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【葬式の参列マナーを徹底解説!】知っておきたい基礎知識を紹介

誰しも然訃報が届いて、葬式に参列する機会があるものです。

しかし、参列のマナーを知らないと、遺族に対して失礼にあたるということも。

本記事では、葬儀の司会に携わってきた筆者の経験を基に、葬式に参列する際に知っておきたいマナーや知識を紹介します。

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Tomomi

厳粛な葬式の場で気後れすることなく故人を見送りたい方は、参考にしてくださいね。

葬式に参列する際の香典マナー

まず、葬式に参列する際に、あらかじめ知っておきたい香典マナーは次の4つです。

知っておきたい香典のマナー
    1. 新札を包まない
    2. 奇数の金額を包む
    3. 金額の目安
    4. 香典袋の書き方

 

詳しく説明します。

1. 新札を包まない

葬式に参列する際に持参する香典には、新札を包まないことがマナーです。

その理由として、新札を包むと、まるで「訃報を予期して用意していた」という印象を与えてしまうからです。

例えば、手元に新札しかない場合は、折り目をつけてから包むようにしましょう。

また、しわが多かったり破れていたりするお札も印象が良くありませんので、注意が必要です。

2. 奇数の金額を包む

奇数の金額を包むことも、葬式に参列する際の香典マナーの一つです。

なぜなら、偶数は割り切れるため、「故人との繋がりを切る」という意味合いになるからです。

特に「2万円」は、1万円が2枚になることから「不幸が重なる」と連想され、縁起が悪いと言われています。

しかし、「1万円は少ないし、3万円は多すぎる」ということもあるでしょう。

その場合は、1万円札を1枚と5千円札を2枚の合計3枚にすると、印象を変えられます。

ただし、奇数といえども「9」は「苦」を連想させるので、避けたほうが無難です。

奇数が良いとされるのは10万円未満の金額で、10万円以上に関しては、あまり問題視されない傾向にあります。

3. 金額の目安

葬式に参列する際の香典金額は、自分の年齢や、故人との関係性によって異なります。

一般的には、故人との関係が近いほど、香典の金額が高くなります。

自分の年齢や、故人との関係性による香典の金額は下記が目安です。

故人との関係 自分の年齢 金額の目安
  • 両親
  • 配偶者の両親

20代~40代 3万円~5万円
50代以上 3万円~10万円
  • 兄弟姉妹
  • 配偶者の兄弟姉妹

20代~30代 3万円~
40代以上 5万円~
  • 祖父母
  • 配偶者の祖父母

20代~30代 1万円~3万円
40代以上 3万円~5万円
その他の親類縁者 20代 3千円~1万円
30代~40代 5千円~1万円
50代以上 5千円~3万円
会社関係者 20代以上 5千円~1万円
友人・知人 20代 3千円~1万円
30代~40代 3千円~1万円
50代以上 5千円~1万円

ただし、故人との付き合いの深さや、地域によって相場が異なる可能性があります。

迷った際には、周りの方と相談して金額を合わせると良いですね。

(参考:年齢や関係で変わる香典の相場について  |  日比谷花壇のお葬式

4. 香典袋の書き方

葬式に参列する際の香典袋には書き方があります。

香典袋には、「外袋」と「中袋」があり、通常は中袋にお金を入れて外袋で包みます。

香典袋に書く内容は次の通りです。

外袋 上段に「御霊前」などの表書き・下段に氏名 
中袋(表) 頭に「金」を付けて金額を旧漢数字で記載  金壱万圓・金参万圓など
中袋(裏) 郵便番号・住所・氏名

外袋に記入する表書きは、故人の宗派によって異なりますので、確認が必要です。

不明な場合は、汎用性の高い「御香料」「御香資」などの名目を記入しましょう。

葬式に参列する際の服装マナー

続いて、葬式に参列する際の服装マナーとして、次の4つをお伝えします。

葬式に参列する際の服装マナー
    1. ブラックフォーマルが基本
    2. 靴は黒色でシンプルなデザインが無難
    3. バッグは黒色で布製がベター
    4. 自分専用の数珠を準備する

