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犬の寝る時間が増えた!寝てばかりなのはなぜ?原因と対処法

「最近うちの犬、寝てばかり・・・。」

そんな時、体調が悪く病気のサインなのではないかと心配になりますよね。

実は、寝る時間が増えたのには理由があります。

本記事では犬が寝てばかりいるのはなぜか、原因や対処法を詳しく紹介します。

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Mika

愛犬が寝てばかりで心配な方は、参考にしてくださいね。

犬は元々よく眠る!犬の睡眠の仕組みと平均的な寝る時間

犬は元々人間よりもよく眠る動物です。

とはいえ、起きているときは元気に走り回り食欲もあるのに、あまりに寝てばかりいると体調が悪いのかと心配になります。

ここでは、犬の睡眠の仕組みと平均的な寝る時間を紹介します。

犬の眠りはとても浅い!犬の睡眠の特徴

犬が元々よく眠るのは、眠りがとても浅いからです。

睡眠には2種類あり、浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」があります。

犬の場合は浅い眠りのレム睡眠が多く、しぐさでレム睡眠かノンレム睡眠か判断することもできます。

  • レム睡眠:脳は活動しているが身体は眠っている状態。あごを地面につけながら眠っているときは眠りが浅い
  • ノンレム睡眠:脳も身体も眠っている状態。リラックスをして地面からあごを離して横向きになって寝ているときや、手足を広げて無防備な姿で寝ているときは深い眠りで熟睡

1日の半分以上は眠っているのが普通!犬の睡眠時間は12〜15時間

成犬の睡眠時間の平均は12~15時間と言われていることから、元気な犬でも1日の半分以上は寝ているのが普通です。

犬も基本的には夜に睡眠を取りますが、日中の留守番が長い日は昼間に寝てしまい、夜なかなか寝られず早起きしてしまうことがあります。

体を休ませることでエネルギーを蓄えているので、朝晩の散歩や帰宅後には、たくさん遊んであげることが大切です。

小型犬より大型犬の方がよく眠ることが多い

体格や月齢によって睡眠時間は違い、小型犬より大型犬の方が睡眠時間が長い傾向にあります。

小・中型犬に比べ、身体を動かすときに多くのエネルギーを使う大型犬は、体力を回復するのに時間がかかるからだと考えられています。

犬の寝る時間が増えたのはなぜ?考えられる原因5つ

ここでは愛犬の寝る時間が増えたのはなぜか、考えられる原因を5つ紹介します。

寝る時間が増えた原因
  1. 老化現象
  2. ストレスを感じているから
  3. 体調が悪い
  4. 怪我などで痛みを感じている
  5. 甲状腺の病気によるもの

 

ぜひ以下を参考に、愛犬の睡眠時間に注意しながら観察してみてください。

1. 老化現象

犬も年を取ると成犬に比べて睡眠時間が長くなるため、老犬は老化現象が原因で寝る時間が増えたと考えられます。

年を取ると体力が衰えてくるので、たくさんの休息が必要になり、活発に動く時間は短くなるものです。

老化は防げないので、健康に異常がなければ快適にゆっくり眠れる環境を作ってあげると良いでしょう。

2. ストレスを感じているから

犬は、ストレスを感じているときにも寝る時間が増えます。

例えば、家族のケンカや大きな工事の騒音などによりストレスを感じたときには、寝ることで疲れをとろうとしている可能性があります。

ストレスを上手く解消できないと心が病んでしまうことや、精神病を引き起こす危険性もあるので、愛犬を気にかけてあげましょう。

3. 体調が悪い

体調が悪くて動かずにぐったりし、寝る時間が増えた場合もあります。

眠ることで症状を和らげようとしている可能性があるため、具合が悪くて寝ている時は、無理に起こさず獣医師に相談してみてください。

4. 怪我などで痛みを感じている

寝る時間が増えたのではなく、怪我をしていて動けない可能性や、痛みで動きたくないと思っている可能性もあります。

散歩をしている時や運動をしている最中に、足腰を痛めたり怪我をしたりしたことで、ぐったりし、寝ている時間が増えてしまったのです。

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Mika

体を痛めているときは、抱き上げようとすると嫌がり歯をむき出しにすることもあるので、注意が必要です。

早めに病院で診察してもらうことをおすすめします。

5. 甲状腺の病気によるもの

犬の寝る時間が増えたのは、甲状腺の病気が原因になっていることもあります。

甲状腺ホルモンの働きが弱くなったことで体の代謝機能が下がり、過剰な眠気を引き起こしている場合があるのです。

気をつけて観察していても、甲状腺の病気に気が付くのは遅くなってしまいがちです。

元気がなかったり体を動かすのがダルそうなときは、早めに受診することをおすすめします。

犬の寝る時間が増えたときの対処法

犬は人間よりよく寝る動物ですが、愛犬が明らかにいつもより長く寝る、散歩を嫌がるなどいつもと様子が違うときには注意が必要です。

ここでは犬の寝る時間が増えたときの対処法を2つ紹介します。

病院へ連れて行く

甲状腺機能低下症以外にも、病気により睡眠時間が長くなっている場合があるので、いつもと様子が違う場合は病院へ連れていきましょう。

例えば、糖尿病や感染症などの病気が悪化すると、睡眠時間が長くなることがあります。

放置しておくと命に関わる危険性があるので、病院へ連れていき診察をしてもらってください。

夜寝るときの環境を整える

睡眠不足で寝る時間が増えることもあるため、愛犬が快適な睡眠をとれるよう、夜寝るときの環境を整えることも大切です。

犬も人間と同じように睡眠不足は大きなストレスになり、体調不良や精神にも悪影響を与えてしまいます。

例えば、愛犬と一緒に寝たいと思っている方も多いと思いますが、人が寝返りをするたびに起きてしまうと犬は熟睡できません。

愛犬専用のベッドを用意したほうが、安心してゆっくり眠れる可能性があります。

また、犬は体温調節が苦手で、特に子犬や老犬には室温の管理がとても大切です。

健康を維持するためにも、快適な睡眠がとれるよう環境を整えてあげてください。

まとめ

犬が寝てばかりいるのはなぜなのか、原因や対処法について詳しく紹介しました。

愛犬が寝てばかりいると気になり、心配になりますよね。

犬は元々人間よりよく寝る動物で、体力を回復させようと体を休めるために寝ているので、無理に起こさず見守ってあげることも大切です。

しかし、いつもより明らかに長い時間寝ていて様子が違うときは、早めに病院へ連れていきましょう。

愛犬が寝てばかりで心配な方は、ぜひ参考にしてください。

30代 主婦歴13年 中2・中1・小5の子ども、両親、姉家族合わせて9人+ワンコ2匹の大家族です。 フルで働くシンママ。お菓子・パン作りが大好きで、忙しい中でも子どもと一緒に料理教室でレベルアップに挑戦中。 最近は地域交流で卓球にも挑戦しています。子育て、保育の記事が得意。

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