イヤイヤ期の2歳児にイライラしっぱなし…自己嫌悪しないための解決法とは
「子どもが突然イヤイヤと言って動いてくれない……」
そんな時、周りの目も気になるし予定が狂うしで親としては困りますよね。
実は、イヤイヤ期は成長過程で自我が芽生えている証拠なのです。
本記事では、子どものイヤイヤ期に対するイライラを乗り越える方法を紹介します。
イヤイヤ期でお悩みの方は参考にしてくださいね。
イヤイヤ期の子どもにイライラしてしまうのはみんな同じ!先輩ママの体験談
そもそも、イヤイヤ期の子どもはどんな行動を見せるのでしょうか?
イヤイヤ期のあるあるエピソードを4つご紹介します。
- 買い物中にダダをこねる
- 何でも自分でやりたがる
- 物を独り占めしようとする
- 気分やタイミングで食事を嫌がる
詳しく解説します。
一つ一つ見ていきましょう。
買い物中にダダをこねる
スーパーで買い物中に、お菓子売り場やおもちゃ売り場から離れずに「買って!」と泣きながら寝転んでいる子どもを一度は見かけたことがあると思います。
いざ自分が親の立場で我が子に泣き叫ばれると、焦ってしまいますよね。
周りに迷惑がかかるので買い物はあきらめ、イライラしながら子どもを抱きかかえて外に出るなんてことも。
ダダをこねる我が子にイライラしたり悲しくなったりするのは、イヤイヤ期の子を抱える親の典型的なあるあるエピソードといえるでしょう。
何でも自分でやりたがる
親が用意した洋服が気に入らないと文句を言い、いざ自分で洋服を選んで着ると、今度は着心地が悪いと泣き出したり怒り始めたり……。
何をするにしても前日から準備していたことがムダになり、特に出掛ける直前の忙しい時は子どものわがままにイライラしてしまいがちです。
何でも自分でやりたがるのは喜ばしい成長の証ですが、日々の生活に追われているとなかなか素直に喜べないこともありますよね。
物を独り占めしようとする
児童館などで遊んでいる時に、おもちゃを独り占めして「イヤ」「ダメ」を繰り返し、他の子に貸してあげられなかったり、他の子が使っているおもちゃを欲しがって泣き叫んだりすることがあります。
周りに迷惑がかかるので我が子を他の子から離さなければならず、親としては寂しい気持ちになります。
気分やタイミングで食事を嫌がる
子ども用に作った食事を嫌がるため大人と同じものにしてみたが、食べてくれない場合があります。
また、外食時に「これはイヤ!」と泣いたり、時には物を投げようとしたりすることも。
遊んでいたい気持ちを切りかえられず、「イヤ」「食べない」を繰り返したり、先日まで美味しいと言いながら食べていたのに突然「イヤ」と言って食べなかったりすることは、イヤイヤ期の子どもには珍しいことではありません。
子どもがイヤイヤ期で大変!イライラしたときの対処法は?
イヤイヤ期で大変なときは、どのように対処すればいいのでしょうか?
効果的な対処法を6つ紹介します。
- しばらく放っておく
- 「しっかりさせなきゃ」と思わない
- ゆっくり喋る
- 今しか見られない「イヤイヤ写真」を撮る
- 子どもの気持ちになって考える
- スキンシップをとる
それぞれ詳しく説明します。
しばらく放っておく
イヤイヤが爆発している子どもに無理に付き合わず、子どもの気が済むまでしばらく放っておくのも一つの手です。
何か気に入らないことで子どもの「イヤ」「ヤダ」が始まり、泣いたり叫んだりしますが、ずっと続くことはありません。
真剣にやっているけどうまくできなくてもどかしさを感じている様子も、自立心が芽生えてきた2歳児の特徴です。
成長を喜ぶ目線で観察していると、イヤイヤしている子どもが可愛く見えてきますよ。
「しっかりさせなきゃ」と思わない
「子をしっかりさせなきゃ」という先入観を捨てるのも、イヤイヤ期のイライラを克服するのに効果的な考え方です。
親としてはつい、イヤイヤ期の子どもをわがままだとか、嫌なことをやらない甘えだと捉えてしまいがちです。
子どもを育てている身として責任を感じてしまい、少しでも早くしっかりして欲しいと思
ってしまいますよね。
しかし2歳児はまだ本能的に行動しますし、社会のルールもわかりません。
のびのび育つ時期ですからあまり気負わず、我が子を信じて温かく見守りたいですね。
ゆっくり喋る
イヤイヤ期の子どもには、ゆっくり話しかけるのも効果的です。
