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インフラツーリズムとは?魅力やおすすめスポットを紹介

 

インフラツーリズムという言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

「何となく聞いたことはあるけど、実際にどういうことをするの?」と疑問に感じている方もいるでしょう。

本記事では、インフラツーリズムについてわかりやすく解説します。

インフラツーリズムの魅力やおすすめスポットも紹介しますので、ぜひ本記事を参考にインフラツーリズムを楽しんでみてくださいね。

 

インフラツーリズムとは

インフラツーリズムとは、公共施設であるダムや橋、港などの観光を促進する取り組みのことです。

ダムや橋などの管理者または民間が主催で、インフラ施設の観光ツアーを開催しています。

主催側の目的は、インフラ施設の見学や体験を通して、施設の背景を知ってもらったり理解を深めてもらったりすることです。

地域活性化により地域貢献を狙う目的もあります。

こういったインフラツーリズムは、全国各地で行われています。

インフラツーリズムを利用すれば、普段入れない場所に入れたり見られないものが見られたりと、日常では味わえない刺激があるでしょう。

 

インフラツーリズムの魅力

インフラツーリズムはインフラ施設など建造物の裏側を見学し学べるほか、その地域の歴史を知ることができるので、大人も子どもも楽しめるのが魅力です。

また、ダムや橋や灯台など、日常生活ではなかなか足を運ぶ機会がない場所を訪れることができるのも魅力でしょう。

親子で非日常的な体験を共有して親睦を深めたり、コミュニケーションの機会を得たりするきっかけにもなります。

施設によっては無料で見学できるところもあるため、費用を安く抑えやすいのも大きな魅力といえるでしょう。

 

インフラツーリズムのおすすめスポット

インフラツーリズムにおすすめのスポットは、以下の8箇所です。

  • 北海道 知床横断道路
  • 山形県 酒田港
  • 東京 虹の下水道館
  • 富山県 宇奈月ダム
  • 静岡県 御前埼灯台
  • 奈良県 大滝ダム
  • 千葉県 海ほたる
  • 三重県 四日市港

詳しく紹介します。

 

北海道 知床横断道路

知床横断道路は、世界遺産に登録されている名スポットで、年に一度の冬にしか楽しめません。

知床横断道路は知床半島を横断するための道路ですが、11月からの冬季は雪の多さや雪崩の危険などから閉鎖されます。

通れるようになるのは4月頃から。

閉鎖期間中に除雪車が雪を集めてできた「雪の壁」が有名で、毎年多くの観光客が訪れています。

迫力ある雪の壁と景色を見ながらの散歩を楽しめますよ。

 

山形県 酒田港

酒田港の魅力は、港工事の大きなスケールを体感できるところです。

酒田港湾事務所は、港や人を守るための工事を体感したり、理解したりするために見学会を実施しているとのこと。

酒田港は、昔も今も船で運ばれてきたものを陸にあげたり荷物を積んだりする場所として、地域の暮らしを支えてきました。

見学会では、船がイカリを下ろして安全に泊まるための岸壁の工事姿や、町に水がいくのを防ぐ役割がある堤防作りの過程などを見学できます。

また、見学会プランのなかには、港湾業務艇「みずほ」に乗りながら港のことを学べる内容も。

実施する内容は、時期や人数によって設定できるそうなので、気になる方は1度連絡してみてくださいね。

 

参考サイト:土木ウォッチング

 

 

東京 虹の下水道館

虹の下水道館の魅力は、水道管の見学ができるプログラムや、小学生向けに仕事体験ができるプログラムがある点です。

下水道の仕事の体験を通じて、下水道の大切さや守る大変さを肌で感じられます。

また、ガイドツアーでは普段見ることのできないポンプ所・中央監視室・下水道などが間近で見られます。

見学者がもっと理解を深められるよう、クイズツアーやマンホールカードの配布などもあるので、大人も子供も楽しめる魅力がいっぱいですよ。

館内は、入館料が無料なところも魅力の1つです。

 

参考サイト:東京都虹の下水道館

 

 

