犬のトイレトレーニングはいつから始めるのが正解?進め方も解説!
犬を新たに迎えたら、トイレトレーニングが必要です。
しかし、トイレトレーニングはいつから始めるべきか分からないことも。
本記事では、犬のトイレトレーニングはいつから始めるのが正解か、進め方も併せて解説します。
これから犬のトイレトレーニングを始める方は、ぜひ参考にしてくださいね。
犬のトイレトレーニングはいつから始めるのが正解?
犬のトイレトレーニングはいつから始めるのが正解なのでしょうか?
次の2つのポイントを頭に入れておきましょう。
- トイレトレーニングは迎え入れたその日から
- トイレトレーニング期間の目安は2〜3週間
詳しく説明していきます。
1. 犬のトイレトレーニングは迎え入れたその日から始めるのが最適
犬のトイレトレーニングは、迎え入れたその日から始めるのがベストです。
子犬は成犬に比べて排泄回数が多く、トレーニングをする絶好のチャンスです。
迎え入れたらすぐにトイレトレーニングを始めましょう。
2. トイレトレーニング期間の目安は2~3週間
トイレトレーニングは、2〜3週間を目安に集中して行いましょう。
犬種や性格にもよりますが、一般的にトイレを覚えるのに2〜3週間かかると言われています。
1ヶ月経ってもうまくいかないなど、悩んだ時はドッグトレーナーや専門家に相談してみるといいでしょう。
犬のトイレトレーニングは迎え入れた日から始めたほうがいい理由
なぜ迎え入れてすぐ始めたほうがいいのでしょうか?
理由は主に2つあります。
- 犬がどこでトイレをしてもいいと思い込んでしまう
- 間違った習慣ができてしまうと直すのがむずかしくなる
詳しく解説していきます。
1. 犬がどこでトイレをしてもいいと思い込んでしまう
迎え入れてすぐトイレトレーニングをしないと、犬が「どこでトイレをしてもいい」と思い込んでしまいます。
犬はもともと野生の動物なので、決まった場所でトイレをすることは当たり前ではありません。
「どこでトイレをどこでしてもいい」という考えを持たせないためにも、迎え入れたらすぐにトイレの場所を教えてあげましょう。
2. 間違った習慣ができてしまうと直すのがむずかしくなる
トレーニングをしないまま間違った習慣ができてしまうと、後から直すのがむずかしくなります。
人間と同じように一度習慣化したことを直すのは、とても難しいものです。
トイレは自然な生理現象で、毎日繰り返すものですので、間違った習慣ができてしまう前に教えてあげましょう。
犬のトイレトレーニングに必要なもの
トイレトレーニングには何を用意すればいいのでしょうか?
必要なものは次の2つです。
- ゲージまたはサークル
- トイレシーツ
詳しく説明していきますね。
1. ゲージまたはサークル
トイレトレーニングをするには、ゲージまたはサークルが必要です。
ゲージやサークルは、犬の行動範囲を制限して、トイレを教えるのに役立ちます。
ちなみに、四面に囲まれたものをサークル、四面かつ床と天井があるものをゲージと言います。
トイレトレーニングする時は、ゲージまたはサークルの中にトイレの場所を作りましょう。
2. トイレシーツ
トイレの場所を教えるには、犬用のトイレシーツが必要です。
トイレシーツを敷き、その上でトイレすることを教えます。
まずはゲージまたはサークル一面にシーツを敷き、徐々にシーツの範囲を狭めていくと失敗しにくいでしょう。
犬のトイレトレーニングにあると便利なもの
トイレトレーニングにあると便利なものは何でしょうか?
あると便利なものは次の3つです。
- トイレトレー
- おやつ
- エコシーツ
それぞれ順に説明します。
1. トイレトレー
トイレシーツを敷くためのトイレトレーがあると便利です。
シーツを挟んで使うトイレトレーを使うことで、ズレを防止することができます。
特に子犬の場合は、トイレシーツを破って遊んだり、食べてしまったりする子もいるので、網目状のカバー付きトレーを用意するといいでしょう。
2. おやつ
ごほうび用のおやつもあると便利です。
犬が決められた場所で排泄をしたらすぐにおやつをあげることで、「トイレを正しくするといいことがある」と覚えさせることができます。
また、おやつは、犬がトイレをしそうな様子を見せた時にトイレまで誘導するのにも役立ちます。
3. エコシーツ
洗って繰り返し使えるエコシーツを利用するのもおすすめです。
エコシーツを敷いておけば、トイレからちょっとはみ出してしまっても掃除がラクになります。
トイレがはみ出しても大丈夫なように、トイレトレーより大きいサイズのエコシーツを用意するといいでしょう。
犬のトイレトレーニングの進め方
トイレトレーニングはどのように進めていけばいいのでしょうか?
次の4ステップで進めていきましょう。
- ハウスの中で自由にさせて様子を見守る
- トイレのタイミングを察知したらトイレに移動させる
- ごほうびも兼ねてフリースペースで遊んであげる
- 自分からトイレに行けるように仕向ける
詳しく解説します。
STEP①
ハウスの中で自由にさせて様子を見守る
まず、犬がトイレをしたがる様子になるまで、ハウスの中で自由にさせます。
トイレをしたくなると、次のような様子が見られる可能性が高いです。
- 落ち着きがなくなる
- 床の匂いを嗅ぎながらうろうろする
- その場でくるくる回る
トイレのタイミングを見逃さないようにじっと見守りましょう。
STEP②
トイレのタイミングを察知したらトイレに移動させる
トイレのタイミングを察知したら、トイレに移動させます。
排泄している最中に「シッコシッコシッコ」や「ワンツーワンツーワンツー」など決まった言葉をかけてあげると、トイレの合図だと認識するようになります。
トイレシーツの上で排泄するまで見守ってあげましょう。
STEP③
ごほうびも兼ねてフリースペースで遊んであげる
トイレで排泄できたら、ごほうびもかねてトイレ以外のフリースペースで遊んであげましょう。
遊んであげることで、犬は「トイレを正しくすると楽しいことがある」と関連づけられます。
おやつをあげたり、サークルから出して遊んであげたり、トイレに成功したら犬が喜ぶことをしてあげましょう。
STEP④
自分からトイレに行けるように仕向ける
トイレに誘導して排泄できるようになったら、犬が自分からトイレに行けるように仕向けましょう。
「排泄したくなったらトイレに行く」という習慣をつけるため、自発的にトイレに行く練習をすることが大切です。
なかなか自分でトイレに行かない場合は、おやつでトイレまで誘導するのもいいでしょう。
まとめ
本記事では、トイレトレーニングはいつから始めるのが正解か、具体的な進め方とともに解説しました。
トイレトレーニングは、飼い主さんと犬が安心して楽しく過ごすための大事なしつけです。
うまくいったらごほうびをあげ、「トイレで排泄したらいいことがある!」と覚えさせましょう。
ストレスのない楽しい愛犬との生活のために、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
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