【赤ちゃんの離乳食】小麦はいつから始める?時期や与え方を紹介!

「赤ちゃんに小麦を使った離乳食を与えたいんだけど、いつから食べさせられるの?」

そんなとき、初めて与える食材は、いつから始めて良いのか分からないと困りますよね。

実は、離乳食で使えるようになる時期と小麦の与え方があるのです。

本記事では、赤ちゃんの離乳食に小麦を始める時期と与え方を詳しく紹介します。

そろそろ離乳食で小麦を与えたいと思っている方は参考にしてくださいね。

【赤ちゃんの離乳食】小麦はいつから食べられる?

赤ちゃんは小麦を離乳食初期の5ヶ月から食べられます。

小麦は3大アレルゲンに含まれ、アレルギー症状を起こす可能性が高い食材のため、離乳食で初めて与える際は注意が必要です。

離乳食初期から与える際は小麦が使われた食材をしっかり加熱して、ペースト状にしたものを赤ちゃんの様子を見ながら与えましょう。

 

参考サイト:トモニテ編集部

 

 

赤ちゃんの離乳食でアレルギーが心配なときの与え方

赤ちゃんの離乳食で小麦のアレルギーが心配なときはどんな与え方があるのでしょうか?

小麦の与え方は以下の4点です。

  • 離乳食を開始後1ヶ月頃を目安に始める
  • 少量のうどんから始める
  • パンはうどんの5分の1の量を目安に与える
  • うどんの量が増えてきたら他の食材を与える

詳しく解説します。

 

参考サイト:小児科オンラインジャーナル

 

 

離乳食を開始後1ヶ月頃を目安に始める

離乳食で小麦のアレルギーが心配なときは、離乳食を開始した後1ヶ月頃を目安に始めましょう。

離乳食を開始して、赤ちゃんの様子を見ながら野菜や白米、豆腐などの他の食材に慣れた頃に開始するのがおすすめです。

 

少量のうどんから始める

離乳食で小麦のアレルギーが心配なときは少量のうどんから始めてみましょう。

ゆでたうどんの量は、赤ちゃんスプーンで2分の1の量を1日1回から始めると良いです。

4〜5回ほど同量を与えて異常がなければ、1杯、2杯…と少しずつ増やすのがおすすめです。

少量のうどんから始め、小麦のアレルギー症状がないことを確認しながら進めましょう。

 

パンはうどんの5分の1の量を目安に与える

パンはうどんの5分の1の量を目安に与えましょう。

アレルギー症状の有無を確認しながら、うどんの量に応じて徐々にパンも量を増やしていきます。

ただし、パンには小麦の他に卵や乳成分も含まれるため注意が必要です。

 

うどんの量が増えてきたら他の食材を与える

うどんの量が増えてきたら他の食材を与えてみましょう。

うどんを与えて赤ちゃんにアレルギー症状が出ないことを確認してから、他の食材にチャレンジすることが大切です。

小麦を使った食べ物のうち離乳食期に食べても良い食材は醤油やみそ、クッキー、ゆでパスタなどです。

与え始めはうどんと同じく、アレルギー症状に気をつけて一口から始め、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に量を増やしていきましょう。

 

赤ちゃんの離乳食に与える小麦の目安量

赤ちゃんの離乳食に与える小麦は目安量があります。

離乳食では与える小麦の目安量を把握してから与えましょう。

時期別の小麦の目安量は以下の通りです。

  • 離乳食初期(5〜6ヶ月頃)
  • 離乳食中期(7〜8ヶ月頃)
  • 離乳食後期(9〜11ヶ月頃)
  • 離乳食完了期(12〜18ヶ月頃)

詳しく説明します。

 

参考サイト:はちまるさんぽ

 

参考サイト:トモニテ

 

 離乳食初期(5〜6ヶ月頃)

離乳食初期(5〜6ヶ月頃)に与える小麦の目安量は、うどんや食パンで1食あたりおよそ5〜10gです。

小麦は3大アレルゲンの1つであるため、赤ちゃんの様子を確認しながら十分に気をつけることが大切です。

通常赤ちゃんが離乳食で初めて口にする食材は、赤ちゃんスプーンの1さじから与え始めますが、小麦の場合はさらに少量から与えると安心できます。

同量を繰り返して与え、赤ちゃんに異常が見られなければ1さじずつ増やして、10さじを超えないようにしましょう。

焦らずゆっくり、目安量まで増やしていくのがおすすめです。

 

離乳食中期(7〜8ヶ月頃)

離乳食中期(7〜8ヶ月頃)に与える小麦の目安量は、1食あたり食パンで15〜20g、うどんで35〜55gです。

量はあくまでも目安量で、赤ちゃんのスピードや食べる量の様子を見ながら考えて進める必要があります。

赤ちゃんのペースを見ながら量を徐々に増やしていきますが、毎日増やすのではなく、同じ量で5回与えたり1週間試したりして増やすと良いでしょう。

離乳食中期で与える際、麺は1cmほどのみじん切りにして与えてくださいね。

小麦はホワイトソースやスープなどのトロミ付けにもおすすめです。

 

離乳食後期(9〜11ヶ月頃)

離乳食後期(9〜11ヶ月頃)に与える小麦の目安量は、1食あたり食パンで25〜30g、うどんで60〜90gです。

麺を与える際は1〜2cmにカットして与えましょう。

離乳食後期では手づかみ食べができるようになるため、うどんやそうめんなどの麺の他にも、お好み焼きや蒸しパンなどもおすすめです。

食べ物の固さは、赤ちゃんが歯ぐきでつぶせる、バナナくらいの固さで与えましょう。

 

