ベランダで育てられるおすすめ柑橘類8種と育て方の流れ

甘酸っぱくてみずみずしい柑橘類のフルーツ。

自宅で気軽に育てて、毎日フレッシュな状態で食べられたら嬉しいですよね!

柑橘類は畑がないと育てられないイメージがありますが、実はベランダで育てることも可能です。

本記事では、ベランダで育てるのにおすすめの柑橘類8種と育て方を紹介していきます。

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佐藤 友理

ベランダで柑橘類を育ててみたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!

ベランダでの家庭菜園におすすめの柑橘類

ベランダで育てられる柑橘類にはどんなものがあるのでしょうか?

こちらでは以下の8種類をご紹介します。

ベランダ菜園できる柑橘類
  1. ゆず
  2. 温州みかん
  3. レモン
  4. ライム
  5. スダチ
  6. キンカン
  7. ブンタン
  8. ハッサク

 

ユズ

ベランダ菜園におすすめの柑橘類の1つ目は、ユズです。

小ぶりなユズは、販売されている苗が接木用なので、実がなるのが早く育てやすい点が魅力。

鉢植えだと背丈が1〜2mになり、放置するとさらに大きく成長してしまうので、マメに手入れをしましょう。

普段の料理にも使いやすいので、ベランダ栽培に向いている柑橘類といえます。

温州みかん

温州みかんも、ベランダ菜園におすすめの柑橘類です。

耐寒性や耐暑性に優れた品種もあり、初心者でもチャレンジしやすいでしょう。

そのまま食べても美味しい実ができ、毎年数多くの果実を収穫できるのもメリット。

果汁たっぷりでお子さまにも人気の柑橘類なので、ぜひ育ててみてくださいね。

レモン

レモンも、ベランダ菜園におすすめの柑橘類です。

柑橘類の中でも育てやすく鳥獣の被害が少ないので、トップクラスの人気があります。

育て方で気を付けたいのは、温度管理と水やり。

寒さに弱いので基本的に冬場は室内に移動させる点と、水分不足にならないよう、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげる点に気を付けましょう。

レモンは熟しすぎると酸味が減り果汁も少なくなるので、最適な時期に収穫してあげてくださいね。

ライム

ライムも、ベランダ菜園におすすめの柑橘類です。

レモンよりは寒さに弱いですが、早生品種は耐寒性もあり樹も低めなので、初心者でも育てやすいでしょう。

日当たりがいい場所で育てると風味が良くなりますので、育てる際にはベランダの日当たりをチェックしてみてくださいね!

スダチ

スダチも、ベランダ菜園におすすめの柑橘類です。

スダチの特徴は、耐寒性・耐暑性・耐病性に優れている点。

気温の変化や病気に比較的強いので、初心者でも育てやすい柑橘類といえます。

料理やお酒の香り付けに使ったり、お砂糖と一緒にジャムやジュースにしたりするなど、用途も豊富なスダチ。

実も豊富につき、たくさんの楽しみ方ができるのも嬉しいですね。

キンカン

キンカンも、ベランダ菜園におすすめの柑橘類です。

キンカンは耐寒性や耐病性に優れており、害虫にも強いので、初心者にも育てやすいといえます。

鉢植えで1〜2mで栽培できる点も、ベランダで育てやすいポイントです。

鈴なりの果実は皮ごとかじるのも良し、ジャムにするのも良し。

スーパーで出会える期間は限られていますので、この機会に自分で育ててみるのも楽しそうですね!

ブンタン

ブンタンは、ベランダ菜園におすすめの柑橘類です。

寒さには少し弱いですが、作物を枯らせるほどの病害虫がないので、家庭菜園向けの柑橘類といえます。

ブンタンは柑橘類の中では果実が大きく、人目を引くので観賞用としても楽しめます。

受粉しなくても実がなりますが、種がないと実が小さいので夏みかんなどを近くに植えるといいでしょう。

ハッサク

ハッサクも、ベランダ菜園におすすめの柑橘類です。

自家結実性は弱めですが、甘夏などの花粉が多い柑橘類をそばで栽培すると実が大きくなりやすいです。

甘味と酸味のバランスが良く、子どもも食べやすいので、ぜひベランダで育てて家族で楽しみたいですね。

ベランダで柑橘類を育てる方法

柑橘類の育て方は種類ごとに細かな違いはありますが、大きく分けると以下の7つの手順で進めることができます。

柑橘類の育て方手順
  1. 日当たりをチェックして育てる場所を決める
  2. 鉢と苗木を用意する
  3. 苗木を植える
  4. 水と肥料をやる
  5. 剪定する
  6. 摘果する
  7. 収穫する

