トイプードルの女の子の性格は？男女の共通点や毛色による違いも解説！

2023.06.21ペット

「男の子と女の子どっちのトイプードルを飼おうかな？」
そんな時、性格や特徴がわからないと困りますよね。
実は性別や毛色によって性格の違いがあります。
本記事では、トイプードルの男女の共通点や毛色による違いを解説します。
トイプードルを飼うにあたって性別や毛色で迷っている方は、参考にしてくださいね。

トイプードルの性格は？男女の基本的な共通点

トイプードルはどんな性格なのでしょうか？
男女の基本的な共通点は以下の3つです。

しつけがしやすい
運動が大好き
温厚で人懐っこい

詳しく説明します。

しつけがしやすい

トイプードルの男女の基本的な共通点は、しつけがしやすいことです。
トイプードルは頭が良く従順な性格なので、しつけを覚えるのが早く比較的簡単にできます。
たとえば、トイレトレーニングや「おすわり」「待て」などの行動トレーニングも、比較的覚えが早いでしょう。
ちなみに行動のコントロールは外に出た時など、危険回避のために必要となります。
できるだけ子犬のうちからしつけをしていきましょう。

運動が大好き

トイプードルは運動が大好きな動物です。
もともとトイプードルの原種であるプードルは、狩猟をする犬だったので、その名残りでトイプードルも運動が好きな犬種とされています。
トイプードルは頭のいい犬種なので、ボールや障害物を使うなどポテンシャルを発揮できるような遊びをさせてあげると良いでしょう。
室内の運動でも十分ですが、できれば1日1回はお散歩に連れて行ってあげることをおすすめします。

温厚で人懐っこい

温厚で人懐っこいところもトイプードルの性格の一つです。
トイプードルは社交性があり、人とのふれあいが大好きな犬種なので、初めて会った人にでもしっぽを振ったり、甘えたりと可愛い表情を見せてくれます。
また、温厚な性格なので、むやみに吠えたり噛んだりすることもなく飼いやすい犬種とされています。
初めて犬を飼う方にはおすすめの犬種と言えるでしょう。

トイプードルの性別による性格の違いは？

トイプードルは性別によって性格が違います。
では、どのように違うのでしょうか？

女の子の性格
男の子の性格

それぞれの性別の性格を見ていきましょう。

女の子の性格

女の子は落ち着きがあり、自立心が強い子が多いようです。
早く大人になり、子犬でいる時期が短いからだと考えられています。
また、出産や育児をする本能があるので、行動が慎重になるのも女の子の特徴です。
甘えん坊ですが、少し控えめで我慢強いところもあります。
しかし、寂しがり屋で1人の時間が長く続くとストレスが溜まりやすいので、できるだけそばにいてあげましょう。

男の子の性格

男の子は、活発で甘えん坊な子が多いです。
本来男の子は攻撃から群れを守る習性があり頼もしい性格なのですが、家庭で飼われると去勢をするため頼もしさや強さが抑えられ、甘えん坊になるといわれています。
女の子より甘えん坊なので、飼い主について回ったり、抱っこを求めてきたりと飼い主に対する依存心が高い子もいます。

トイプードルの性格は毛色によっても違う？それぞれの特徴とは

トイプードルは毛色によって性格が違います。
ここでは、性格を毛色別に紹介します。

ホワイト
ブラック
ブラウン
シルバー
レッド・アプリコット

飼う時の参考にしてくださいね。

ホワイト

ホワイトのトイプードルは、社交的でおっとりした性格の子が多いです。
もともとトイプードルはホワイトの毛色が基本となっているので、トイプードルの一般的な性格が表れやすくなっています。
どんな人や犬でもすぐに仲良くなるような友好的な性格や、飼い主の言うことを聞いて従うことができる従順性もあります。
初めて犬を飼う人は、賢くてしつけやすく性格も安定しているホワイトのトイプードルをおすすめします。

ブラック

ブラックのトイプードルは、他の毛色の子より穏やかで賢いのが特徴です。
他の毛色のトイプードルと比べてブラックは、頭が良く服従心が強くしつけもしやすいことから環境を選ばす飼えます。
ブラックもトイプードルの基本的な毛色なので、遺伝的に運動能力が高いといわれています。
お散歩などで適度な運動をさせてあげましょう。

