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旅育って何?子どもに与えるメリットやおすすめのやり方を紹介

 

近年、「旅育」が注目を集めています。

旅は子どもにとって、とても刺激的な体験ですよね。

そんな旅の経験を通して、子どもの成長を促すことを旅育と呼びます。

しかし、旅育を取り入れてみたいものの、どのようにしたらいいかわからない方もいらっしゃいますよね。

そんなお悩みをお持ちの方のために、旅育に関する情報をまとめてみました。

本記事では、最近注目されている旅育を解説するとともに、子どもに与えるメリットやおすすめのやり方を紹介していきます。

ぜひ参考にして、楽しい思い出を作りつつ、お子さんにたくさんの経験をさせてあげてくださいね。

 

旅育とは?

旅育とは、非日常的な旅先で得た経験を通して多くのことを学び、子どもの心や人間性を育てることです。

経験を通した学びとは、旅先での地理や歴史、知らない土地でのものの見方といった知識だけではありません。

初めて訪れる場所や人との出会いや、旅の思い出を家族と共有する体験など、あらゆる経験が子供の成長に大きな影響を与えます。

そのため、旅育は幼少期から実践することで、豊かな人間性が形成されることに。

旅の記憶が残らないはずの赤ちゃんでも、五感に訴える経験を吸収して成長していきます。

五感を通して行われる旅育は、あらゆる感性を豊かに伸ばし、子供の成長に良い影響を与えることでしょう。

 

旅育のメリット

旅育にはどのようなメリットがあるのでしょう?

旅育の具体的なメリットを5つご紹介します。

  • 脳の発達を促せる
  • 親子の絆が深まる
  • 思い出になる
  • さまざまな体験ができる
  • 好奇心を刺激して学習意欲が高まる

 

脳の発達を促せる

子供の脳の発達に必要なのは、五感を通した経験であるとされています。

幼少期から自分で直接見たことや、直接触れた体験が子供の感性を豊かに育てるのです。

いつもと違った旅先で体験することは、感性という受信機の感度を最大限に上げた状態で受け取ることができます。

そんな体験は、貴重な経験として記憶され、子供の成長の糧となるのです。

脳の成長が活発化する時期に旅育で得た経験は、子供の脳の発達に良い影響を与えますよ。

 

親子の絆が深まる

旅をすることで親子の絆を深めることもできます。

最近は共働きの家庭が増えてきました。

普段は親子でゆっくりと話す時間が取れなくても、旅先ではゆっくりと話をする機会がいくらでもあります。

また、両親にとっても仕事を離れて、ゆっくりと旅を楽しむことができるいい機会ですよね。

その上、家族旅行は子供にとっても楽しい思い出となります。

親子の間で一番大切なことはゆっくりと話ができる状況です。

会話を重ねるごとに信頼感が積み重なるので、お子さんの精神的な安定にもつながるはずですよ。

 

思い出になる

親子での楽しい経験は、楽しい思い出としていつまでも心に残ります。

旅の後で旅の整理をすると、子供にとっても親にとってもいっそう素敵な思い出となるでしょう。

旅行中の写真を整理したり、絵日記として残したりなどの他、現地から自宅に葉書を送るという方法もぜひ試してみてくださいね。

最近では陶芸やガラス細工作り、紙漉きや染め物、おもちゃ作りなど多彩な体験学習があります。

こういった体験学習を旅先で取り入れるのも旅育の醍醐味です。

旅先での思い出を、いつでも振り返ることができる形にしておきましょう。

慣れてきたら、旅行の計画をお子さんと一緒に立てたいですね。

 

さまざまな体験ができる

旅というのは非日常なので、普段は触れることのない世界を体験しましょう。

毎日ルーティーンのような日を繰り返していると、人間関係や行動範囲が限られますよね。

日常から離れ、非日常から日常を見る視点を養うのも大切なことです。

日ごろできない体験は、必ずしも楽しい経験だけではありません。

トラブルがあったり、嫌なものを見たりすることもあります。

しかし、さまざまな体験を通して危機管理能力が身についたり、視野が広がったりするものです。

旅先での経験は、きっと子供の成長を大きく促してくれますよ。

 

好奇心を刺激して学習意欲が高まる

子供は好奇心の塊ですよね。

いつもと違う体験をすると、好奇心旺盛な子供の視野もどんどん広がっていくでしょう。

知らないことを知りたいという気持ちの高まりが、脳の発達や発育に大きな影響を与えます。

旅育は子供の好奇心を探究心へと変える旅ともいえるでしょう。

 

旅育のおすすめのやり方

実際に旅育はどのようにして行えばいいのでしょう?

