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終活は何から始める?やることリストや注意すべきポイントもご紹介

 

「そろそろ終活をしたほうが良いのかな…?」

 

そう思っても、何から始めたら良いか分からないこともあるのではないでしょうか。

終活はやることをきちんと整理しておかないと、大事な点が漏れていて後々面倒なことにもなりかねません。

 

本記事では、終活のやることリストや注意するべきことをご紹介します。

終活の始め方が分からないという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

終活は何から始める?まずはやることリストをご紹介

 

 

最近よく耳にする「終活」とは、「人生の終わりのための活動」のことです。

遺された人達が困らないように、迷惑を掛けることなく人生を終えるための「終活」が今、広がりを見せています。

 

まずは以下のやることリストを参考に、終活を進めていきましょう。

  • 物の整理
  • 資産の整理・管理
  • 葬儀・お墓の準備
  • 医療・介護方針の決定
  • デジタルデータの整理

 

各やり方について詳しく解説していきます。

 

物の整理

 

家族が亡くなった後、遺された方が大変だったと言われるのは遺品整理です。

故人にとっては大切なものでも、家族にとっては必要か不要かを判断して分別をし、大変な思いをして片付けることになります。

 

あまりの物の多さに、家族での整理をあきらめ、最近では専門業者に依頼する方も多くなってきています。

自分が生きているうちにできるだけ断捨離をして、不要なものを残さないようにしておきましょう。

 

特に重い物や大きい物の処分は年を重ねるごとに大変になるため、なるべく早いうちに取り掛かることをおすすめします。

 

資産の整理・管理

 

自分の持っている資産も分かりやすく整理・管理をしておかなくてはいけません。

なぜなら本人が亡くなってから家族が手続きすると、必要書類の準備や提出などにとても時間と手間が掛かるからです。

 

加えて、亡くなった後はさまざまな手続きが必要になります。

 

例えば、

  • 健康保険や年金の資格喪失届
  • 生命保険の申請
  • クレジットカードなどの解約
  • 住居の解約や売却や変更
  • 遺産相続手続

などと多岐に渡ります。

 

そして実際の困りごととして多いのが、

  • 印鑑や通帳が行方不明
  • 加入していた生命保険が分からない
  • 暗証番号やパスワードが不明

 

など、手続きに必要な情報が不明なケースです。

使用している預金口座などを明記しておくのはもちろんのこと、現在は使用していない預金通帳や口座があれば解約し、必要があれば財産を現金化しておきましょう。

 

葬儀・お墓の準備

 

自分の亡き後を自身で決めたいという方は、葬儀や埋葬の希望を明確にしておいたり、準備をしておくと良いでしょう。

最近は葬儀や埋葬の種類も増えてきて、家族に負担をかけないよう次の形式を希望する方が増えているようです。

 

葬儀

  • 家族葬
  • 一日葬
  • 直葬

 

埋葬

  • 自然葬
  • 合同墓
  • 納骨堂

 

本人の意向が不明の場合、葬儀や遺骨をどうするかで家族が悩むことになりますので、方向性を決めておくことで負担も減らせるはずです。

「どのような埋葬を希望しているのか」「購入した墓があるならどこにあるのか」「納骨や墓の管理を誰に頼むのか」ということを、あらかじめ家族に伝えておきましょう。

 

医療・介護方針の決定

 

もし介護や医療が必要になったときに、自分の意思を伝えられる状況にあるとは限りませんよね。

例えば延命治療をどうしたいか、どのような介護や施設を希望しているかなどを伝えておくことで、家族に自分の思いに沿った選択をしてもらえるでしょう。

 

人生の最終段階で特に決めておきたいのは、次の項目です。

  • 終末期医療の対応について
  • 認知症になった場合の介護について
  • 一人暮らしの場合の連絡手段や万が一の対処方法

 

自分の望む介護や最期を伝えることで、家族の精神的負担を和らげることにもなります。

自分自身も、明確にしておくことで安心して過ごせるようになるはずです。

 

デジタルデータの整理

 

近年、終活として特に重視されているのが、パソコンやスマホなどに保存されたデジタルデータの整理です。

デジタルデータには次のようなものがあります。

 

  • スマートフォンなどのアドレス帳に登録された個人情報
  • 写真や動画
  • ネットバンクの情報
  • クレジットカードなどの情報

ほとんどの方がパソコンやスマートフォンを使う現代社会では、本人しかわからないアカウントに多くの情報が保存されています。

 

もし家族に残したいデータがあるのならその存在を伝えておくことが大切ですし、人に見られたくないデータは処分しておきましょう。

金銭の支払いが発生しているサイトやアプリの情報は、家族が分かるように記しておき、不要なサイト・アプリならあらかじめ退会しておくことをおすすめします。

 

終活は何から始めるのが良い?

