ご近所付き合いがめんどくさい!上手くやっていく10のコツ
ご近所付き合いはそつなくうまくやっていきたいですよね。
でも、時にはご近所付き合いが面倒に感じたり、苦手意識を持ってしまったりすることも。
本記事では、ご近所さんとうまくやっていくコツをご紹介します。
ご近所付き合いに悩んでいる方は、参考にしてくださいね。
【体験談】ご近所付き合いで悩んでいる人は多い!大変さやいい関係を築くメリット
そもそもご近所付き合いの悩みにはどのようなものがあるのでしょうか?
筆者が体験したトラブルは4つです。
- 人間関係トラブル
- 土地の境界トラブル
- ゴミ出しトラブル
- 騒音トラブル
詳しく説明します。
人間関係トラブル
ちょっとしたすれ違いや誤解などで、ご近隣との関係がぎくしゃくしてしまうことってありますよね。
筆者も人間関係のトラブルに巻き込まれたことがあります。
留守にしていると思ったお宅を飛ばし、その次のお宅に筆者が回覧場を回してしまったのが原因でした。
何度かインターホンを鳴らしても反応がなかったため、仕方なく回覧板を次に回したのですが、「回覧板を飛ばされた!」とクレームをつけられたのです。
それでも顔を合わせた時には挨拶するようにしていたら、次第にその方も普通に挨拶を返してくれるようになり、以前のような穏やかな関係に戻りました。
日ごろの挨拶の大切さを学んだ一件でした。
土地の境界トラブル
筆者の兄が家を購入してから、お隣りの方が兄の家の敷地に車を停めるようになりました。
近所だし揉めるのも嫌なので、そのまま停めさせていたそうです。
やがて兄が敷地の端に花を植えたところ、件のお隣りさんが「人の敷地に花など植えてどういうつもりだ!」と怒鳴りこんできたとか。
結局この件は、裁判により兄の権利が認められ決着しました。
土地や家・車の問題は、自分ではどうしようもできない場合があります。
時には弁護士や警察などを頼ることも必要です。
ゴミ出しトラブル
ゴミ出しトラブルも、ご近所付き合いでよく聞くトラブルです。
特にゴミの出し方や分別にとりわけ厳しい人などが近所にいると厄介。
筆者の近所にも、ゴミの出し方に厳しい方がおり、よその家のゴミ袋をその場で開けてチェックするほどです。
そのうちゴミをあさって他人のプライバシーに干渉するようになったため、個人情報が記載された紙はシュレッダーにかけてから捨てるなど、ゴミの捨て方を工夫するようになりました。
騒音トラブル
騒音トラブルは、ご近所トラブルでもっとも多いトラブルといわれています。
ご近所の騒音に悩まされている場合、相手と直接話し合うと感情的になり解決できない場合があります。
また、そもそも騒音を発している相手と話し合うことに抵抗がある人も多いでしょう。
騒音トラブルは、第三者の協力を得て解決するのがおすすめです。
賃貸であれば大家や管理会社に相談し、注意喚起してもらったり話し合いに同席してもらったりしましょう。
戸建ての場合は、町内会や自治体などに相談が可能です。
騒音の程度によっては警察への相談も検討するとよいでしょう。
それでも解決が難しい場合は、弁護士に相談するのが賢明です。
ご近所付き合いでいい関係をキープするコツ10選
ご近所さんとはできるだけ良好な関係を築きたいですよね。
そもそも、ご近所付き合いでいい関係をキープするにはどうすればいいのでしょうか?