旅育のおすすめのやり方を5つご紹介します。

  • 準備から子供と一緒に行う
  • 目標や役割を決めて達成したら褒める
  • 体験教室などに子どもだけで参加させる
  • 本物に触れる
  • 思い出を形にして残す

 

準備から子供と一緒に行う

旅行が決まったら早速準備を始めたいところですが、子どもと一緒に計画を立てるようにしましょう。

ここで大切なのが、子供の意見を尊重する姿勢です。

子供の希望を受け入れることも大切ですが、複数の予定や役割を効率よく割り振りしたり、親の希望も受け入れて折衝したりすることも大事な学びです。

予算などもあるので、複数のプランを用意したり検討したりなど、子供と一緒に予定を立てましょう。

子どもの希望が受け入れられなくても、受け入れられるように話し合うことで親子の信頼関係が深まります。

まだ話せないお子さんでも、旅行に行く楽しみを語るのも立派な旅育ですよ。

 

目標や役割を決めて達成したら褒める

旅育を機会にそれぞれに旅の目標を立てて、達成できたらお互いに褒める習慣をつけるのはいかがでしょう?

たとえば、子どもの目標は「新幹線では大きな声を出さない」など、成長に合わせた目標で十分です。

社会的なことに意識を向けることや、目標に向けて行動を意識することが大切です。

もう一つ大切なポイントは、努力していることを認め、条件付きであれなんであれ子供を褒めてあげること。

両親との約束を守って褒められたという成功体験が、子供に自信を与えます。

また、子供の年齢にもよりますが、旅行中に役割を持たせるのも効果的。

妹の面倒をみるといった抽象的なことではなく、具体的な役割を与えてあげることが重要です。

たとえば、施設に入るときは入場券を購入したり、飲み物を確保したりといった具合に役割を与えてあげるのです。

役割を与えることで、子供の責任感が育まれます。

 

体験教室などに子どもだけで参加させる

お子さんの年齢にもよりますが、体験教室に1人で参加させるのもいいでしょう。

知らない土地で、やったことのない体験に1人で挑むという挑戦は、将来の独り立ちにもつながります。

子どもの年齢に合わせて、無理のないよう参加させるようにしましょう。

 

本物に触れる

いくら写真を見たり、インターネットで動画を見たりしても、本物に触れる以上に五感が刺激されることはありません。

本物だけが持つ大きさや存在感、質感や香り、音などその場でしか得ることのできない体験を得ることができます。

さらに重要なポイントが、子供が感じたことを聞いて言語化させてあげることです。

言語化することで、実際に得た感覚をより鮮明に記憶に刻むことができるので、感動がより印象的なものとして心に刻まれます。

 

思い出を形にして残す

旅先での思い出や記録をいつでも見られるように、写真や動画で記録しましょう。

1つの旅を1つにファイルのまとめるのもいいですね。

年齢によっては、まとめる役割を子どもに任せるのもいいでしょう。

家族と一緒にいつでも楽しめる形に残すのがおすすめです。

 

まとめ

昔から「かわいい子には旅をさせよ」と言いますが、最近では子供の成長のために「旅育」を取り入れているご家庭が増えてきました。

旅は子どもに大きな刺激を与えます。

親子で旅を楽しみながら、子どもの成長を促せたらうれしいですよね。

本記事では、最近注目されている旅育を解説するとともに、旅育が子どもに与えるメリットやおすすめのやり方を紹介しました。

旅で楽しい思い出を作りつつ、お子さんの成長につながるような機会を積極的に作りましょう!

 

参考サイト:びゅうトラベル

https://www.jre-travel.com/article/00316/#ttl-2

 

参考サイト:あそトピ

https://asoppa.com/asotopics/11837/

 

参考サイト:キナリノ

https://kinarino.jp/cat6/37816?page=2

50代、主婦歴34年 主人と主人の父、大学受験生の娘、猫3匹と暮らしています(主人と娘が猫を拾ってくる!)。 千葉のど田舎でお米と野菜を作りつつ、パン屋さんでパート勤務。趣味は料理・お菓子づくり・パンづくり・ピアノ・お琴で、お味噌は毎年自分で仕込み、読書は年間100冊を超えます。副業はライターです!

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