離乳食完了期(12〜18ヶ月頃)

離乳食完了期(12〜18ヶ月頃)に与える小麦の目安量は、1食あたり食パンで40〜50g、うどんで105〜130gです。

麺を与える場合は2〜5cmにカットして、固さは肉だんごくらいの、歯ぐきで噛める固さで与えましょう。

離乳食完了期では、小麦が使われた食材の、ほとんどのものが食べられるようになります。

量はあくまでも目安のため、赤ちゃんの成長に合わせて量や固さ、大きさを調節して少しずつ与えることが大切です。

 

赤ちゃんの離乳食に小麦を使ったおすすめレシピ4選

赤ちゃんの離乳食に小麦を使ったおすすめのレシピを時期別に紹介します。

おすすめの離乳食レシピは以下の4選です。

  • 【初期】小麦スタートに!うどんのペースト
  • 【中期】何にでも万能!ホワイトソース
  • 【後期】ふっくらもちもち!ヨーグルト風味のホットケーキ
  • 【完了期】野菜たっぷり!おやきのお好み焼き風

 

【初期】小麦スタートに!うどんのペースト

初めて離乳食で小麦をスタートさせる赤ちゃんにおすすめのうどんレシピです。

 

【材料】(約1週間分・大さじ1×6個)

  • ゆでうどん…50g
  • 水…200cc

 

【作り方】

  1. うどんは包丁で細かく刻む
  2. なべで5分程度、柔らかくなるまで煮る
  3. 粗熱をとり、ブレンダーでゆで汁ごとなめらかなペースト状にする
  4. 保存容器に小分けして、できあがり

 

参考サイト:クックパッド

 

 

【中期】何にでも万能!ホワイトソース

どんな料理にもアレンジ可能な2つの材料だけで簡単に作れるホワイトソースです。

 

【材料】

  • 牛乳…300ml
  • 小麦粉…大さじ2

 

【作り方】

  1. 小麦粉をなべに入れる
  2. 牛乳を25mlだけ1に入れてよく混ぜ合わせる
  3. ダマがなくなるまで混ぜ、残りの牛乳を全て2に入れて、しっかり混ぜ合わせる
  4. なべに弱火から中火でつけ、焦げないように、とろみがつくまでかき混ぜる
  5. 好みの固さになったらできあがり

 

参考サイト:クックパッド

 

 

【後期】ふっくらもちもち!ヨーグルト風味のホットケーキ

ヨーグルトをつかった、ふっくらもちもちした食感の、手づかみ食べにぴったりなホットケーキレシピです。

 

【材料】

  • ☆小麦粉…60g
  • ☆米粉、または小麦粉…20g
  • ☆ベーキングパウダー…2g
  • ☆砂糖…15g
  • ☆粉ミルク…大さじ2
  • ★卵…1個
  • ★牛乳…50〜80g
  • ★無糖ヨーグルト…大さじ2
  • ★オリーブオイル…15g

 

【作り方】

  1. ☆をボウルに全て入れて、泡立て器で混ぜる
  2. ★を別のボウルに全て入れてよく混ぜる
  3. 1に2を入れて、粉がなじむまで合わせる
  4. 3を赤ちゃんが片手でつかめるサイズに形成する
  5. フライパンを熱し、火からおろしてフライパンを濡れタオルで冷やす
  6. 4を5のフライパンに入れて弱火で焼く
  7. 表面がプツプツしてきたら裏返す
  8. 皿に盛ってできあがり

 

参考サイト:クックパッド

 

 

  【完了期】野菜たっぷり!おやきのお好み焼き風

卵黄と野菜をたっぷりつかったお好み焼き風のおやきレシピです。

 

【材料】

  • ☆小麦粉…15g
  • ☆牛乳…10ml
  • ☆卵黄…1個
  • ☆和風だし…1.5g
  • ベーキングパウダー…0.5g
  • ごま油…適量
  • 好みの野菜(キャベツやにんじんなど)…30g

 

【作り方】

  1. 好みの野菜はみじん切りにする
  2. 1をレンジで柔らかくなるまで加熱する
  3. ボウルに☆を全て入れて混ぜ合わせる
  4. 3にベーキングパウダーをふりかける
  5. 4に2を入れて、馴染ませるように混ぜる
  6. フライパンにごま油を薄めに塗り、5を弱火で2〜3分ほど焼く
  7. 表面がプツプツしてきたら裏返し、蓋を閉めて蒸し焼きする
  8. 好みの大きさにカットしたらできあがり

 

参考サイト:クックパッド

 

 まとめ

小麦はパンやうどんに使われている、欠かせない食材の1つです。

しかし、アレルゲンの1つでもあります。

赤ちゃんの離乳食で小麦を与える際は、使える時期や与え方をしっかり調べて始めるようにしましょう。

本記事では、離乳食に小麦を使える時期と与え方を紹介しました。

そろそろ離乳食で小麦を与えようと思っている方は参考にしてくださいね。

30代後半、主婦歴12年目 夫と長男・長女・次女・三女・次男の7人暮らし。乳児〜小学生を育てる母親です。 子どもが産まれるまではバリバリ働いていましたが、出産後は家事・育児が最優先の生活に。 趣味は買い物で、最近は爆買いでストレス発散をしています。 大家族あるあるなどを楽しく書いていきます!

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