電子レンジのお掃除方法！汚れる原因やキレイに保つコツも紹介

電子レンジは料理を温めてくれるとても便利な家電です。

しかし、食材が電子レンジ内で飛び散った汚れや、カレーなどの臭いが取れなくて困ることも。

本記事では、電子レンジが汚れる原因やお掃除方法、キレイに保つコツを紹介します。

電子レンジが汚れる原因は？

外側からは中がどれだけ汚れているのかわかりづらいものの、電子レンジは思っている以上に汚れています。

電子レンジが汚れてしまうのには、主に3つの原因があります。

原因１｜油汚れや食べ物の焦げ

電子レンジが汚れる1つ目の原因は、食品などの「油汚れ」や「焦げつき」によるものです。

食品を温める際に誤った使い方をしてしまうと、食品が破裂したり吹きこぼれたりして、レンジ庫内に油分や水分が飛び散ります。

すぐに拭き取れば問題ありませんが、汚れをそのままにして使い続けてしまうと、付着した油分が焦げつき簡単には落ちにくくなります。

原因２｜水垢

電子レンジが汚れる2つ目の原因として考えられるのは、食品から蒸発した水分が水滴となって付着する「水垢」です。

食品を温めると、水分が蒸発してレンジ庫内に飛び散ります。

こちらの汚れも、付着から時間が経つことで落ちにくい頑固な汚れとなってしまいます。

原因３｜カビ

最後に、電子レンジが汚れる3つ目の原因は「カビ」です。

油汚れや焦げつき、水垢などがエサとなりカビが発生してしまいます。

カビにより電子レンジの庫内が臭ってしまうこともあります。

電子レンジのお掃除方法！汚れ別にご紹介！

電子レンジの汚れの原因が1つではないことがわかったところで、時間が経った頑固な汚れのお掃除方法を、汚れ別に紹介します。

食品による汚れ・焦げ付きには重曹

電子レンジの、食品による汚れや焦げ付きを掃除するには重曹がおすすめです。

油汚れは酸性の汚れなのに対し重曹は弱アルカリ性で、酸性の汚れを中和させる働きがあるからです。

また重曹は、アルカリ度が弱く界面活性剤などが含まれていないため、食べ物が触れる場所でも安心して使えます。

もっとしっかりと汚れを落としたい場合は、レンチンの時間を2分より長めに取って、レンジ庫内に重曹水を充満させると良いですよ。

水垢を落とすにはクエン酸

電子レンジの水垢は、酢やレモンなどと同じ酸性のクエン酸でお掃除します。

クエン酸は水道水に含まれるカルシウムなどを溶かすとともに、アルカリ性の汚れを中和してくれるため、水垢を落とすのに効果的です。

一度のお掃除で汚れが取りきれない場合は、何度か同じ作業を繰り返してください。

電子レンジのターンテーブルもついでに重曹でお掃除

電子レンジのターンテーブルにも、食品による油汚れなどが付着しやすいです。

そのため、庫内を重曹で掃除する際にターンテーブルも一緒に掃除するのがおすすめです。

電子レンジをキレイに保つには？

頑固な汚れになる前に、毎日のちょっとした習慣で電子レンジをキレイに保てます。

日頃からこまめにお掃除することが大切

電子レンジは、日頃からこまめにお掃除することでキレイに保てます。

基本的には食品を温める場合に使用するものなので、汚れたまま使っていると、食品に雑菌がついてしまう恐れもあります。

レンジ庫内に食品などの汚れがついた場合は、放置せずにその都度汚れを拭き取るよう習慣づけましょう。

最低でも1週間に1回はお掃除するのがおすすめ

電子レンジを毎日掃除するのは無理だとしても、キレイに保つためには、せめて1週間に1回はお掃除をしましょう。

目には見えなくても、使用するたびに電子レンジの庫内には汚れが付着していきます。

毎日ではなくても、1週間に1回掃除をするだけでキレイに保たれます。

電子レンジの汚れを放置すると故障や発火の原因に！お掃除をサボらないこと

電子レンジは、マイクロ波により食品を温めています。

汚れがついたまま使用すると、汚れの部分が集中的に加熱され、発煙・発火を引き起こす可能性があり危険です。

そのようなことにならないためにも、電子レンジの掃除はサボれません。

まとめ

電子レンジが汚れる原因や安全に掃除をする方法、キレイに保つコツを紹介しました。

汚れは放置するほど落ちにくくなり、汚れたまま使用すると発火の危険性もあります。

電子レンジの頑固な汚れは、重曹やクエン酸を使えばキレイにお掃除でき、毎日のちょっとした習慣で電子レンジを常にキレイに保つことも可能です。

電子レンジの汚れにお困りの方は参考にし、お掃除をしてみてください。