具体的な方法を10個ご紹介します。
- トラブルを起こさないように地域のルールに従う
- にこやかな挨拶を欠かさない
- 深入りしすぎない!プライベートな話は避ける
- 広く浅くがポイント!特定の人とだけ仲良くしすぎない
- 口は災いの元!悪口や噂話をしない
- 「よそはよそ、うちはうち」のマインドが大切
- 多少のことはお互い様と考える
- してもらったらお返しを!物をもらいっぱなしにしない
- 植物やペットの扱いに気をつける
- 子どもがいる場合はできる限り騒音対策をする
詳しく見ていきましょう。
1. トラブルを起こさないように地域のルールに従う
ご近所トラブルを起こさないために、地域のルールはしっかりと守らなければなりません。
ゴミの分別の曜日や回覧板などのルールは、地域の人達が快適に暮らすための決まり事です。
守りごとを乱すと地域の人達に不快な思いをさせ、トラブルにつながりかねません。
ズボラな人と思われるとご自身だけでなく家族にまで悪影響がありますので、決められたルールはしっかり守りましょう。
2. にこやかな挨拶を欠かさない
人とコミュニケーションを取るのが苦手な人でも、にこやかに挨拶することでご近所との触れ合いが生まれます。
笑顔で挨拶されて嫌な気持ちになる人はいないはず。
相手からの印象も良くなるため、にこやかな挨拶は、良好なご近所付き合いの基本中の基本といえます。
3. 深入りしすぎない!プライベートな話は避ける
ご近所付き合いをして行くうちに仲良くなる方もいると思いますが、ある程度の距離感は必要です。
近づき過ぎてトラブルに巻き込まれないためにも、深入りはしないようにしましょう。
特にプライベートな話などは、近所のほかの人に輪をかけて話してしまう人もいます。
夫の会社のことや子供の成績のこと、お金の話などは控えましょう。
4. 広く浅くがポイント!特定の人とだけ仲良くしすぎない
特定の人と仲良くせず、広く浅くがご近所と上手に付き合うコツです。
親しくなりすぎて、関係のない人の家庭の話にズカズカ入り込んでくる人もいます。
近所の人とは面倒を起こさないよう一定の距離を置いて付き合う方が、良好な関係でいやすいでしょう。
5. 口は災いの元!悪口や噂話をしない
話の流れからご近所の方の悪口や噂話が出ても、乗らないようにしましょう。
悪口や噂話はトラブルの原因になり、どこから漏れるかわかりません。
相手の悪口に乗っかってしまえば、たとえ自分の口から直接的な悪口を言っていなくても、「言った」と誤解される可能性があります。
ご近所さんとの間で悪口や噂話が始まってしまったら、話を逸らしたりその場から離れたりしましょう。
6. 「よそはよそ、うちはうち」のマインドが大切
自分の家と他人の家を比べるのはやめましょう。
「隣りの芝生は青い」ということわざは、よその家の物が良く見えてしまう人間心理を表しています。
近所の人が新しい家や車を買うと、自分の家に無いものが羨ましかったり、幸せそうに見えて妬ましく思ったりするかもしれません。
しかし、他人を妬みながら生きるより、日々を笑って暮らす方が幸せです。
7. 多少のことはお互い様と考える
ご近所さんの多少の迷惑には目をつむり、お互い様と思うことで近隣トラブルを防げる場合があります。
近所の人の立ち話がちょっとうるさかったり、子供たちが外で遊ぶ声、テレビの音量が大きすぎて気になったりすることもあるかもしれません。
迷惑に感じても、自分もご近所さんに不快な思いをさせているかもしれないことを忘れないようにしましょう。
8. してもらったらお返しを!物をもらいっぱなしにしない
物をもらったらもらったままにせず、お返しすることもご近所付き合いを上手くこなすコツです。
ご近所さんと親しくなると、おすそ分けをもらうこともあるでしょう。
お返しの際は「親戚からいただいた果物」「少し作り過ぎてしまったおかず」など、相手に気をつかわせないような言い回しをするのがポイントです。
9. 植物やペットの扱いに気をつける
「自分の庭に植えた植物が伸びて隣のお庭に垂れ下がってしまった」「自分の家のペットが庭や塀におしっこをかけてしまった」など、植物やペットが近隣トラブルの原因になる場合があります。
ご近所さんに迷惑をかけないように、植物はこまめにお手入れをし、ペットの粗相にも気を付けて注意しましょう。
10. 子どもがいる場合はできる限り騒音対策をする
早朝や夜には子供の大声や音の出るものを控えるよう工夫し、騒音対策をしましょう。
ご近所付き合いでもっとも多いトラブルが騒音問題です。
子供の足音や掃除機、洗濯機など、抑えたくてもどうしようもない生活音もありますよね。
普段の生活音が、近所の人にとってはイライラの原因になっている可能性もあります。
ご近所への気配りと配慮でトラブルを予防しましょう。
まとめ
ご近所さんとのお付き合いは、その地域に住んでいる以上はとても大切なことです。
トラブルやストレスを溜めないように、良好な関係を築きたいですよね。
本記事では、ご近所付き合いをうまくやっていくコツをご紹介しました。
ご近所さんとの関係に不安があってお困りの方は、良好なご近所付き合いに本記事をお役立てください。
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