猫との暮らしを快適に!掃除でアレルギー反応を和らげよう
猫が大好きで一緒に暮らしたいのに、猫アレルギーで猫を飼うのを諦めてしまっていませんか?
猫アレルギーを完全に消し去ることはできませんが、掃除のやり方次第で症状を緩和させることはできます。
本記事では、可愛い猫ちゃんとの生活を努力次第で可能にできる掃除方法をご紹介します。
猫アレルギーでお悩みの方は、参考にしてみてくださいね!
猫アレルギーはなぜ起こる?原因は唾液のついた猫の毛!
そもそも猫アレルギーはなぜ起こるのでしょうか?
猫の毛にはフケや唾液が付着しており、春と秋の換毛期に入るとその毛が抜け落ちて、生え変わることになります。
床やカーペットに溜まった猫の毛は人が歩くたびに舞い上がり、呼吸時に吸い込んでしまったり体に付着したりすることで、アレルギー症状を引き起こすのです。
アレルギーがひどい方は、喘息を引き起こして命に関わる場合もあります。
猫ちゃんは大好きな飼い主さんとスキンシップを取りたいだけなのに、ちょっと切なくなりますよね!
猫との暮らしに掃除は必須!おすすめの掃除方法は?
可愛い猫ちゃんとの暮らしをずっと大切にしていくためには、こまめな掃除が必要です。
猫ちゃんと飼い主さんが快適に生活していくために、掃除の注意点をいくつかあげていきますね!
マスクや帽子を着用し、窓を開けながら行う
掃除を始める前には窓を開けて、必ずマスクや帽子を着用しましょう。
舞い上がった毛が自分自身に付着すると、くしゃみや鼻水を引き起こすからです。
目が痒くなってしまう方は眼鏡もかけた方がよいですね!
自分自身に毛が付着しないよう、掃除後にも粘着クリーナーなどで衣服を拭い取ることがおすすめです。
掃除機で毛を吸い取る
次に、掃除機をかけていきます。
フローリングかカーペットかによって、掃除機のかけ方も変わってきます。
フローリングの場合、端に猫毛やホコリが溜まりやすいので、隅から隅まで全面的に掃除機で吸い取りましょう。
溝に沿うように掃除機をかけ、猫の毛に付着したフケやホコリもしっかり吸い込むのがコツです。
カーペットの場合、生地の隙間に毛が入り込み、掃除機をかけただけだと取り除けないことも多いです。
できればカーペットローラーを使って、掃除機では取り切れなかった猫の毛を取り除きましょう。
カーペットを蒸気洗浄する
蒸気洗浄とは、高温スチームを使ってカーペットなどの汚れを落とす方法です。
洗剤を使わないので、小さいお子さんのいるご家庭や、もちろんペットのいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
除菌やカビ対策にも効果的なので、カーペットの洗浄の仕上げに試してみるのもおすすめです。
壁や床の拭き掃除をする
掃除機である程度のホコリを取り除いたら、拭き掃除をすることが大切です。
普段の生活で舞い上がってしまった猫の毛やホコリは、壁や床に付着してしまいます。
拭き掃除をすることで細かな毛やホコリも取り除けるので、ぜひ実施してみてください。
ハンディモップでエアコン上や電気の傘を掃除する
高い場所には猫の毛やホコリが溜まりやすいです。
例えば、以下のような場所には、見なかったことにしたいほどホコリが積もっていることがあります。
- エアコンの上
- 電気の傘
- カーテンレールの上
- 時計の上の部分など
そんな時は吸着力の強いハンディモップで拭くのがおすすめです。
ホコリが舞い上がらないよう、そっと拭くように気を付けましょう。
ゴム素材の軍手で猫ベッド・猫タワーを撫でる
実は、100円ショップやスーパーなどで売っているゴム素材の軍手も、猫の毛の掃除に使えます。
ゴム素材の軍手をはめた手で猫のベッドや猫タワーを撫でると、抜け毛が取れるのです。
布製の猫ベッドの場合、隙間に軍手の指を入れて拭うようにすると、毛が取れます。
取りきれなかった抜け毛は、掃除機やガムテープで取るようにしましょう。
猫アレルギー対策!掃除以外にできることはある?
掃除をこまめに行う事は必須ですが、他にもアレルギー対策として行える方法があります。
こちらでは3つの対策をご紹介します。
1.木製や革製の家具に買い換える
布や紙を使用した家具は猫の毛が付着しやすく、汚れも目立ちます。
木製や革製の家具の場合、猫の毛は付着しづらいため、掃除の回数は大幅に減らすことができます。
現在ご自宅に布製の家具が多く、掃除の回数を減らしたいという場合は、家具の買い替えも視野に入れることをおすすめします。
2.ブラッシングの回数を増やす
掃除以外の猫アレルギー対策としては、ブラッシングの回数を増やすことも効果的です。
ブラッシングはそれ自体に抜け毛を減らす効果がありますが、一方で猫のストレスを軽減させて抜け毛を防ぐという効果もあります。
猫はストレスで抜け毛が多くなる場合があるので、スキンシップもかねてブラッシングをしてみると良いでしょう。
回数の目安としては以下の通りです。
- 長毛の猫:毎日
- 短毛の猫:2〜3日に1度のペース
猫の背中や首元は、自分で毛づくろいができない分抜け毛が多くなりがちです。
毛の舞い上がりが気になる方は、ぬるま湯を霧吹きで吹きかけてからブラッシングしてみてくださいね。
3.猫をお風呂に入れる
猫は水を嫌がる習性がありますが、中には水に興味があり、自分からお風呂場に入ってくる猫もいます。
飼い主のアレルギー対策としては、猫を定期的にお風呂にいれることも効果的です。
ただし、あまり頻繁にお風呂に入れると、猫に必要な皮脂まで奪ってしまいます。
猫の肌に影響がないよう、以下の頻度を目安にお風呂に入れてあげましょう。
- 短毛の猫:半年~1年に一度
- 長毛の猫:1ヵ月に一度
まとめ
猫が好きなのに猫アレルギーがあると、辛いですよね。
アレルギーの程度には個人差がありますが、掃除の仕方を工夫することで、症状を和らげながら猫と暮らすことができます。
本記事でご紹介した掃除の方法を参考にして、猫との生活を有意義に楽しいものにしてくださいね!
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