なぜなら発達途中の2歳児は経験が少なく、物事を考えて理解するのが難しいからです。
会話の内容を一度で理解するのが難しい場合があるので、話しかける時は目を見てゆっくりと喋るようにしましょう。
同じ話を繰り返し何度も伝える根気強さが大切です。
今しか見られない「イヤイヤ写真」を撮る
床に寝転んでいる様子や、食べ物をぐちゃぐちゃにしている様子など「イヤイヤ状態」を写真に残しておくと、子どもが成長したときに振り返ることができて楽しいですよ。
二度と戻らない子どもの成長の記録を残しておくことで、親自身も子育てを通して成長してきた過程を振り返ることができます。
イヤイヤ期のイライラもやがては素敵な思い出になると思えば、気も楽になるはずです。
子どもの気持ちになって考える
相手の立場になって考えることは、子育てだけでなく色々な場面で必要です。
個人差はありますが、2歳になると多くの子が2~3語文を話せるようになります。
しかし、言いたいことをうまく伝えられないことも多いのです。
発達段階を理解し、うまくできなくても見守り、うまくできたら褒めてあげましょう。
心にゆとりを持ち、子どもの気持ちになって物事を考えるようにしたいですね。
スキンシップをとる
2歳児にはまだまだスキンシップが必要です。
イヤイヤが爆発している2歳児も、たくさんスキンシップをとってあげれば、気分が穏やかになったり機嫌を直してくれたりするものです。
家事に追われているときは忘れがちですが、入浴時や寝る前の余裕がある時にはたっぷりスキンシップをとってあげましょう。
可愛い我が子とのスキンシップは、親の心も癒してくれますよ。
イヤイヤ期のイライラをどう解消する?みんなの息抜き方法
子どもがイヤイヤ期だと、親もついイライラしてしまいがちですよね。
イヤイヤ期のイライラを解消する息抜き方法を4つ紹介します。
- 同じ境遇のママと話す
- 自分にご褒美を買う
- 運動して気分を変える
- 子どもを預けてひとりの時間を楽しむ
一つひとつ解説しますので参考にしてくださいね。
同じ境遇のママと話す
自分と同じようにイヤイヤ期の子育て中のママとの会話は、共通の話題で共感できるのでお互いに気持ちが楽になります。
子育て中だと忙しくてなかなか時間が取れませんが、少しの空き時間でも利用して同じ境遇のママと話してみることをおすすめします。
誰かと共感するだけで気分がスッキリしますし、仲間がいることで励みになりますよ。
自分にご褒美を買う
時には自分へのご褒美として好きなスイーツやお花、マスコットやマンガなど好きなものを買うのもストレス解消になります。
子どもは可愛くて子育ては楽しみながらと言われますが、イヤイヤ期の子育てはストレスを感じやすいものです。
親も人間ですから、イライラをため続けたり我慢し続けたりすると、どうしても心が荒んでしまいます。
たまには自分を甘やかして息抜きしましょう。
運動して気分を変える
子どもが寝ている間や、子どもと一緒に体を動かしてみましょう。
運動には、気分の改善と向上の効果があるといわれています。
体を動かすことでホルモンや自律神経のバランスが整い、精神的に安定しやすくなるのです。
ストレスを受けやすいイヤイヤ期の子育て中の方は、運動を積極的に取り入れてみてください。
子どもを預けてひとりの時間を楽しむ
夫や周囲の人に子どもを預けて一人の時間を確保できると、いい気分転換になります。
映画鑑賞や美術館巡り、お茶を飲みながら読書をしたり音楽を聴いたりなど、好きなことをしてリフレッシュしましょう。
また、一人の時間ができた時にやりたいことをリストアップしておくと、普段の励みになるのでおすすめです。
まとめ
イヤイヤ期の2歳児に悩まされているお母さんは多いでしょう。
あれがイヤだこれがイヤだと不機嫌な子どもに振り回されていると、こちらもついイライラしてしまいますよね。
でも、子どもが不機嫌な理由や原因を理解し、上手に対処する方法さえ知っておけば、心の負担は大きく軽減されます。
本記事では、子どものイヤイヤ期を乗り越える方法を紹介しました。
本記事を参考に、気持ちにゆとりを持ってイヤイヤ期の子育てを楽しんでくださいね。
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