 

1. ブラックフォーマルが基本

葬式に参列する際の服装マナーとして、ブラックフォーマルが基本です。

ブラックフォーマルには次の3つの格式があります。

種類 いつ 着用する人 特徴
正喪服 通夜・葬式 喪主・親族
  • 柄やレースのないシンプルなデザイン 
  • 長袖・長めのスカート
準喪服 通夜・葬式 参列者
  • 柄やレースを取り入れたデザイン
  • 膝丈スカート
  • 長袖・半袖両方を使いまわせる
略喪服 通夜・弔問 参列者
  • 黒・濃紺・グレーのリクルートスーツ
  • 黒のインナーを着用

上記の通り準喪服が好ましく、必要以上に肌を露出しないよう注意して、黒のストッキングを着用します。

また、結婚指輪以外は付けない方が無難ですが、涙を表すパールのネックレスとイヤリングは付けても問題ありません。

ただし、2連・3連のパールネックレスは「不幸が重なる」という連想に繋がるため、避けるのがマナーです。

2. 靴は黒色でシンプルなデザインが無難

葬式に参列する際に着用する靴は、黒色でシンプルなデザインのものが無難です。

厳粛な葬式の場では、柄が入ったファッション性の高い靴は適していません。

葬式に着用する靴の基準は次の通りです。

  • つま先が丸い「プレーントゥ」・角張った「スクエアトゥ」
  • 光沢感のない素材
  • ヒールの高さは3~5㎝程度
  • 中敷きの色も控えめに

ただし、妊娠中や怪我をしている場合は、歩きやすい靴を履いても問題ありません。

その際も、控えめな色やデザインの靴を選ぶようにしましょう。

3. バッグは黒色で布製がベター

葬式に参列する際の服装マナーとして、バッグは黒色で布製のものが適しています。

布製より革製の方が丈夫ですが、殺生を連想させるため避けた方が無難と言えます。

バッグを選ぶ上で大切なポイントは次の通りです。

  • 柄や光沢感のないもの
  • ブランドなどのロゴが目立たないもの
  • 留め具や金具も目立たない色のもの

葬式用のバッグは小さいサイズのものが多いため、荷物が入りきらない場合は、サブバッグの使用をおすすめします。

サブバッグも、主張しすぎないシンプルなデザインを選ぶと良いですね。

4. 自分専用の数珠を準備する

葬式に参列する際のマナーとして、自分専用の数珠の準備が必要です。

数珠には、自分を守るお守りの役割があるため、貸し借りや共有はおすすめしません。

基本的に、数珠で使用してはいけない色はないため、自分の好きな色を選ぶと良いです。

仏教以外の宗教を信仰している場合、数珠は必要ないとされているため、無くても問題ありません。

葬式に参列する際の焼香マナー

続いて、葬式に参列する際に、知っておきたい焼香マナーは次の4つです。

知っておきたい焼香のマナー
    1. 宗派によって違う
    2. 立礼焼香の場合
    3. 座礼焼香の場合
    4. 回し焼香の場合

 

詳しく説明します。

1. 宗派によって違う

葬式に参列する際の焼香マナーは、宗派によって違いがあります。

故人の宗派に応じて、焼香の回数や作法が定められています。

しかし、参列した葬式の宗派が不明な場合や、特に指定されない時は自分の宗派に沿った作法で焼香をしても問題ありません。

故人を心から思うことが大切ですので、形式にとらわれず、ご冥福をお祈りしましょう。

2. 立礼焼香の場合

葬式に参列する際の焼香には、立礼焼香という方法があります。

文字通り、席から一度立って焼香を行うという形式で、椅子席の式場で多く用いられます。

立礼焼香の手順は次の通りです。

  1. 順番が回ってきたら隣の方へ一礼
  2. 数珠を左手に持ち祭壇へ進む
  3. 祭壇前で遺族へ一礼
  4. 祭壇に近づき遺影へ一礼
  5. 焼香
  6. 遺族に一礼して席に着く

