冷蔵庫のカビの掃除方法6ステップ!原因や予防法までプロが解説
「冷蔵庫にもカビって生えるの?」
冷蔵庫の中は、湿度が低いはずなのにと思ってしまいますよね。
実は、湿気が低いとされている冷蔵庫の中も、様々な原因でカビが生えてしまうことがあるのです。
本記事では、 冷蔵庫のカビの掃除方法と冷蔵庫にカビが生えてしまう原因や予防方法について紹介します。
私の家事代行の経験を通しての気づいたことや実践してみたことを記事にしています。
冷蔵庫をキレイに保ちたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
冷蔵庫にカビの生える原因
冷蔵庫にカビが生えるのは、なぜでしょうか?
原因は以下の通りです。
食材が腐っている
掃除する頻度が低い
冷蔵庫の中は風通しが悪く水分がたまりやすい
順に解説していきます。
食材が腐っている
冷蔵庫にカビが生えてしまう原因の1つ目は、食材が腐っているということです。
食べかけの食材やドロ汚れのついた野菜などを長時間冷蔵庫の中に置いておくと、カビが発生しやすくなりますよ。
冷蔵庫に賞味期限切れのものがあったり、冷蔵庫がパンパンで食材が奥に入っていたりして腐っていることも。
冷蔵庫の中をしっかり確認することが大切です。
掃除する頻度が低い
冷蔵庫にカビが生えてしまう原因の2つ目は、掃除する頻度が低いということです。
冷蔵庫の中にこぼれてしまった食材の残りカスや汁はカビのエサになってしまうため掃除をしないとカビの栄養素になってしまいます。
付着した汚れや水滴を放置すると、カビや雑菌が増えてしまい食中毒の原因になってしまうことも。
定期的に掃除をすることで綺麗を保つことができますよ。
冷蔵庫の中は風通しが悪く水分がたまりやすい
冷蔵庫にカビが生えてしまう原因の3つ目は、冷蔵庫の中は風通しが悪く水分がたまりやすいということです。
食品から蒸気が発生してしまっていたり、冷蔵庫の中の吹き出し口の近くに食材がおいてあったりすると水がたまりやすくなってしまうことも。
水分がたまりやすいと、カビが好む栄養素が増えやすいので、カビが生えやすくなってしまいますよ。
冷蔵庫にカビの生えてしまった時の掃除方法
冷蔵庫にカビが生えてしまった場合は、どのように掃除をしたらいいのでしょうか?
掃除方法は、以下の通りです。
手順①冷蔵庫の電源を切る
手順②冷蔵庫の食材を出す
手順③外せる部品を外す
手順④冷蔵庫の中を拭く
手順⑤外した部品を洗う
手順⑥外した部品を拭き元に戻す
手順⑦食品を元に戻し、冷蔵庫の電源を入れる
まずは、掃除に必要な道具から解説していきますね。
必要な道具
冷蔵庫を掃除するときは、以下の道具を用意しておきましょう。
雑巾2枚
中性洗剤
重曹
アルコールスプレー
雑巾2枚は、水拭き用と乾拭き用で使います。
中性洗剤は、2〜3滴ぬるま湯に垂らして用意しておきましょう。
重曹は、水に薄めて重曹水をつくり、冷蔵庫の中に吹きかけると簡単に掃除ができますよ。
アルコール除菌スプレーは、直接冷蔵庫の中に吹きかけます。
手順①冷蔵庫の電源を切る
まずは、冷蔵庫の電源を切りましょう。
冷蔵庫を掃除するときは、扉を開けた状態になってしまうので、電力の消費量が上がってしまいます。
電源を切って作業することで電力の消費を抑えることができますよ。
手順②冷蔵庫の食材を出す
冷蔵庫の電源を切ったら、冷蔵庫の食材を出します。
冷蔵庫の食材を取り出すときに、賞味期限切れのものや腐ってしまっているものがあったら一緒に処分しましょう。
手順③外せる部品を外す