富山県 宇奈月ダム

宇奈月ダムの魅力は、ダムの見学が間近ででき、ダム周辺の自然と触れ合えることです。

宇奈月ダムの役割は、地域の暮らしを支えるために洪水を防ぎ、豊かな水と電気を作ること。

その仕組みを理解できるよう、目で見たり手で触れてみたりできる展示や、ダムの点検を行う監査廊の見学ができます。

また、電気を使用したバスに乗り、宇奈月温泉街からダムまでの道のりを楽しむこともできますよ。

利用するには事前に予約が必要な場合もあるので、確認してみてくださいね。

 

参考サイト:宇奈月ダム

 

 

静岡県 御前埼灯台

御前埼灯台の魅力は、灯台にあるらせん階段を登れば景色が一望に広がり、富士山や伊豆半島などを眺められるところです。

灯台は、船の操縦者が自分の居場所を知ったり、目印になったりする大切なものです。

1800年代にできた御前埼灯台は、地震や強風などの自然による被害もなく、ずっと海の安全を見守り続けてきました。

夜にライトアップされた灯台の姿はとても幻想的です。

灯台を登るには、中学生以上から「参観寄付金」の支払いが必要です。

 

参考サイト:公益社団法人 燈光会

 

 

奈良県 大滝ダム

大滝ダムの魅力は、ダムの役割を学べるだけでなく、豪雨体験で災害が起きたときの大雨を体感できるところです。

豪雨体験を通して自然の怖さを知ったり、防災・避難について考えたりする機会になるでしょう。

暮らしに必要な水道や電気を作りながらも、川に住む生き物を守るために、水量や水温を調整する仕事もあります。

入館するのに予約が必要ですが、入館料が無料なのは嬉しいポイントですね。

 

参考サイト:奈良県 川上村

 

 

千葉県 海ほたる

海ほたるの魅力は、ガイドの案内に従い、海底トンネルをつくった背景がわかるところです。

海ほたるの探検では、長い距離を歩いたり階段を登ったりします。

自分の足で歩ける方が限定になるので注意しましょう。

行く時は歩きやすい靴がおすすめです。

いろいろな説明を終えたあとに、海底トンネル内の緊急避難通路に入っていきますが、トンネルがある詳しい理由などは探検してからのお楽しみ。

海底トンネルから地上に戻ったら、富士山や東京タワーが見えることもあるので、辺り一面見渡してみてくださいね。

探検終了後にプレゼントがもらえるサプライズもポイントの1つですよ。

料金は大人1,000円、小学3年生以上は500円。

小学生は保護者の同伴が必要で、小学生3年生未満は参加不可なのでご注意ください。

なお、参加には事前予約が必要です。

 

参考サイト:海ほたる

 

 

三重県 四日市港

四日市港の魅力は、船に乗りながら、四日市港の歴史や工業地帯を見て回れるところです。

開催時間が夜なので、ライトアップされた姿には昼間とは違った印象を持つでしょう。

また、水に反射した工場の景色を楽しめるのも魅力の1つです。

参加には事前予約が必要で、定番プランは大人5,000円、子供が4,500円の60分コースです。

定番プラン以外にも、四日市で人気な食事がセットになったものや、宿泊プランがセットになったものなどさまざまなプランがあります。

自分に合うプランがないか確認してみてくださいね。

 

参考サイト:四日市コンビナート 夜景クルーズ

 

 

まとめ

インフラツーリズムという言葉を聞いたことがあるものの、実際にどういうことをするものなのかよくわからないという方は多いかと思います。

本記事では、インフラツーリズムについてわかりやすく解説しました。

記事内で紹介したように、インフラツーリズムがどういうものなのかを知って参加すれば、普段では味わえない刺激的な体験ができるでしょう。

インフラツーリズムの魅力やおすすめスポットも紹介しましたので、ぜひ本記事を参考にインフラ施設のツターを楽しんでくださいね。

20代、主婦歴5年目 夫と来年小学生になる息子、おじいちゃん、モルモット1匹と暮らしています。 今はダブルワークをこなしながら、育児に奮闘中です。幼稚園教諭の経験を活かした子育て記事などを執筆していきます。

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