ハンドメイドアクセサリー販売の初期費用はいくら?元をとるコツも紹介
「ハンドメイドのアクセサリーを売って稼ぎたい!」
そんな時、ハンドメイドアクセサリーの販売を始めるのにいくらかかるのかがわからないと困りますよね。
実は、ほとんどのアクセサリーは材料費のみで作れます。
本記事では、ハンドメイドアクセサリーを販売する時の初期費用と、元をとるコツを紹介します。
これからハンドメイドアクセサリーを仕事にしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【種類別】ハンドメイドのアクセサリー販売の初期費用
ハンドメイドアクセサリーを販売する時の初期費用はどのくらいかかるのでしょうか?
種類別の初期費用は以下の通りです。
- レジンアクセサリーの場合
- タッセルアクセサリー
- フェザーアクセサリー
- 彫金アクセサリー
- ハンドメイドアクセサリーの販売には梱包資材も必要
詳しく説明します。
ビーズアクセサリーの場合
ビーズアクセサリーを販売する時の初期費用は、最安値で数百円で始められますが、本格的に販売する場合はおよそ2,000〜1万円程度かかります。
必要な材料や道具は次の2種類です。
- 材料費(ビーズ・金具・パーツ・テグスなど)約11,000円
- 工具類(ニッパー・ヤットコ)約1,000円
初期費用をできるだけ抑えたい場合は、スターターキットや材料セット、100円ショップを利用すると良いでしょう。
(参考サイト:めるメモ)
レジンアクセサリーの場合
ハンドメイドでレジンアクセサリーを販売する場合は5,000〜1万円程度の初期費用がかかります。
主な初期費用は以下の通りです。
- UVレジン液 1,000〜1,500円程度
- UVライト 2,000〜3,000円程度
- シリコンモールド 100〜1,000円程度
- レジン封入素材 100〜500円程度
- シリコンカップ、パーツトレイ 100〜500円程度
- パーツ 100〜500円程度
- 色付け用パステル 100〜500円
上記の他にハサミやピンセットなども必要ですが、ほとんど家にあるものを使うので初期費用には含みません。
またレジン液は、最初のうちは100円ショップのものでも良いのですが、品質とコストパフォーマンスを考慮すると手芸店やネットショップでの購入がおすすめです。
(参考サイト:イロイロメモ)
タッセルアクセサリー
ハンドメイドでタッセルアクセサリーを販売する時の初期費用は、500〜1000円前後です。
タッセルアクセサリーはピアスやイヤリングが中心で、タッセルとパーツなどの材料費だけで作れます。
主な初期費用は以下の通りです。
- タッセル 200〜2,000円前後
- タッセル用金具 200〜1,000円程度
- 丸カン 100〜500円程度
- ピアス・イヤリングパーツ 3,000円程度
- 工具(手芸用ペンチ、ハサミなど)1,000円前後
- 飾り用パーツ 100〜500円前後
タッセルは既成のものを使うのが通常ですが、タッセルを手作りする場合は、厚紙や100円ショップで売られているタッセルメーカーを使うと便利です。
タッセルや金具は単品よりセットで売りまたはまとめ買いがお得に購入できます。
(参考サイト:Juweril World)
フェザーアクセサリー
フェザーアクセサリーをハンドメイドで販売する場合、初期費用として2,000〜3,000円程度かかります。
初期費用は主に羽を始めとした材料費とペンチやハサミなどの工具費となります。
- 羽 200〜2,000円程度
- 基本金具(クラスプ、ボールチップ、カシメなど)100〜2,000円程度
- アクセサリーパーツ(ピアス・イヤリングパーツ、ネックレス用革紐など)3,000円程度
- 工具(手芸料ペンチ、ラジオペンチ、手芸用ボンドなど)1,000円前後
こちらも羽や基本金具をセット売りやまとめ買いをするとお得です。
また、ほとんどの材料や工具などが100円ショップにも売られているので、初期費用が抑えられます。
(参考サイト:Jewelry World)
彫金アクセサリー
ハンドメイドで彫金アクセサリーの販売を始めるには、2万〜5万円程度の初期費用がかかります。
彫金アクセサリーはプラチナやゴールド、シルバーなどの金属を用いて表面に彫刻を施したアクセサリーのことです。
ハンドメイドをする場合、素材や道具などが高額なので、道具だけでも最低3万円ほどかかります。
最初は最低限の道具があれば制作は可能です。
主な材料には下記のようなものがあります。
- 糸鋸・糸鋸刃 およそ2,000円程度
- 刷り板 約800円
- 細密ヤスリ5種 6,000円程度
- リューター 約1.5万円
他にも作業台や粉受けも必要ですが、家にある机やビニール袋などで代用できます。
