夜泣きに対応できない…パパにもできる対処法で乗り切ろう!
「もう、どうしたら寝てくれるの!」
毎晩夜泣きが続いて、寝不足でクタクタ。
もう何をしても全く泣き止まない時は、本当に困ってしまいますね。
実は、夜泣きの原因を知り、対策をとることで状況も変わってきます。
本記事では、夜泣きで寝不足に悩んだママ達の経験談、夜泣きの原因と対処の仕方を紹介します。
毎晩の夜泣きで眠れなくてお悩みの方は、参考にしてくださいね。
夜泣きに対応できない…寝不足ママの経験談
「こんなに寝ないの、うちの子だけ…?」子どもの夜泣きに対応できないと、他のママは違うのではないかと不安になりますよね。
でも実際は、夜泣きで困っていたママはたくさんいます。
こちらでは、夜泣きで寝不足に悩むママ達の経験談を3つご紹介します。
子どもの夜泣きがひどく、昼夜逆転生活になってしまったママの経験談
主婦のSさんは、長女が産まれて2ヶ月目で夜泣きが始まり、昼夜逆転生活になってしまったと言います。
泣いている間ずっとあやし続けたり、スマートフォンの“泣き止みアプリ”を使ったりもしたようですが、あまり効果が無かったようです。
色々試しても効果を感じられず放心状態だったそうですが、6ヶ月に入る前ぐらいには夜泣きの回数も減り、3〜4時間はまとめて寝てくれるようになりました。
自分の母親に「あなたの時も夜泣きすごかったのよ」と言われた時は、「親子で夜泣きがすごかったんだ!蛙の子は蛙なんだなぁ」と思い、現実を受け入れていこうと決心がついたと言います。
子どもが1歳3ヶ月になる現在も夜泣きに悩まされているママ
知人のTさんのお子さんは、産まれてから1歳3ヵ月になる今まで、夜泣きをしない日はほとんど無いそうです。
母乳なので、おっぱいをあげなければ絶対に泣いてしまうのだとか。
同じ月齢の子がいるママ友からのアドバイスを聞いては試したり、歩き回れるようになってからは外に連れ出し思いっきり遊ばせましたが、それでも全く泣き止まないとのこと。
先輩ママからの「卒乳すれば、口が寂しくなったりしないから起きなくなるらしいよ」というアドバイスを支えに、今も毎晩夜泣きに奮闘していると言ってました。
ママのストレスが子どもに伝わって夜泣きをしていたパターン
Tさんのお子さんは、生まれてから1歳半まで、ずっと夜泣きをしていたそうです。
寝ている時間の間隔も短く、生後6ヶ月ぐらいまでは約1時間おきに泣いていたそう。
最も辛かったのは、旦那さんが全く子供の面倒を見てくれなかったことだったと言います。
Tさんは寝不足と心労が重なり、出産後7Kgも増化していた体重が1ヶ月であっという間に元の体重に戻ってしまったそう。
しかし久しぶりに実家に帰省した際、夜泣きしているお子さんを抱きながら弟さんと雑談をしていると、寝かせようとしてもいないのに、お子さんがスヤスヤ眠っていたそうです。
その時Tさんは「母親の気持ちは子供にすぐ伝わってしまう」「親がリラックスしていれば、子供もリラックスできるんだな」と直感で感じたと言います。
それからのTさんは1人で抱え込まず、周りの助けを借りて少しでも負担を減らしているそうです。
夜泣きの対応は大変!夜泣きする原因は?
本当に大変な夜泣きの対応…。そもそも夜泣きの原因はなんなのでしょうか?
