旅行で子供料金が適用されるのは何歳から何歳まで?年齢をごまかすとバレる?
最近は、お子さんが小さくても家族で旅行する方が増えています。
しかし、赤ちゃんのときは無料でも、成長するにつれて料金がかかるようになっていきますよね。
「子供料金は何歳からかかるの?」
「大人の料金の何割ぐらいかかるの?」
そんなお悩みをお持ちの方のために、子供料金をまとめました。
本記事では、旅行の際の「子供料金が適用されるのは何歳までか」という疑問にお答えするとともに、年齢をゴマかした場合のリスクをお伝えします。
本記事を参考に、旅行を賢く計画してくださいね。
旅行の子供料金は何歳から何歳まで?
旅行で子供料金が適用されるのは、何歳から何歳までなのでしょうか?
機関別に費用をまとめました。
- 海外航空券
- 国内航空券
- ホテルや旅館の宿泊代
- ツアー料金
- 列車
詳しく説明します。
海外航空券
【0歳から2歳未満:幼児料金】
大人運賃の10%程度ですが、路線・座席クラスによって割引率が異なることがあるので、確認しましょう。
【2歳以上12歳未満:子供料金】
大人運賃の75%程度となり、路線・座席クラスによって割引率が異なることがあります。
国内航空券
【3歳未満:無料】
座席を取らない場合は同伴の大人1名につき、幼児1名まで無料が基本です。
航空会社によっては追加料金がかかることもあります。
【満3歳以上12歳未満:小児運賃】
基本的に大人運賃の50%ほどですが、運賃の種類によって割引率が異なります。
格安航空券やLCCでは設定がない場合もあるので確認が必要です。
【満12歳以上:大人と同額】
小学生でも、12歳の誕生日を迎えたら大人と同じ運賃となります。
ホテルや旅館の宿泊代
ホテル、旅館などの宿泊施設により異なります。
また、食事のあるなしで取り扱いが違います。
基本的には以下の通りです。
【0歳から3歳未満:幼児料金】
食事なしで添い寝の場合、無料になるところもあるので確認してみましょう。
【3歳以上12歳未満:子供料金】
食事の内容が大人か、子供用かなどで金額が違います。
宿泊施設により取り扱いが違うので、詳しいことは宿泊プランを申し込む際に確認しましょう。
海外旅行と国内旅行では、子供料金の考え方が違うので注意してくださいね。
ツアー料金
⚫︎ 飛行機を利用するツアーの場合
【0歳から3歳未満:幼児料金】
3歳未満で座席を使用しない場合、航空運賃がかからないので無料になることがあります。
【3歳以上12歳未満:子供料金】
基本的に大人料金の「○円引き」といった設定が多いので、主催者側に確認してみましょう。
⚫︎飛行機を利用しないツアーの場合
【0歳から6歳未満:幼児料金】
年齢や、バスの座席などを利用するかどうかなどの条件により代金が変わる場合があります。
【6歳以上12歳未満:子供代金】
基本的に大人代金の「○円引き」といった設定が多いので確認してみましょう。
必ずしも子供料金の設定があるわけでなく、特に明示されていない場合は大人と同じ代金になります。
列車
JRなど鉄道各社は、基本的に以下のように区分されています。
乳 児 | 1歳未満 |
幼 児 | 1歳~6歳未満 |
子供 | 6歳~12歳未満 |
大 人 | 12歳以上 |
子供の運賃と料金は以下の通りです。
- 子供の乗車券・特急券・急行券・指定席券は、大人の半額(ただし半額とならない場合もあります)。
- グリーン券・グランクラス・寝台券・乗車整理券は大人と同額です。
- 大人1人と子供1人、または子供2人で1つの寝台が利用できます。
幼児と乳児は原則として無料ですが、次の場合は子供の運賃と料金が適用されます。
- 大人または子供1人に同伴される幼児の人数が2人を超える場合は、3人目から子供の運賃と料金がかかります。
- 幼児や乳児が1人で指定席、グリーン席(自由席グリーン車を除く)、寝台などを利用する場合。
- 幼児が1人で列車に乗る場合。
※航空券と違うのは、6歳でも小学校入学前は幼児、12歳でも小学生ならこどもに区分される点です。
年齢を誤魔化して子供料金で旅行するとバレる?
年齢を誤魔化して子供料金で旅行すると、発覚する可能性はあるのでしょうか?
次の2点について詳しく説明します。
- バレる可能性もある
- バレた場合のリスク
バレる可能性もある
国内旅行の際に鉄道を利用した場合でも、子供の年齢を確認される機会はあまりありません。
しかし、年齢をごまかした申し込みは契約違反になります。
パックツアーであれば、相違が認められる場合は取り消されることも。
きちんと定額の料金を払って旅行を楽しむことをおすすめします。
バレた場合のリスク
家族旅行では一人ずつの金額より、合計金額を比較してどのパッケージがリーズナブルなのかを検討しますよね。
子供が成長するにつれて、ツアーのパンフレットや航空券の価格を見て「こんなにかかるの!?」と驚く気持ちもわかります。
しかし、「うちの子は身長が小さいから大丈夫」など、年齢をゴマかすことは子供の自尊心を傷つけることにもなりかねません。
飛行機の場合、身分証明書の提示を求められなかったからといって3歳なのに2歳だとごまかしたまま搭乗すると「不正搭乗」となります。
不正搭乗が発覚したときは、搭乗料金の2倍の請求がされます。
また、鉄道で不正乗車をした場合は、鉄道営業法違反や電子計算機使用詐欺罪などにあたる犯罪行為に。
逃亡や証拠隠滅の恐れがあると判断されれば、逮捕されたり厳しく刑罰されたりする規定があることを覚えておいてくださいね。
まとめ
お子さんが小さいうちは気にならなかった旅行代金も、子供が成長するにつれて気になってきますよね。
海外航空券・国内航空券・ホテル・旅館・きっぷ・パッケージツアーなど「何歳から子供料金なの?」と疑問に感じている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、旅行に伴い子供料金が何歳まで適用されるのかという疑問にお答えするとともに、年齢をごまかした場合のリスクをお伝えしました。
本記事を参考に、お得に旅行を計画してくださいね。
参考サイト:トラベルコ
https://www.tour.ne.jp/question/answer_40.html
参考サイト:ベリーベスト法律事務所 堺オフィス
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