくなるなど、心のバランスも崩してしまいがちです。

産後のホルモンの乱れと睡眠不足により正常な思考ができなくなり、メンタルが崩れやすくなっているのです。

そんなつらい状態を解消するために、眠たい時やつらい時には赤ちゃんと一緒に寝るようにしましょう。

睡眠を取ることで脳や体が回復するので、辛さを解消しやすくなります。

また、赤ちゃんの生活リズムに合わせてあげることも、ストレスを溜めないコツです。

生活リズムは赤ちゃんが大きくなるにつれて整ってきますので、あまり神経質になる必要はありませんよ。

 

家事は手を抜く

産後の身体的な負担は思っている以上に大きく、思うように体が動かなくなるものです。

無理して動いてしまうと身体回復に時間がかかり、悪露が増えたり長く続いたりします。

酷い場合は大量出血を起こして入院になることもあるので、あくまでも赤ちゃんのお世話をメインに、他の家事は手を抜いて過ごしましょう。

 

家族に赤ちゃんのお世話を頼む

夜間の授乳で体力を消耗しやすいので、ママ以外にできるようなお世話は家族にお願いして、体力を温存しましょう。

お風呂やお着替えなど、他の家族でもできる育児は協力してもらってやってもらうのが理想的です。

 

公的なサポートに頼る

ファミリーサポートや育児支援を利用して、負担を減らしながら生活するようにしましょう。

買い物などは、ネットスーパーや宅配をうまく利用して回復に努めるのがおすすめです。

 

赤ちゃんの生活リズムを整える

赤ちゃんは昼間寝て夜起きることが多く、ママの負担は大きくなります。

赤ちゃんの生活リズムはすぐに改善できるものでもないので、少しずつ様子を見ながら整えていきましょう。

お風呂は決まった時間に入ったり、授乳間隔を規則的に取ったりするなど、日中も寝かせたままではなく起こして授乳させたりスキンシップを取ったりするのがおすすめです。

徐々に赤ちゃんの生活リズムが取れるようになってきますよ。

 

育児中の睡眠不足を乗り越えた先輩ママの声!張り詰めすぎず適度に手を抜こう

先輩ママたちは、どのようにして上手に手を抜いていたのでしょう?

先輩ママたちの体験談をご紹介します。

  • 泣いてもすぐに抱かない
  • 家事は手を抜く
  • 夜間の授乳をミルクに変える

 

泣いてもすぐに抱かない

睡眠不足を解消するために、夜間の頻回授乳を減らすようにしたケースです。

赤ちゃんは、少しの物音や振動などでも敏感に反応するため、おっぱいが欲しいわけでもない時にでも泣いてしまいます。

泣いているから授乳する──という感じだったのを、時間を決めて授乳するスタィルに変えたそうです。

時間以外で泣いている時はすぐに抱っこせずに、様子を見ながら抱っこするようにしたのです。

泣いていてもそのまま寝てしまうときもあったので、睡眠を取る時間が少し増えたそうです。

 

家事は手を抜く

睡眠時間を確保するために、家事など自分のやるべき仕事を減らしたケースです。

パートナーや家族と話し合いながら役割分担をし、家事負担を減らしながら睡眠時間を確保するやり方です。

家族もできる範囲で協力してくれるようになり、自分のことは自分でするという流れが分かってきてくれたので助かったそうです。

「先々のためにも習慣にできたら」と、期待してしまうほどだったとか。

 

夜間の授乳をミルクに変える

夜間の頻回授乳を避けるために、寝る前と夜間は腹持ちのよいミルクに変えたケースです。

ミルクに変えたお陰で、夜間1時間おきの授乳が3時間まとめて寝てくれるようになったので、睡眠時間を確保できるようになったそうです。

 

まとめ

育児中は睡眠不足になりやすく、体力を消耗したり他にもさまざまな体調不良を引き起こしたりするリスクがあります。

そのため、少しでも睡眠時間を確保して体調を整え、回復させる必要があります。

本記事では育児中の睡眠不足を乗り越える方法をご紹介しました。

併せて先輩ママの体験談もご紹介していますので、睡眠不足が辛くて育児を楽しめないとお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

30代、主婦歴14年 1歳〜13歳の子どもが7人いる9人家族 子沢山なので物が多くなりがちですが、断捨離でスッキリさせることが趣味になっています。 週末に家族みんなでパンやお菓子など好きな物を作り、賑やかに過ごすことが好きです。

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