【琥珀糖の作り方】粉寒天でカリカリ食感のきらきら可愛いスイーツ作り
「琥珀糖って何でできてるの?」
そんな時、どんな材料なのかが知りたいですよね。
実は琥珀糖は、粉寒天と砂糖でできているのです。
本記事では、粉寒天で作る琥珀糖の作り方を紹介します。
話題のカリカリでキラキラの可愛い琥珀糖を作ってみたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
琥珀糖とは?
琥珀糖とは、寒天と砂糖を煮溶かして食用色素や色付きのシロップで色を付けて乾燥させたものです。
固める前ならマーブルなどの模様を入れてさらに美しく仕上げることも可能です。
独特の食感と宝石のような美しい見た目が特徴で、最近では「食べる宝石」としてSNSでも話題になっています。
出来上がった琥珀糖をビンなどに詰めてギフトとして送ると喜ばれますよ。
(参考サイト:DELISH KITCHEN)
琥珀糖の魅力
琥珀糖の心を引き付けるものとは何なのでしょうか?
主な魅力は3つです。
- 独特の食感
- 美しい見た目
- 手順さえ守れば誰でも作れる
詳しく説明します。
独特の食感
琥珀糖は独特の食感が魅力です。
寒天と砂糖を煮溶かして固めますが、材料として水よりも1.5倍多い砂糖を使うので、過飽和状態で乾燥させると表面が結晶化してカリカリになります。
外側がカリカリなのに噛むと中がプルプルとしていて、食感のギャップが楽しめます。
また、砂糖が主な原料なので淡白な味ですが、爽やかな優しい甘さが口の中で広がるのも魅力の一つです。
(参考サイト:Sweeten the Futur)
美しい見た目
「食べる宝石」とも言われている琥珀糖は見た目の美しさも魅力の一つです。
寒天の透明感と乾燥した砂糖がすりガラスの様に見えるのが美しさの秘密。
単色でも綺麗ですが、かき氷のシロップや食用の色素でマーブル模様に色付けをしているものもあり、神秘的な見た目が楽しめます。
あまりの美しさに食べるのがもったいないと思うかもしれませんね。
手順さえ守れば誰でも作れる
手順を守れば誰でも作れるのも琥珀糖の魅力だと言えます。
琥珀糖と聞くと作り方が難しくて特殊な技術が必要なイメージがありますが、基本の作り方は決まっているので自宅で作れるものもあります。
主な材料は寒天と砂糖で、溶かして固めて乾かすだけという工程です。
自宅で作って、夏のおもてなしや贈り物にしても喜ばれます。
(参考サイト:Creema)
粉寒天を使った琥珀糖の作り方
粉寒天を使った琥珀糖はどのように作れば良いのでしょうか?
作り方は以下の通りです。
- 琥珀糖に必要な材料を用意する
- 鍋に材料を入れる
- 色を付ける
- 模様を付ける
- 冷蔵庫で冷やす
- 好きな形に切る
- 乾燥させる
それぞれを詳しく説明します。
琥珀糖に必要な材料を準備する
琥珀糖を作る前に必要な材料を準備します。
主な材料は次の通りです。
【材料】
- 水 200g
- 粉寒天 4g
- 砂糖 300g
- かき氷シロップ(リキュールでも可) 15〜20g
- 食用色素 お好みで
琥珀糖の要でもあるカリカリの表面を作るには、砂糖を水の1.5倍の量にすることが大切です。
(参考サイト:Creema)
鍋に材料を入れて混ぜる
鍋に材料を入れて混ぜます。
詳しい作り方は以下の通りです。
- 鍋に水と粉寒天を入れたら、沸騰させて2分混ぜる
- 寒天がしっかりと溶けたら、一旦火を止め砂糖を入れる
- 砂糖を入れたらゴムベラで混ぜながら溶かす
- 砂糖が溶け切ったら再度弱火にかけ、混ぜずに沸騰を待つ
- 沸騰してきたら吹きこぼれないように、ゴムベラで少し混ぜる
- 5を持ち上げた時に、細い糸を引くくらいまで煮詰める
ここでのポイントは2つあります。
- 寒天が溶けきらずダマになっていると透明感が出なくなるので、溶けきるまでしっかり混ぜる。
- かなり多めの砂糖だが、カリカリの表面を作るための分量なので、砂糖を減らしたり、水を増したりしないようにする
最初の工程で琥珀糖の要でもあるカリカリの表面とプルンとした中身になるので、砂糖と寒天はしっかり溶かすようにしましょう。
(参考サイト:Creema)
色を入れ模様を付ける
次の工程では、寒天液に色を付けます。
詳しい作り方は以下の通りです。
- 寒天と砂糖が溶けた寒天液を平らなバットに流し入れ、かき氷シロップと食用色素を加える
- かき氷シロップと食用色素を入れたら、スプーンなどで混ぜながらマーブル模様にする
- 表面に細かい泡が出たら、ラップでそっとすくい上げる
ここでは2つのポイントがあります。
- かき氷シロップやリキュールの量が多いと固まりづらくなるので、水の量の10%以下にする
- 食用色素は少しでも色が付きやすいので、入れすぎないようにする
- マーブル模様を作る時は、混ぜすぎないようにする
マーブル模様は混ぜ方でどんな模様になるのかも楽しみの一つです。
(参考サイト:Creema)
冷蔵庫で冷やす
模様ができたら冷蔵庫で冷やします。
詳しい作り方は以下の通りです。
- 粗熱をとる
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める
ここでのポイントは、手でちぎれるくらいの固さまで固めることです。
(参考サイト:Creema)
好きな形に切る
固まったら好きな形に切りましょう。
詳しい作り方は以下の通りです。
- 冷蔵庫でしっかり固まったら、手でちぎったり、ナイフで切ったりして好きな形にする
- 好きな形に切ったら、クッキングシートに並べる
四角く切っても良いですがちぎると鉱石のように見えるので切り方を変え、様々な形にしてみると良いでしょう。
(参考サイト:Creema)
乾燥させる
好きな形に切ったら、乾燥させます。
詳しい作り方は以下の通りです。
- クッキングシートのまま風通しの良いところに置く
- 表面を一日かけて乾燥したら、裏返してしっかり乾燥する
- 両面に砂糖の結晶ができ、表面がすりガラスのようになり触ってもベタつかなければ完成
季節や天候によって乾く時間が変わってきますが、完全に乾燥するまで約2日間かかる場合があります。
早く完成させたい場合は、オーブンを40℃くらいに設定して、1時間ほど入れると時間を早められます。
また、乾燥させる時にホコリなどがつくことがあるので、通気性の良いフードカバーなどを被せると良いでしょう。
まとめ
カリカリ食感でキラキラとした可愛いスイーツの琥珀糖ですが、自分で作るのは大変なのではないかと思いますよね。
実は、粉寒天と砂糖を使えば誰でも自宅で琥珀糖が作れます。
本記事では、粉寒天を使った琥珀糖の作り方を紹介しました。
お家で琥珀糖を作ってみたい方は、本記事を参考に作って独特の食感を楽しんでくださいね。
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