さらに材料である金属素材の費用が最低でも5,000円はかかります。
また、彫金アクセサリー制作の知識と技術を学ぶための教室の学費なども初期費用に含まれることも頭に入れておきましょう。
(参考サイト:Yuca amorita)
ハンドメイドアクセサリーの販売には梱包資材も必要
ハンドメイドアクセサリー販売の初期費用には、梱包資材も必要です。
作った作品は商品なので、購入したお客様にはきれいな状態で届けなければいけません。
そのために、初期費用として梱包資材も入れておきましょう。
梱包に必要なものは専門店などで販売していますが、100円ショップにもあるので手軽に揃えられます。
主な梱包用品は下記の7つです。
- 緩衝材
- 粘着テープ
- OPP袋
- 発送用の箱・袋
- 台紙
- マスキングテープ・シール
- メッセージカード
OPP袋や発送用の小さな段ボールなどはまとめ買いをした方がコスト的にも良いのですが、どれだけ売れるかが不明なので、売上が安定するまでは100円ショップなどで購入することをおすすめします。
(参考サイト:ダンボールワン)
ハンドメイドアクセサリー販売の方法によっては追加費用が発生する
ハンドメイドでアクセサリーを販売する時の初期費用には、販売方法によって追加費用が発生する場合があります。
フリマサイトなどで販売する場合は、手数料がかかりますが基本的に無料で販売できます。
しかし、実店舗を構える場合、賃貸料が必要です。
コストを抑えるためにも、フリマサイトなどなるべく費用がかからない販売方法を選択することをおすすめします。
ハンドメイドアクセサリー販売で初期費用の元をとるコツ
ハンドメイドのアクセサリーを販売するにあたって初期費用の元は取りたいですよね。
では、どのようにすれば元がとれるのでしょうか?
元をとるコツは以下の4つです。
- 最初は無料で利用できるフリマサイトなどで販売する
- 写真撮影にこだわる
- SNSを使って宣伝する
- オリジナリティの高いアクセサリー作りを心がける
詳しく説明します。
最初は無料で利用できるフリマサイトなどで販売する
初期費用の元をとるコツの一つとして、最初のうちは無料で利用できるフリマサイトなどで販売しましょう。
販売を始めたばかりの頃は、どれくらい売れるのかが不明です。
実店舗を持つと賃貸料がかかってしまいます。
売上が少なくても賃貸料を超えなければ、元をとるどころか家賃も支払えなくなるでしょう。
ある程度売上が安定するまでは、利用料金が無料のフリマサイトで販売することをおすすめします。
ただし、フリマサイトによっては手数料がかかることもあるので、予め確認しておきましょう。
写真撮影にこだわる
写真撮影にこだわることは、初期費用の元をとるコツの一つです。
宣伝用に写真を撮ることがありますが、何気なく撮った写真よりこだわって撮影した写真の方が、購買意欲が増し買ってくれる人が増える可能性が高くなります。
ライトを当てて明るくし、背景や小物を置いて撮影することにより、商品の良さが引き立ちます。
写真撮影にこだわって、一人でも多くの集客を目指し初期費用の元をとりましょう。
SNSを使って宣伝する
初期費用の元をとるコツにSNSを使って宣伝することがあります。
SNSは多くの人が目にする情報媒体なので、そこに作ったアクセサリーを載せて宣伝すれば集客が望める可能性も。
インスタグラムやX(旧Twitter)など、SNSをフルに活用して自分の販売サイトに誘導して集客をすれば、初期費用の元をとることも期待できます。
オリジナリティの高いアクセサリー作りを心がける
ハンドメイドアクセサリーの販売で初期費用の元をとるコツとして、オリジナリティの高いアクセサリー作りを心がけることが挙げられます。
ハンドメイドでアクセサリーを販売しているお店がたくさんある中で、定番の商品やよく見かける商品が多く並んでしまうと、購買意欲が薄れていくことも。
しかし、オリジナリティのある商品があるショップであれば、「ここでしか買えない」という特別感があり、購入されやすくなります。
初期費用の元を取りたいならば、オリジナリティの高いアクセサリーを作ってお客様にたくさん買ってもらえるような努力が必要です。
まとめ
ハンドメイドでアクセサリー販売する方が最近増えていますが、始めるにあたってどれくらいの資金があればいいのかを知っておきたいですよね。
本記事では、ハンドメイドアクセサリー販売の初期費用と元をとるコツを紹介しました。
種類別で必要材料も紹介しているので、これからハンドメイドアクセサリーを販売しようと考えている方は、本記事を参考に開業準備を進めてみてくださいね。
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