育児に疲れたときの乗り越え方!子育てが疲れる理由や先輩ママの声もご紹介
「子どもは可愛いけど、毎日の育児は疲れる……」
そんな時、疲れたときの乗り越え方がわからないと困りますよね。
実は、習慣を少し変えるだけで育児が楽になる方法があります!
本記事では、育児に疲れてしまう理由や育児に疲れたときの乗り越え方、先輩ママの声を紹介します。
育児に疲れて行き詰まっている方は参考にしてくださいね。
頑張りすぎかも?育児が疲れたと感じる理由
育児に疲れたと感じているなら、下記のことが原因かもしれません。
- 自分のためだけに使える時間がないから
- ハプニングが多く物事が思うように進まないから
- ひとりで育児をしているから
- 誰からも感謝されないから
我が子は愛おしく可愛いですが、育児は24時間365日休みなしです。
仕事や家事をしながら育児と、毎日頑張りすぎていませんか?
育児が疲れたと感じる4つの理由を、順にみていきましょう。
自分のためだけに使える時間がないから
育児に疲れている場合の理由としては、「自分のためだけに使える時間がない」という点が考えられます。
育児中は何もかも子ども優先になりがちで、自分のための時間を作ることが難しいですよね。
例えば、「食事を楽しむ」「ゆっくりお風呂に入る」などのシンプルなことでさえも、育児中は自分のペースで楽しむことが難しくなります。
自分のためだけに使える時間がない日が続くと、たとえ体は元気でも、どんどんストレスが溜まってしまうでしょう。
ハプニングが多く物事が思うように進まないから
育児に疲れたと感じる理由の2つ目は、ハプニングが多く物事がなかなか思い通りに進まないからです。
まだ言葉でコミュニケーションを取れない小さい子どもは、ところ構わず泣き叫ぶこともあり一筋縄ではいかないものです。
子どもが機嫌を損ねてしまうと一苦労で、1日の予定が狂ってしまうことも。
思い通りに進まない育児にイライラしたり、自分の力不足だと自身を責めてしまったりすることも、疲れたと感じてしまう原因の一つでしょう。
ひとりで育児をしているから
育児に疲れたと感じるのは、ひとりで育児をしていることが原因かもしれません。
日常的に母親の育児負担が多い状態では、休む時間はないに等しいでしょう。
男女共同参画白書によると、他国と比較して日本に住む男性は家事・育児に携わる時間が低い水準にあることがわかっています。(参考URL:男女共同参画白書)
また、「ひとりで育児をしている」という孤独感も、精神的に疲れたと感じる要素になっている場合もあります。
自分ひとりでの育児に疲れてしまっているのなら、夫婦での育児の分担を見直す必要があるでしょう。
誰からも感謝されないから
毎日育児を頑張っても誰からも感謝されないことも、育児に疲れたと感じる理由の一つです。
自分のことを後回しにして育児をしているのに、周りからは「育児をして当たり前」と感謝されないことが続くと虚しい気持ちになってしまいますよね。
「感謝されない=認めてもらえない」と感じて、育児に張り合いが持てなくなり、育児に疲れを感じてしまっているのかもしれません。
育児に疲れてしまったときの対処法!完璧主義やひとりで抱え込むのはNG
育児に疲れてしまったときの対処法を4つ紹介します。
- 完璧にこなそうとしない
- 愚痴を吐き出せる場を作る
- 周りに協力してもらってひとり時間を確保する
- 家事の負担を減らす
完璧にこなそうとしない
毎日の育児や家事は完璧にこなそうとせず、ゆったりとした気持ちで取り組みましょう。
特に育児は子どもの機嫌次第でハプニングが多く、完璧にこなそうとするとストレスが溜まりやすいからです。
例えば、子どもが泣いたり後追いをしたりして、夕飯の準備ができずに結局終わらなかったというのはよくあることですよね。
すべての家事を完璧にこなすことができなくても大丈夫です!
