【犬のお風呂の入れ方】愛犬が家でのシャンプーを嫌いにならないコツ
「犬をお風呂に入れてキレイにしてあげたい」
そんな時、お風呂の入れ方がわからないと困りますよね。
実は、愛犬がシャンプーを嫌いにならないためには、正しい入れ方とコツがあるんです。
本記事では、犬のお風呂の入れ方と、愛犬が家でのシャンプーを嫌いにならないコツを紹介します。
愛犬のお風呂で苦労している方は参考にしてくださいね。
犬をお風呂に入れる時の注意点
犬をお風呂に入れる時、どんなことに注意したらいいのでしょうか?
注意すべき点は4つあります。
- 子犬の場合は体を触られることに慣れてから
- ワクチン摂取後は1〜2週間はお風呂NG
- お風呂の頻度は月1〜2回まで
- 嫌がるときは無理にしない
詳しく説明していきますね。
1. 子犬の場合は体を触られることに慣れてから
子犬をお風呂に入れる場合、体を触られることに慣れてからにしましょう。
子犬にとっては、すべてが初めての経験なので、いきなりお風呂に入れるとトラウマになってしまうことも。
体に触れられることやシャワーの音などに慣れさせてから、お風呂に挑戦しましょう。
2. ワクチン接種後は1〜2週間はお風呂NG
ワクチン接種後1〜2週間は、お風呂に入れるのは控えましょう。
ワクチンの後は免疫力が落ちていたり、調子が悪かったりすることがあります。
体力を消耗しないためにも、ワクチン接種後や体調不良時のお風呂は避けましょう。
3. お風呂の頻度は月1〜2回まで
愛犬をお風呂に入れる頻度は、月に1〜2回までにしましょう。
犬は人間より皮膚が弱く、洗い過ぎは肌荒れの原因にもなりかねません。
汚れや匂いが気になる場合は、濡らして絞ったタオルで拭くなどのケアをしてあげましょう。
4. 嫌がるときは無理にしない
愛犬がお風呂を嫌がるなら、無理に入れないようにしましょう。
無理やりシャワーを浴びせたり、押さえつけたりすると、どんどんお風呂が嫌いになってしまいます。
一度嫌な経験をしてしまうと、お風呂というだけで尻込みしたり暴れたりすることも。
「お風呂場は楽しい場所だ」「お風呂に入ることは気持ち良いことだ」と思ってもらえるようにしたいですね。
犬の正しいお風呂の入れ方
では、どのように犬をお風呂に入れてあげればいいのでしょうか?
正しいお風呂の入れ方は、下記の通りです。
- シャワーは下半身から始めて最後に顔
- シャンプーはあらかじめ泡立てておく
- 鼻や耳に水が入らないようにする
- すすぎは顔から始める
- しっかりタオルドライしてからドライヤー
- 最後にご褒美のおやつ
詳しく説明していきます。
STEP①
シャワーは下半身から始めて最後に顔
シャワーは下半身から始めて、最後に顔を濡らしましょう。
顔は犬が嫌がりやすい場所なので、最後に洗います。
また、人間と同じ温度だとやけどをする危険があるため、お湯は35〜38℃のぬるめに設定しましょう。
お湯の温度を自分の手で確認してから、犬にかけてあげると安心です。
STEP②
シャンプーはあらかじめ泡立てておく
使用するシャンプーは、あらかじめ泡立てておきましょう。
原液のままだと刺激が強い上、液体が冷たくて犬がびっくりしてしまうことも。
また、しっかり泡立てることで、細かい泡が皮脂汚れまで包んで浮かせて落としてくれます。
なお、シャンプーは人間用のものだと刺激が強く皮膚病の原因になる恐れがあるため、必ず犬用のものを使用しましょう。
STEP③
鼻や耳に水が入らないようにする
顔にシャワーをかける時は、鼻や耳に水が入らないように気をつけましょう。
鼻や耳に水が入ると、窒息や中耳炎の原因になってしまうことも。
もし顔にシャワーがかかるのを嫌がるなら、手ですくったお湯で優しく目や口の周りを洗い流すようにしましょう。
STEP④
すすぎは顔から始める
洗った後のすすぎは、顔から始めます。
犬が嫌がりやすい顔は、最後に洗って真っ先にすすいであげるとスムーズです。
顔を少し上に向けて、おでこのあたりにシャワーヘッドをあてながら、水が耳に入らないようにすすぎます。
顔の後は、背中や脇、お腹、おしり、足裏と、シャンプーが残らないようにしっかり洗い流しましょう。
STEP⑤
しっかりタオルドライしてからドライヤー
洗い終わったら、しっかりタオルドライしてからドライヤーをします。
タオルで水気を吸い取っておくことで、ドライヤーの時間を短縮できます。
湿気が残っていると蒸れて臭いの原因に。
脇や足の付け根、足裏などは水分が残りやすいので、しっかりと乾かしましょう。
STEP⑥
最後にご褒美のおやつ
ドライヤーが終わったら、最後にご褒美のおやつをあげましょう。
ご褒美をあげることで、犬に「お風呂をがんばったらご褒美がもらえる!」「お風呂は楽しい」と思ってもらえます。
また、たくさん褒めてあげるのもおすすめです。
上手にご褒美を活用して、お風呂に少しずつ慣らしていきましょう。
まとめ
本記事では、愛犬のお風呂の入れ方や、シャンプー嫌いにならないためのコツなどをお伝えしました。
愛犬がお風呂嫌いにならないよう、様子を見ながらやさしく洗ってあげましょう。
本記事を参考にして、飼い主も犬もお風呂時間を楽しめるようになるといいですね。
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