突っ張り棒で簡単・便利・オシャレな収納を作ろう

「ここに新しい収納がほしいなぁ｣

そんな時、既製品で合うサイズの収納がないと困りますよね。

実は、市販の突っ張り棒を使って、収納を簡単に作る方法があるんです。

本記事では、突っ張り棒を使った簡単で便利な収納の作り方を紹介します。

突っ張り棒でキッチン収納ラックをDIY

最初にご紹介するのは、突っ張り棒で作る簡単なキッチン収納ラックの作り方です。

 

全て100円ショップで揃うのですぐに作れますよ。

それではさっそく組み立てていきましょう。

STEP①
突っ張り棒を縦に取り付ける

まずは収納ラックを設置したい場所に、突っ張り棒を上下方向に設置します。

突っ張り棒を設置する幅はワイヤーメッシュに合わせましょう。

多少は調整が効くのでだいたいの幅でOKです。

STEP②
ワイヤーメッシュを結束バンドで固定する

設置した突っ張り棒にワイヤーメッシュを結束バンドで取り付けます。

四隅の固定でもOKですが、浮きなどが気になる場合は結束バンドの固定箇所を増やしましょう。

STEP③
収納パーツを取り付ける

最後にワイヤーメッシュにカゴなどの収納パーツを付けると、キッチン収納ラックの完成です。

カゴだけではなく、フックを付けると五徳やフライ返しなどのキッチンツールも収納できます。

コンロ近くに収納ラックを設置すると料理中に取り出しやすく、掃除も楽になる一石二鳥のアイデアですよ。

外れてしまう可能性もありますので、あまり重たくならないように注意しましょう。

割れ物を置く場合も注意してくださいね。

突っ張り棒でトイレのデッドスペースに収納棚をDIY

次にご紹介するのは、トイレなどのデッドスペースに便利な収納棚の作り方です。

トイレでは掃除用品やトイレットペーパーの替え、生理用品など、収納物が意外と多くありますよね。

トイレのタンクやドアの上などのデッドスペースを収納スペースに活用しましょう。

 

専用の棚板・すのこはサイズが決まっているので、設置したい幅のサイズに合わせて枚数を調整してくださいね。

STEP①
壁際に突っ張り棒を取り付ける

最初に、棚を設置したい場所に平衡に突っ張り棒を取り付けます。

幅は棚板が載るように調整してください。

ぴったりじゃなくても、棚板を載せる時に微調整可能なので大体でOKです。

STEP②
すのこを乗せる

取り付けた突っ張り棒にすのこ（専用棚板）を乗せて完成です。

スマホの計測アプリなどを使って、棚が水平になっているか確認しておくと安心。

なお、突っ張り棒の耐荷重はしっかり確認しておいてください。

トイレの収納は見せたくない物も多いので、突っ張り棒をもう1本用意し、収納棚の手前に取り付けてお気に入りの布やカフェカーテンで目隠ししてもいいですね。

突っ張棒のみを使ったDIYアイディア

突っ張り棒だけで作れる手軽な収納のDIYアイデアがあると便利ですよね。実は突っ張り棒だけで、これだけの収納を作れるんですよ。

 

それぞれの作り方を解説します。

誰でも簡単に作れるのでぜひ挑戦してみてください。

冷蔵庫の中の収納を増やす

収納に困るビールやペットボトル飲料を、冷蔵庫に賢く収納できるアイデアです。

使用する道具は突っ張り棒1本だけ。

ビールや缶、ペットボトルを寝かせた時の幅に合わせて上下で突っ張ります。

その隙間に缶やペットボトルを入れると転がらず、棚の高さいっぱいまで収納できるので、省スペースでたくさん収納できますよ。

靴箱のスペースを最大限に活用

靴箱の棚と棚の間のスペースが空いていて、もったいないと思うことがありますよね。

そんな時も突っ張り棒が大活躍します。やり方はとても簡単。

空いているスペースに突っ張り棒を1本設置して、ヒールの踵部分を引っ掛けるようにして収納します。

一列だった棚に二段で収納でき、収納量がアップ。

倒れてしまうロングブーツや長靴の上に突っ張り棒を設置し、ブーツや長靴の履口を突っ張り棒に寄りかかるように収納すると、型崩れ防止にも役立ちますよ。

スプレータイプ洗剤の収納

スプレータイプの洗剤は、置いて収納すると場所を取りますよね。

適当な高さに突っ張り棒を設置し、スプレーの引手を引っ掛けて収納するとコンパクトに収納できます。

吊るしてあるので掃除がしやすく、何の洗剤なのかすぐに確認できるのもポイント。

ゴミ袋ラック

ゴミ袋は重ねておくと取り出しにくく、指定ゴミ袋など種類が複数あるので管理も大変ですよね。

そんな悩みを解消するのがゴミ袋ラックです。使用するのは2本の突っ張り棒。

1本目の突っ張り棒にゴミ袋を掛け、ゴミ袋を収納したい場所に突っ張り棒を設置します。

ゴミ袋の裾がバタつかないように、もう1本を上から抑えるように設置したら完成です。

突っ張り棒1本だけでも使えますが、袋が滑って落ちてしまうので、2本設置した方が使い勝手がいいですよ。

引き出し収納の中の仕切り

引き出しの中で物がごちゃついてしまったり、引き出しの開閉のたびに物が動いてしまう…という悩みも、突っ張り棒で解決しましょう。

突っ張り棒は、仕切りたいスペースに合わせた本数を用意してくださいね。

やり方は、仕切りたい箇所に突っ張り棒を突っ張らせるだけ。

引き出しの中なので、縦横どちらでも突っ張らせることができます。

キッチンのまな板を倒れないように細い空間で仕切ったり、鍋ふたの取っ手をかけて立てて収納したりなど、突っ張り棒で使いやすい引き出しを作りましょう。

まとめ

家具店やホームセンターなどで理想の収納ラックが見つからなくても、突っ張り棒を上手に使えば自宅にぴったりの収納を手作りできます。

本記事では、突っ張り棒でDIYできる簡単な収納アイデアをご紹介しました。

収納に悩んでいる方はぜひ参考にして、賢く楽しく収納をDIYしてくださいね。