冷蔵庫の電源を切ったら、外せる部品を外します。
ドア部分に付いているドアポケットや仕切りなどです。
ドアポケットや仕切りを外すときに、力を入れすぎてしまうと壊れやすい傾向があるので、そっと外しましょう。
手順④冷蔵庫の中を拭く
外せる部品を外したら、冷蔵庫の中を拭いていきます。
以下の道具を使ってみてください。
中性洗剤で濡らした雑巾
アルコール除菌スプレー
重曹水
雑巾は、硬く絞りましょう。
アルコール除菌スプレーと重曹水は、冷蔵庫の中に吹きかけて、乾拭き雑巾で拭きます。
汚れがひどい場合は、アルコール除菌スプレーと重曹を数分つけ置きしておくと、汚れが柔らかくなりますよ。
手順⑤外した部品を洗う
冷蔵庫の中を拭いて、ドアポケットや仕切りなどを外したら、部品を中性洗剤で洗います。
ドアポケットや仕切りには、食品カスや滑りが付いている場合がありますので、しっかり落としましょう。
手順⑥部品を元に戻す
外した部品を拭き、元に戻します。
ドアポケットや仕切りは、水滴が残らないように乾拭きで仕上げましょう。
水滴が残ってしまうとカビの原因になってしまいます。
手順⑦食品を元に戻し、電源を入れる
外したら部品を拭き、冷蔵庫内の部品や食品を元に戻したら電源を入れます。
電源を入れて掃除完了です。
冷蔵庫にカビを生えないよう予防するには
最後に、冷蔵庫にカビが生えないように予防するにはどのようにすればいいのでしょうか?
冷蔵庫をこまめに掃除をする
冷蔵庫の中に食材をいれすぎない
冷蔵庫の中に賞味期限切れの食材を入れっぱなしにしない
冷蔵庫のドアを長い時間を開けっぱなしにしない
それぞれの項目について解説していきますね。
冷蔵庫をこまめに掃除をする
冷蔵庫にカビが生えないようにするには、冷蔵庫の掃除をこまめにしましょう。
調味料などが垂れていたり、肉や魚の汁などがでてしまっていたりすると、カビの好む栄養素が冷蔵庫の中に落ちてしまいがちです。
汚れたらキッチンペーパーなどで拭くようにしましょう。
冷蔵庫の中に食材をいれすぎない
冷蔵庫にカビが生えないようにするには、冷蔵庫の中に食材をいれすぎないようにしましょう。
奥に入っている食材は、腐っていたり、冷凍焼けしていたりする可能性もあります。
見落とさないようにするためには、食材は7割ほどがおすすめです。
冷蔵庫の中に賞味期限切れの食材を入れっぱなしにしない
冷蔵庫にカビが生えないようにするには、冷蔵庫の中に賞味期限切れの食材を入れっぱなしにしないようにしましょう。
賞味期限が切れてしまったものは、カビのエサになってしまうかもしれません。
定期的に賞味期限をチェックしましょう。
冷蔵庫のドアを長い時間を開けっぱなしにしない
冷蔵庫にカビが生えないようにするには、長い時間冷蔵庫のドアを開けっぱなしにしないようにしましょう。
冷蔵庫は1℃〜5℃ぐらいなので、外気を入れてしまうと冷蔵庫の中の温度が上がってしまうのです。
冷蔵庫の中と外に温度差があると結露が発生しやすくカビが生えてしまうことも。
開けっぱなしにしてしまうと冷蔵庫の中がカビの好みの湿度になってしまいますよ。
まとめ
冷蔵庫の中もカビが生えてしまうと驚いてしまいますよね。
冷蔵庫の奥に腐った食材があると、カビのエサになってしまうということも。
本記事では、 冷蔵庫のカビの掃除方法と冷蔵庫にカビが生えてしまう原因や予防方法について解説しました。
冷蔵庫をキレイに保ちたい人は、ぜひ定期的に掃除をし、記事の内容を参考にしてみてください。
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