 

詳しく説明します。

STEP①
日当たりをチェックして育てる場所を決める

まずは、ベランダの日当たりをチェックして育てる場所を決めます。

柑橘類をしっかりと成長させるには、日当たりがよく、排水がしっかりしている場所が望ましいからです。

特に複数の果樹を栽培する場合は、お互いが成長の妨げにならないように配置を考える必要があります。

あらかじめどこの日当たりがいいかチェックして、栽培場所を決めましょう。

STEP②
鉢と苗木を用意する

次は、鉢と苗木を用意しましょう。

苗木はすでに実が数個ついている物を選び、鉢は苗よりもひと回り大きい物を用意します。

すでに実が数個ついている苗は、大人になるまでしっかりと育てられているので、初心者でも育てやすくなっています。

鉢植えは植えっぱなしだと根詰まりを起こすので、1〜2年で植え替えをして、土をリフレッシュしてあげましょう。

STEP③
苗木を植える

次は、苗木を鉢に植えていきます。

鉢植えにしっかりと根が張るよう、ポットの根はほぐして入れるのがポイントです。

植え付けした鉢にしっかりと根が張るまでは、倒れないように支柱を立てて支えることもおすすめします。

STEP④
水と肥料をやる

次は、水と肥料を足していきます。

水は植え付けの際にたっぷりあげ、その後は表面の土が乾いたタイミングで、鉢の底から出てくるくらいたっぷりの水をあげましょう。

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佐藤 友理

追肥する最初のベストタイミングは、樹木に生えた芽が伸び始める前です。

追肥は成長のタイミングでそれぞれ必要になるので、土の表面に肥料を置いて見えなくなったら足してあげましょう。

STEP⑤
剪定する

枝がある程度伸びてきたら、剪定をしましょう。

剪定とは、古い枝などの不要な部分を切り落として、果実をより立派にするための作業です。

例えば内側で込み合っているような枝は、果実への日当たりを妨げるので優先的に切り落とします。

切るかどうか迷った場合は様子を見ても構いませんので、樹の勢いを見て選定度合いを決めてください。

STEP⑥
摘果する

実ができ始めたら、摘果をしていきます。

摘果とは、未成熟な実を摘み取る作業を指します。

1本の枝に実が多く付きすぎると果樹に負担がかかり、翌年の実のつきに影響するので、適宜摘果していくことが大切です。

目安としては、枝が1本に対して2個程度の果実が残る程度と言われています。

果樹によって個数は異なるので、適切な個数を残して摘果してあげてください。

STEP⑦
収穫する

最後に、できた果物を収穫しましょう。

果樹の種類にもよりますが、基本的には果実の色をみて成熟したものを収穫します。

ほとんどの柑橘類は、果皮が黄色かオレンジ色で熟してから収穫しますが、スダチだけは果皮が青い状態で収穫します。

それぞれ収穫のタイミングがあるので、表面をよく観察しておきましょう。

まとめ

甘酸っぱくて、子どもからも人気の柑橘類。

わざわざ畑を用意しなくても、ベランダで育てれば毎日フレッシュな柑橘類を楽しめます。

本記事では、ベランダで育てやすい柑橘類や育て方の流れをご紹介しました。

ぜひ参考にして、おいしい柑橘類をおうちで気軽に楽しんでくださいね!

30代 主婦歴12年、7人家族(小学5年生と2年生の男の子がいます) 食べ盛りと偏食がすごい家族7人分の夕食を調子がよければ30分で作ります。 日々やんちゃな盛りの男の子2人の育児に奮闘中。料理や育児、PTAなどママ活の記事が得意。

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