ブラウン

ブラウンのトイプードルの性格は、好奇心旺盛で活発ですが、人見知りで協調性に欠けるところもあります。
しかし、頭がいいので一度覚えたことはずっと忘れることはありません。
マイペースな面もあるので、しつける時は気長に愛情を注いで向き合ってあげると強固な信頼関係が築けるようになります。

シルバー

シルバーのトイプードルは、独立心が強いタイプと穏やかで協調性のあるタイプの2種類の性格に分かれます。
独立心が強いタイプは、男の子女の子関係なく縄張り意識が強いため、マーキングをすることも。
また、クールで大人びた落ち着きがあるのも特徴の一つです。
一方穏やかで協調性があるタイプは、神経質な面もありながらも甘えん坊で温厚な性格です。
頭が良く協調性もあるので、飼い主の言うことは良く聞いてくれます。

レッド・アプリコット

レッドとアプリコットの性格は似ていて、共に明るく元気な子が多いです。
レッドのトイプードルは、人懐っこく誰にでも愛想を振りまいて可愛い一面を見せる一方で、わがままな性格も持っているので、しつけには時間がかかる場合があります。
また、アプリコットのトイプードルは、わんぱくでマイペースです。
その反面、神経質で臆病な面もあるので、散歩中に他の犬と出くわしてしまうと吠えたり、怯えて飼い主の後ろに隠れたりすることも。
子犬のうちから積極的に他の犬などとふれあうと、吠えたり怯えたりするのも軽減できるでしょう。

トイプードルの性格をふまえて正しく飼う3つのコツ

トイプードルを飼う場合、性格をふまえた飼い方が重要となります。
正しく飼う3つのコツを紹介します。

ブラッシングは毎日欠かさない
月に1度はシャンプーとカットを行う
適度な運動をさせる

飼う時の参考にしてくださいね。

ブラッシングは毎日欠かさない

トイプードルは、毎日のブラッシングが欠かせません。
毛が伸びるスピードが他の犬種よりも早いトイプードルは、巻き毛なのですぐに毛玉ができてしまいます。
毛玉になると部屋や外のゴミが毛に付着して衛生的にも良くありませんし、通気性も悪くなるので皮膚炎などのトラブルになることも。
また、毛玉を放置してしまうとフェルト状の大きな塊ができてしまいます。
サロンで除去するのにも追加料金が発生することもあるので、必ず1日1回のブラッシングを心がけるようにしましょう。

月に1度はシャンプーとカットを行う

トイプードルは、月に1回のシャンプーとカットを行うようにしましょう。
毛に汚れやゴミがついたままにしていると、皮膚炎の原因にもなるので、シャンプーは必要です。
また、伸びてきた毛を放置すると肉球に被って滑り止めの効果が薄れるほか、目の中に入って結膜炎などの病気になる恐れもあるので、こまめなカットが必要となります。
自宅でシャンプーをする場合は、以下の手順でやりましょう。

ぬるめのシャワーで水圧を低くしてからシャンプーをつける
足→お尻→体→頭の順番に洗う
お尻を洗う時に肛門腺も絞る
シャンプーで洗った頭→体→お尻→足の順番で洗い流す
ブラッシングをしながらドライヤーをかけて終了

シャワーをかける際には、目や耳にお湯が入らないように注意しましょう。
自分でシャンプーやカットが難しい場合は、無理をせずトリミングサロンや病院などで行うことをおすすめします。

適度な運動をさせる

正しい飼い方のコツとして、適度な運動をさせることが挙げられます。
トイプードルの原種のプードルはもともと狩猟犬だったこともあって、運動が大好きな犬種です。
トイプードルは運動神経が良いので、ボールやフリスビーなどを使った遊びやドックランで自由に走らせるのもいい運動になります。
ただし、運動させる際には以下の注意が必要です。

屋内遊び：真夏の炎天下は熱中症や火傷の可能性があるので時間帯に注意する
室内遊び：間接や腰が弱いので、床で足を滑らさないように注意する

トイプードルは運動不足になるとストレスが溜まり異常行動を起こすこともあるので、適度な運動をさせてあげるようにしましょう。