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高齢者の生きがいの見つけ方!生きがいが重要な理由も合わせてご紹介

仕事や育児が落ち着いて老後の生活に入ると、「これから何をして過ごしたら良いか分からない」という状況に陥りがちです。

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三浦さい子

筆者はケアマネージャーとして働いていますが、ご高齢になっても毎日楽しそうな方は、何かしら『生きがい』を持っています。

本記事では、高齢者が生きがいを見つける方法や、生きがいを見つけることでどんな生活が可能になるのかを紹介します。

高齢者は生きがいを見つけることが大事!そう言われる理由は?

高齢者には生きがいが大事といわれる理由には、主に次の3つがあります。

高齢者に生きがいが大事な理由
  • 生きがいの有無と寿命は関係しているから
  • 生きがいがないと気持ちも後ろ向きになりやすいから
  • 生きがいがないと脳が衰えやすいから

 

以下を参考にして、なぜ大事なのか検証してみましょう。

生きがいの有無と寿命は関係しているから

生きがいのない高齢者は運動をせず、一日家に閉じこもって寝たり起きたりする生活をする人が多いです。

運動をしていないので筋肉はみるみる痩せ細り、少しの転倒で骨を折ったりします。

病院へ入院しても、リハビリをする意欲がないと寝たきりになって家に戻ることになってしまうのです。

寝たきりになってしまうと誤嚥性肺炎になる可能性が高く、肺炎が原因で亡くなることもあります。

長生きをするためにも、生きがいがあることはとても大切です。

生きがいがないと気持ちも後ろ向きになりやすいから

人間は一人で考えていると良い方向に考えません。

生きがいを持って生活すると人との交流も増え、一人で思い悩むことが少なくなります。

自分の殻に閉じこもって思い詰めないためにも、生きがいは必要なのです。

生きがいがないと脳が衰えやすいから

社会生活や家庭生活で役割がないと毎日に張り合いがなく、脳への刺激も少なくなってしまいます。

脳への刺激が減るとその分衰えやすくなり、認知症などのリスクも高くなってしまうのです。

生きがいを作って脳に刺激を与え、毎日を生き生きと過ごしていきましょう。

高齢者はどんなときに生きがいを感じる?

他の高齢者は、どんな時に生きがいを感じているのでしょうか?

ケアマネージャーとして働く筆者が普段多くの高齢者と接していると、次のような回答が多いと感じます。

高齢者が生きがいを感じる時
  • 家族や孫と団らんしているとき
  • 美味しいものを食べているとき
  • 旅行に行ったとき

 

家族や孫と団らんしているとき

やはり、家族や孫と団らんしているときは楽しいですよね。

それは若い人でも同じだと思います。

笑顔に囲まれた生活は生きがいを感じる瞬間となるでしょう。

美味しいものを食べているとき

友人や知り合いと美味しいものを食べているときが、幸せ=生きがいだと回答がありました。

誰でも美味しいものを食べているときは幸福感に包まれますよね。

食べた後は運動をする習慣があるとなおいいですね。

旅行に行ったとき

定年を迎えると時間は自由にあるので、働いていたときに行けなかった旅行に行くのが楽しいという方も多いです。

車で日本一周や温泉巡りなどもいいですよね。

高齢者の生きがいの見つけ方は?趣味ややりたいことを発見するのがおすすめ!

自分でなかなか生きがいが見つけられない時はどうしたら良いのでしょうか?

やりたいことを見つけるために、まずは次のような行動から始めてみましょう。

生きがいを見つける行動
  • 新しいことに挑戦してみる
  • 日記をつけてみる
  • 軽い運動をする
  • 人と交流する時間を増やす
  • 高齢者向けの仕事に挑戦する

 

新しいことに挑戦してみる

年を取ると、なかなか新しいことを始めるのに躊躇してしまうことが多いと思います。

若いころのように理解ができず、「周りの迷惑になるかも・・」と考える人もいるかもしれません。

それでも、生きがいを見つけるためには何か新しいことに挑戦してみるということがとても大切です。

新しいことをするからこそ今までとは違う自分に出会えますので、ぜひ臆せずチャレンジしてみてくださいね。

日記をつけてみる

自分で何がしたいかよく分からないという場合は、日記をつけることもおすすめです。

日記を書くことで、その日の出来事やその日に感じたことを言語化でき、自分がやりたいことを再発見しやすくなります。

今はエンディングノートというのもあるので、自分がどういう風に最後を迎えたいかという点から考えると、やりたいことが見えてくるかもしれません。

エンディングノートがあれば家族とも共有しやすいので、ぜひ試してみてください。

軽い運動をする

自分がやりたいことが思い浮かばないという場合、軽い運動をしてみることもおすすめです。

軽い運動は頭を活性化させたり、気持ちを前向きにしてくれたりする効果があるので、アイディアがひらめきやすくなります。

また体力も維持できるので、何かチャレンジする際にもフットワークが軽くなりやすいです。

毎日15分ほどのウォーキングや朝のラジオ体操などを習慣化して、新しいことに挑戦しやすい体作りをしていきましょう。

人と交流する時間を増やす

人と交流する時間を増やすことも、生きがいを見つけることには効果的です。

自分一人ではついいつも通りの生活をしてしまいますが、誰かと交流することで新しいことに出会いやすくなります。

色々な人との交流を楽しみながら、気楽に生きがいとの出会いを待ってみましょう。

高齢者向けの仕事に挑戦する

生きがいが見つけられない場合、高齢者向けの仕事に挑戦してみるのも1つの手です。

今はどこの場所でもシルバー人材センターというものがあります。

シルバー人材センターに登録すれば、高齢者でも働くことが可能です。

ご自身の経験を活かして働いてみたいという方は、気軽に相談してみましょう。

まとめ

仕事や育児が落ち着いて自由な時間が増えると、毎日どのように過ごせば良いのか戸惑いますよね。

高齢者の方は生きがいがあることで毎日前向きに、かつ健康的に生きることができます。

本記事では、現在生きがいが見つけられないという方にも役立つ『生きがいの見つけ方』をご紹介しました。

ぜひ参考にして、笑顔溢れる毎日を過ごしてくださいね!

主婦歴10年 不妊治療、体外受精、顕微受精などを経験。不妊治療に関する不安や金銭問題の対処法は網羅してます。 ケアマネジャーなので、介護保険や老後に関する問題解決もお任せを。缶詰レシピや野菜の冷凍、保存食作りも得意です。

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