今日必ずやらないといけないことさえ終わったら、ほかは明日に回してしまうくらいの余裕を持つと疲れが溜まりにくくなりますよ。
愚痴を吐き出せる場を作る
育児に対して抱えているネガティブな気持ちを吐き出せる場を作ることも、一つの対処法です。
誰かに愚痴を聞いてもらい、気持ちを受け止めてもらうことは、疲れた心のケアにつながります。
育児中は些細なことでイライラしたり、心の休まるときがなかったりと、ネガティブな気持ちを抱え込んでしまいがち。
そんなときは、子育ての先輩である自分の母親に相談したり、育児サークルやママ友と育児の悩みを語り合ったりしてみてください。
「悩んでいるのはみんな一緒なんだ」と安心して、勇気付けられることもありますよ。
周りに協力してもらってひとり時間を確保する
周りに協力してもらって、ひとりの時間を確保することも大切です。
育児疲れが溜まり、あなたに笑顔がなくなってしまったら、子どもも悲しい思いをしてしまいますからね。
たとえば、
- 夫が休みの日は数時間でも子どもを任せる
- 月に何回か実家に預ける
- 一時保育を利用する
- ファミリーサポートを利用する
など周りの人の協力を得ながら、定期的にひとりになれる時間を作ってリフレッシュするようにしましょう。
短時間でも子どもと離れることで、「また育児を頑張ろう!」と気持ちの切り替えができますよ。
家事の負担を減らす
夫と話し合って家事分担を決め、自分の家事の負担を減らしてみましょう。
自分が家事をすべて担当していては、疲れが溜まって当然だからです。
たとえば、食事後の後片付けや浴室掃除などを夫にお願いすれば、その分自分の心に余裕が生まれます。
また、家事の分担以外にも、
- お掃除ロボットや洗濯乾燥機などの家電に頼る
- 食事は一品だけ手作りして、あとは惣菜を活用する
- あえて家事を何もしない日を作る
など試行錯誤しながら、家事の負担を減らしてストレスを軽減しましょう。
【先輩ママの声】育児に疲れるのは当たり前。むくわれるその時まで踏ん張って
ここでは、育児の疲れとその乗り越え方に関する先輩ママの声を紹介します。
- 細かいことは気にしない
- 大変なのは今だけ、いつか終わる
- 子どもは3歳までに一生分の親孝行をする
二人の子どもがいる筆者も、「育児に疲れた」という気持ちを経験してきた一人です。
そんな筆者が育児をどう乗り越えてきたのか、お伝えします。
細かいことは気にしない
育児に疲れたと感じているなら、細かいことは気にしないことが大切です。
子育ては、育児書に沿って完璧にやらなきゃと思うほど、どんどん自分が大変になってしまうからです。
例えば、「食事はすべて毎日必ず手作り」「子どもが触るものは毎日消毒」など、やろうと思えばいくらでもやることはあります。
細かいことまで完璧にこなそうとすると、ママの心や体が壊れてしまうことも。
筆者の場合は、「ホコリが溜まったくらい何ともない」「最悪おもちゃだけ片付ければOK」など、多少散らかっていても気にしないことでストレスが減りました。
完璧にこなす時間があったら、その分疲れた身体を休ませることも大切ですよ。
大変なのは今だけ、いつか終わる
「大変なのは今だけ」と自分に言い聞かせて、割り切ることも方法のひとつです。
例えば、子どもに自我が芽生え、イヤイヤ期が到来する2歳前後は「魔の2歳児」と呼ばれるほど手強い時期です。
筆者の子どもも2歳前後になると、着替えるのも、ご飯を食べるのも「イヤだ、イヤだ」とゴネて外出することも一苦労でした。
でも、これは子どもが立派に成長している証。
私は、「今まで親の言いなりだった子どもが自立しようとしている第一歩なんだ」と呪文のように自分に言い聞かせて乗り切りました。
「イヤだ、イヤだ」と泣き叫んで着替えを嫌がる時は、「わかった、じゃあしなくて良いよ」と無理強いしないでいるとなぜかすんなり着替えてくれたことも。
イヤイヤ期が過ぎると、びっくりするくらい聞き分けが良い子になっていましたよ。
大変なのは少しの間だけで、いつかは終わりが来るので大丈夫です!
子どもは3歳までに一生分の親孝行をする
子どもは生まれて3歳までに一生分の親孝行をすると言われています。
筆者は二人目の子どもがお腹にいたとき、切迫早産になり不安な時期が長かったので「無事に産まれてきただけで親孝行」と心から思いました。
育児はもちろん大変でしたが、こうして「ママ、ママ」と後追いしてくれる時期はあっという間に過ぎると思うと、「この瞬間を堪能しないともったいない」と思う気持ちでしたね。
大きくなった子どもたちももちろん可愛いですが、「あの頃に戻ってもう一度、我が子をたくさん抱っこしたいな」と今でも思うときがあります。
手の掛かる時期は大変ですが、振り返ると貴重で愛おしく感じるもの。
一生分の親孝行をしてくれている今を、ぜひ楽しんでくださいね。
まとめ
本記事では、育児が疲れる理由や疲れた時の乗り越え方、先輩ママの声などを紹介しました。
どんなに子どもが可愛くても、休みのない育児に疲れてしまうことは誰にでもあるもの。
疲れた時の乗り越え方を知っておけば、適度にリフレッシュをしてムリなく育児に励むことができるはずです。
本記事を参考に育児疲れを解消して、また新たな気持ちで育児を楽しみましょう。
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