夜泣きの原因と考えられることが5つあります。
- 睡眠リズムが掴めていない
- オムツが不快
- お腹が空いている・のどが渇いている
- 暑い・寒い
- 身体の不快感
詳しく説明します。
1. 睡眠リズムが掴めていない
生まれて間もない赤ちゃんは、睡眠のリズムがまだ整っていません。
通常、睡眠は眠りが深い『ノンレム睡眠』と眠りの浅い『レム睡眠』を繰り返します。
しかし、大人と違って赤ちゃんの場合はレム睡眠の数が多いため、どうしても眠りから覚めやすく、泣き出す頻度も多くなってしまうのです。
個人差はあるものの、睡眠リズムが安定する1~2歳頃までは、夜泣きが続きやすいと考えると良いでしょう。
2. オムツが不快
オムツが不快であることも、夜泣きの主な原因の1つ。
おしっこやうんちなどの排泄物や汗などによってオムツに不快感があると、不快感を伝えることのできない赤ちゃんは泣いてしまうのです。
そのため、不快感を伝えることのできない赤ちゃんは泣いてしまうのです。
夜泣きした時は、オムツが濡れていないかをチェックして交換するようにしましょう。
3. お腹が空いている・のどが渇いている
お腹が空いていたり、のどが渇いていたりすることも、夜泣きの原因になります。
赤ちゃんは水分を保持する力が低く、汗をかきやすいため、大人よりはるかにのどが渇きやすいのです。
ましてや、夜泣きは激しく泣くほど水分も体力も消耗しています。
寝る前には、ぜひしっかり授乳をしておくようにしましょう。
4. 暑い・寒い
暑さや寒さも、赤ちゃんの夜泣きを引き起こす原因の1つです。
赤ちゃんは「暑いな」「寒いな」と思っても口に出しては言えないので、結果的に夜泣きにつながってしまいます。
エアコンやストーブなどを利用したり、洋服が湿っている時は体が冷えないよう、着替えさせたりすることも大切です。
室温を変えるだけでぐっすり寝てくれることもありますので、ぜひ温度調節に気を配ってみてください。
5. 身体の不快感
夜泣きは、身体の不快感が原因であることも多いです。
赤ちゃんは言葉で気持ちを言い表すことができないため、何か不快な感覚がある時は大きな泣き声を上げます。
熱や体調不良があることもありますし、痛みや痒みなどを訴えていることもあります。
重要な体の異変を訴えていることもありますので、身体に異変がないかどうかはしっかり見てあげましょう。
夜泣きにはどう対応したらいい?パパにもできる対処法を紹介
「子どもが夜泣きをしてもどうしたら良いか分からないし、ママに任せよう…」
そんなパパは未だに多いようですが、パパにもできる夜泣きの対処法はたくさんあります!
こちらでは、パパにもできる対処法を4つご紹介します。
- 一日のルーティンを見直す
- 睡眠環境を整える
- 無理に寝かさない
- ママがぐっすり眠れる時間を作る
1. 一日のルーティンを見直す
子どもの夜泣きがなかなか収まらない時は、ママと一緒に一日のルーティンを見直してみましょう。
生活リズムを整えれば、子どもの生活リズムが決まってきて夜泣きが減ることがありますので、起床時間や就寝時間、食事や入浴の時間などを見直してみてください。
特に日中は日光を浴びることで良質な睡眠を得られるホルモン「メラトニン」のもとになる「セロトニン」の分泌が活性化されます。
外で遊ばせることをルーティンに組み込んだり、朝はまずカーテンを開けたりすることで夜泣きが減ることがあるので、ママと一緒に一日のスケジュールを立ててみましょう。
2. 睡眠環境を整える
睡眠環境を整えることも、パパにできる夜泣き対応の1つです。
例えば、部屋の温度や寝具の具合などが原因になって泣いていることもあります。
ママが赤ちゃんを抱っこしている間などに、パパは赤ちゃんの寝ている環境を見直してあげ、一緒に対応してみてくださいね。
3. 無理に寝かさない
無理に寝かさず、一度完全に起こしてみるというのも、パパにできる対処法の1つです。
何をしても泣き止まず、興奮状態で火がついたように泣いている場合は、一度しっかり起こしてみましょう。
よく目を覚ましてあげて、部屋を明るくしたり、少しだけ遊んであげたりしてみると、すんなりと寝てくれる場合があります。
何をやってもダメな時は、ぜひ試してみて下さいね。
4. ママがぐっすり眠れる時間を作る
ママがぐっすり眠れる時間を作るというのも、パパができる大事な対処法の1つです。
ママが睡眠不足のまま頑張り続けると、イライラしたり、気持ちが落ち込んでうつ状態になったりする場合もあります。
例えば以下のような方法で、ママが眠れる時間を作ってあげましょう。
- 次の日が休みの時は自分が寝かしつけを担当する
- 休日は子どもと一緒に出かけて、ママが昼寝をできるようにする
- いくつかの家事を担当して、ママが休める時間を作る
- 家事代行サービスなどを使って、ママが休める時間を作る
寝かしつけ自体ができなくても、ママが眠れる時間を作ってあげることで十分な解決になることもあります。
自分にできることを探して、2人で夜泣きを乗り切ってみてくださいね。
まとめ
毎晩続く夜泣きは、寝不足とストレスで心も体もまいってしまいますよね。
そんな時は、夜泣きの原因を把握して、夜泣きの対処法を実行すれば、だいぶ夜泣きが軽減されることもあります。
本記事では「夜泣きに対応できない」と悩んだママ達の経験談や、ママにもパパにもできる対処法を紹介しました。
ぜひ参考にして、ママもぐっすり眠って、笑顔で健康に過ごしていってくださいね。
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