老後にやることないと悩む人へ!おすすめ行動や趣味を見つける際のポイントを紹介
定年を迎えて自由な時間が増え、やることがない、生きがいが見つからないということはありませんか?
孫も大きくなり、自分は相手にされなくなってきたと思うときもあるでしょう。
老後にやることがないと感じるときは、日々の行動を変化させることが大切です。
本記事では現役ケアマネージャーの筆者が、定年退職後におすすめの過ごし方や、趣味を見つけるポイントを解説します。
生きがいを見つけ、生き生きとした老後を送るために、ぜひ参考にしてくださいね。
老後にやることない人は何をすべき?おすすめの行動を紹介
仕事を定年し、いざ自由になる時間が増えたけど、やることが見つからない。
そんなあなたに8つのご提案をさせていただきます。
- 毎日のルーティーンを作る
- ボランティア活動に参加する
- お金目的とは別で仕事を始める
- 新しいことを学び始める
- 運動をする
- 旅行をする
- 人と交流できる場所に出向く
- 趣味を見つける
毎日のルーティーンを作る
定年後の行動として何より大切なのは、毎日のルーティーンを作ることです。
お仕事をしていた際には毎日必ず朝起きて、同じ時間に出社し夜は寝るという規則性がありましたが、退職後は必ずしも朝起きる必要がなくなります。
特に年を重ねるごとに眠りは浅くなりがちなので、夜寝られずに昼寝をしてしまい、中也が逆転するといったことも起きがちです。
生活リズムが狂って体に不調が出ないよう、朝は必ず決まった時間に起きるようにしましょう。
朝に太陽の光を浴びて体内時計をリセットすると、認知症のリスクも抑えられます。
出勤というプレッシャーがなくなっても、同じ生活リズムを続けるようにしてみてくださいね。
ボランティア活動に参加する
老後にやることがないと感じる場合は、町内活動やボランティア活動に参加するのもおすすめです。
何か自分の役割を持つことで、毎日やりがいを持って過ごすことができます。
地域には意外と多くの活動がありますので、町内の回覧板や役所のお知らせなどをよく確認してみると良いでしょう。
社会活動に参加することによって「社会から疎外されている」という感覚はなくなりますので、積極的に参加してみてくださいね。
お金目的とは別で仕事を始める
老後にやることがないと感じる場合、お金目的以外で仕事をしてみることもおすすめです。
工場のスタッフや夜間警備など、意外と定年退職者向けに募集されているお仕事はたくさんあります。
現役時代のような給与は望めないかもしれませんが、お金目的ではない分プレッシャーは少なく、楽しく仕事をすることが可能です。
知識や経験を生かせる職場だと、若い人たちにも頼られたり、相談されたりすることもあるでしょう。
新しいお仕事が刺激となり、頭や体の老化も防げますので、ぜひ検討してみてください。
新しいことを学び始める
年をとってからも、新しいことを始めるのをためらわないようにしましょう。
思ったように頭や体がついていかなく、落ち込むこともあると思いません。
しかし、新しいことを始めるというのは脳に刺激を与えることになり、老化が進行するのを防ぐことができます。
昔よりも覚えることができなくて苦労することもあると思いますが、みんな同じですので、諦めずに続けてみましょう。
運動をする
老後にやることがないと感じるなら、運動を習慣化してみましょう。
実は体の拘縮は50歳からすでに始まっていると言われており、運動をしないと体はどんどん老化していきます。
現在の体力を維持するために散歩をしたり、ラジオ体操をしたりして、筋力が低下するのを防ぎましょう。
ただし、普段動かさない筋肉を突然使うと、体に痛みが出たり、ぎっくり腰になったりする場合があります。
負荷の低い運動から始めて、栄養を取りながら運動をすることを意識していきましょう。
旅行する
老後にやることがないと感じる場合、旅行をすることもおすすめです。
時間がある分長期間の旅行も楽しめますし、遠出が苦手な方も日帰り旅行なら気分転換になるでしょう。
普段の生活を抜け出して、いつもとは違う文化に触れてみてくださいね。
人と交流できる場所に出向く
家に閉じこもっていると、認知症が進むのも早くなります。
人と交流する場所に出向いて、会話をし、頭の活性化を図りましょう。
自然と身なりも整えるようになり、老後も生活にハリが出るようになるでしょう。
趣味を見つける
園芸や手芸など、自分が熱中できそうな趣味を見つけることもおすすめです。
何かに集中することで脳が働き、老化を防ぐことができます。
何もしない時間は辛いもの。
各市町村で広報誌に趣味や園芸などの講座が載っているので、チェックして、参加してみましょう。
老後にやることないと悩む人が趣味を見つける際にチェックしたいポイントは?
今まで仕事に打ち込んで来たのに、いきなり趣味を見つけるのは大変ですよね。
老後に趣味を見つける際には、以下の4つのポイントに気を付けると、自分に合った趣味が見つけやすくなります。
- 体力的に問題ないか
- 経済的に問題ないか
- 興味を持てるか
- 社会との交流はあるか
詳しく解説していきます!
体力的に問題ないか
老後は若い時ほど体は動きませんし、体力も少なくなっています。
体力的に無理なく続けられそうかという点は、老後の趣味選びに大切なポイントです。
いきなり体力的にハードな趣味に取り組むのではなく、まずは楽しく続けられそうなものに取り組んでみましょう。
パークゴルフやグランドゴルフは、定年退職後の方に人気のスポーツなので、おすすめです。
経済的に問題ないか
趣味を選ぶ際には、経済的に無理なく続けられるかという点も大切なポイントです。
前述したゴルフも、本格的に始めようと思うと初期費用が10万円などかかる場合もあります。
道具や練習などにお金がかかる場合は、自分の経済状況に合っているか必ず確認するようにしましょう。
興味を持てるか
老後の趣味を選ぶ際には、そもそも自分で興味が持てるかという点も重要です。
例えば「人に勧められたから」という理由で始めたとしても、自分自身が楽しめないなら、お金や時間を費やすのは少しもったいないですよね。
知らないこともまずは挑戦してみるということは大切ですが、やってみて「やっぱり興味が持てない」という場合は、無理に続ける必要はありません。
ご自身が心から楽しめる趣味を見つけてみてくださいね。
社会との交流があるか
老後の趣味を選ぶ際には、社会との交流があるものを選ぶことがおすすめです。
老後は特に認知機能も低下しやすいですし、行動力が落ちて社会的に孤立もしやすくなってしまいます。
家に閉じこもって1人だけで完了してしまうような趣味ではなく、誰かと関わるような趣味にすると、より健康的に過ごすことができますよ。
例えば庭仕事であっても、やりながら近隣の方と積極的に交流するよう心がけてみてくださいね。
まとめ
仕事に打ち込んできた人は老後、「やることがない」と悩みがちです。
現役ケアマネージャーの筆者は様々な人の老後を見てきましたが、やはり生きがいを持って生きているかどうかは、お一人お一人の生活のハリに直結しているなと感じます。
本記事では、老後やることがないと悩む人におすすめの行動や、趣味を見つける際のポイントを紹介しました。
退職後も楽しくご自身の人生を満喫できるよう、ぜひ本記事の内容を実践していってくださいね!
この記事へのコメントはありません。