 

 

終活のやることリストは理解したけれど、最初に何から始めれば良いか分からない方もいるでしょう。

最初に取り掛かるものを選ぶ際のポイントを2つ下記にまとめたので、参考にしてください。

 

自分が取り組みやすいものからやる

 

終活を始める際は、まず自分が取り組みやすいものから始めていきましょう。

資産の整理や書類の作成などは手続きが煩雑で時間がかかることもあり、面倒に感じてしまうかもしれません。

 

また、終末期医療や死後について考えることがストレスになる場合もあるでしょう。

例えば以下のように一人でもできる、比較的簡単な作業から進めていけば、気楽に終活を進められます。

 

  • 身の回りのものの整理
  • 不要な預金口座・クレジットカードの解約
  • 預金口座から引き落としがあるものの一覧表作成
  • 重要書類を保管する
  • 財産一覧の作成

 

まずは、整理も兼ねて行うと良いですね。

 

何からやるか悩むときはエンディングノートを活用する

 

終活を何から始めたらいいのか迷ったら、まずはエンディングノートを書いてみるとよいでしょう。

エンディングノートとは、自分の人生の終わりについて書き記すノートです。

 

万が一に備えて、家族や親しい人に伝えておきたいこと、医療・介護・葬儀・お墓などに対する希望や意向を記しておきます。

店頭やネットなどで販売している専用のノートを利用することもできますが、普通のノートや手紙形式など形態に決まりはありません。

 

法的効力がない分気軽に書くことができますし、何度でも書き直したりすることも可能です。  

エンディングノートは「死に備える」ためだけではなく、これまでの人生を振り返り、見つめ直せるアイテムです。

 

残りの人生をどう生きていきたいか考え直すためにもとても便利ですので、ぜひ活用してみてください。

 

終活をするうえで注意したい3つのポイントをご紹介

 

 

終活は自分自身が後悔しないように進めていくことが大切です。

 

人生の理想になるべく近付けるよう、以下の3つのポイントに注意して進めていきましょう。

  • できるだけ早めに始める
  • ルールに縛られすぎない
  • 自分の気持ちを優先する

 

できるだけ早めに始める

 

終活には「何歳から始める」という決まりはないので、思い立ったときに始めるのがおすすめです。

多くの方が定年退職後に終活について考え始めるようですが、ある日突然に最期を迎えることも考えられるため、終活をするのに早過ぎるということはありません。

 

なるべく体力がある若いうちに取り掛かるほうが、やり残したことが明確になり、残りの人生をより良く歩めるでしょう。

 

ルールに縛られすぎない

 

終活はルールに縛られる必要はありません。

終活のやることリストをご紹介しましたが、必ずしも全てを行わなくても良いですし、書いている通りにやる必要もないのです。

 

一番大切なのは、自分が納得のいくように、やりたいように行うこと。

終活自体がストレスになってしまわないように、ゆったりした気持ちで行いましょう。

 

自分の気持ちを優先する

 

終活をする上で、優先するべきものは自分自身の気持ちです。

自身の気持ちに従って終活に取り組んだことで、整理がつき、不安を解消できたという意見が多いようです。

 

もちろん、家族のために終活をすることも大事ですが、あくまでも自分の気持ちを最優先に行うことを忘れないでくださいね。

 

まとめ

 

 

終活は早めに始めた方が良いとは言うものの、何から始めたら良いか迷いますよね。

本記事では、終活のやることリストや注意するべきことをご紹介しました。

 

行き詰ってしまったら、本記事を参考にできることから始めてみてくださいね。

気持ちも新たに、残りの人生をあなたらしく有意義に過ごしていきましょう!

40代 主婦歴20年 夫、高3の娘、小5の息子の4人家族。 好奇心旺盛で、『迷ったら行動』がモットー。保育士として勤務する傍ら、休日は司会者、ハンドメイド講師として日々奮闘中。 最近、断捨離に目覚め成功!主婦の副業、PTAを楽しむ方法、子育てに関する記事が得意。

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