式場のスタッフが、順番が近づいたら促してくれるので、案内に従いましょう。

3. 座礼焼香の場合

座礼焼香も、葬式に参列する際の焼香方法の一つです。

文字通り、座った状態でお焼香を行う形式で、畳を使用した自宅や寺院などで多く用いられます。

手順は基本的に立礼と同じですが、異なる点は次の3つです。

  • 移動の際は腰を落とす
  • 座布団の上で正座で焼香
  • 座布団から降りて遺族へ一礼

焼香する順番は、立礼同様、スタッフの案内に従いましょう。

4. 回し焼香の場合

回し焼香も、葬式に参列する際の焼香方法の一つです。

着席したまま参列者自身が香炉を回し、順次焼香をするスタイルで、式場が狭い場合に多く用いられます。

回し焼香の手順は次の通りです。

  1. 香炉が回ってきたら自分の前に置き焼香する
  2. 終了後は隣の方へ回す

遺族への一礼がない、自分で焼香台へ行かないという点が、立礼・座礼と大きく異なりますので覚えておきましょう。

葬式に参列する際の遺族への挨拶マナー

葬式に参列する際には、遺族への挨拶にもマナーがあります。

次の2つを心掛けましょう。

遺族への挨拶のマナー
    • 負担を考えて手短に
    • 避けたいNGワード

詳しく説明します。

負担を考えて手短に

葬式に参列し、遺族へ挨拶する場合は、負担を考えて手短に済ませましょう。

遺族は、突然の悲しみに、精神的にも体力的にも疲れているのが現状です。

「この度はご愁傷様でした」「何かお手伝いできることがあれば、何でもおっしゃってくださいね」など簡潔に伝えると良いですね。

ただし、静かに頭を下げるだけでも気持ちを伝えられますので、無理に声を掛けなくても問題ありません。

避けたいNGワード

葬式に参列する際の遺族への挨拶マナーとして、避けるべきNGワードがあります。

日常で使うには問題ない言葉でも、葬式では「忌み言葉」となってしまうため、注意が必要です。

具体的な忌み言葉は次の通りです。

重ね言葉
(不幸が重なると連想)
  • 次々
  • 益々
  • 重ね重ね
  • またまた など
不吉な言葉
  • 大変
  • 消える
  • 四(死)
  • 九(苦) など
不幸が続くことを連想させる言葉
  • 引き続き
  • 再び
  • また など
生死を連想させる言葉
(言い換えると良い)
  • 死ぬ→「逝去」「ご不幸」
  • 生きていた→「お元気な頃」「ご生前」
  • 急死→「突然のこと」

できるだけ遺族の気持ちに配慮しながら、声を掛けることを心掛けましょう。

まとめ

悲しみの中で執り行われる葬式で、失礼にあたる行動や言動は極力控えたいものですよね。

本記事では、葬儀の司会に携わってきた筆者の経験を元に、葬式に参列する際に知っておきたいマナーや知識を紹介しました。

参列する際の服装や、持参する香典などの基本的なマナーを理解しておくことで、急な訃報にも焦らず対応できるようになります。

本記事を参考に参列マナーを身に着け、ご遺族の悲しみに寄り添い、心静かに故人をお見送りしたいですね。

40代 主婦歴20年 夫、高3の娘、小5の息子の4人家族。 好奇心旺盛で、『迷ったら行動』がモットー。保育士として勤務する傍ら、休日は司会者、ハンドメイド講師として日々奮闘中。 最近、断捨離に目覚め成功!主婦の副業、PTAを楽しむ方法、子育てに関する記事が得意。

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