ミニマリストのメリット・デメリット|持たない暮らしは楽?それとも不便?
シンプルな暮らしを送るミニマリストに憧れを抱く人は多いでしょう。
しかし、「ものが少ない生活って不便じゃないの?」と疑問に思うことも。
本記事では、そんなミニマリストのメリットとデメリットについて紹介します。
「ミニマリストな生活に興味はあるけど、不安も多くて踏み出せない」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
持たない暮らしは楽?ミニマリストのメリット7つ
持たない暮らしは本当に楽なのでしょうか?
ミニマリストのメリットは7つあります。
- 浪費が減る
- 掃除の手間が減る
- イライラすることが減る
- 時間にゆとりが生まれる
- ものを大切にするようになる
- 探しものや忘れものが減る
- 家が過ごしやすい空間になる
順に詳しく説明していきます。
1. 浪費が減る
ミニマリストになると浪費が減ります。
生活に必要ないものは買わないので、無駄にお金を使わなくなります。
例えば、セール品や可愛い雑貨など、必要ないものを衝動買いしなくなるでしょう。
このように、浪費が減ることはミニマリストの大きなメリットの一つです。
2. 掃除の手間が減る
掃除の手間が減ることも、ミニマリストのメリットです。
必要最低限となると必然的にものが少なくなるため、部屋を片付いた状態に保ちやすくなります。
収納しきれないものが至るところに散らかって、掃除の負担が増えることもありません。
したがって、ミニマリストになると日々の掃除がラクになるでしょう。
3. イライラすることが減る
ミニマリストになると、無駄なことで悩んだりイライラしたりすることが減ります。
さまざまな面でシンプルな思考を好むようになるため、ものへの執着や人とのしがらみも少なくなりがちです。
また、上述したように家が散らかりにくくなるので、ストレスも減らせます。
その結果、イライラすることが減り、心穏やかに過ごしやすくなるのです。
4. 時間にゆとりが生まれる
時間にゆとりが生まれることも、ミニマリストのメリットです。
無駄にものを持たないと、時間においても無駄を省けるようになります。
例えば、以下のような時間が不要になり、毎日にゆとりが生まれるでしょう。
- 掃除にかける時間
- 服を選ぶ時間
- テレビやスマホをダラダラと見続ける時間
このように、無駄をなくすことで余裕が生まれ、時間をより有意義に過ごせます。
5. ものを大切にするようになる
ミニマリストになると、ものを大切にするようになるというメリットも。
本当に必要なものしか持たないため、一つひとつのものを長く大切に使うようになります。
また、修理や新しいものを買う手間を防ぐためにも、自然とものの扱いが丁寧になるでしょう。
ものを大切にできることは、ミニマリストのメリットの一つです。
6. 探しものや忘れものが減る
ミニマリストになると、探しものや忘れものが減ります。
少ないもので生活するため、必要なものをすぐに見つけられるようになります。
また、部屋が整理整頓されていると、頭の中も整理されやすいので忘れものなどの「ウッカリ」も減らせます。
このように、ミニマリストは探しものや忘れものが減るというメリットもあるのです。
7. 家が過ごしやすい空間になる
家が過ごしやすい空間になることも、ミニマリストのメリットの一つ。
お気に入りのものだけで生活するので、家の中は自分にとって居心地の良い場所になります。
例えば、家でくつろいでいる時、お気に入りのものが目に入ると気分が上がりますよね。
ミニマリストになることで、家での過ごしやすさがアップするでしょう。
やりすぎると不便で悲惨?ミニマリストのデメリット7つ
ミニマリストはやりすぎると不便なこともあるのでしょうか?
デメリットは7つあります。
- 予期せぬものが必要になったときに対応できない
- ストックがないと災害時に困ることも
- 買いものをストレス発散法にできない
- 部屋が少し散らかるだけでストレスを感じる
- 捨てすぎて後悔することがある
- 買うことをためらうようになる
- 来客時に人数分の食器がなくて困る
詳しく説明していきます。
1. 予期せぬものが必要になったときに対応できない
ミニマリストになると、予期せぬものが必要になったときに対応できないことがあります。
ミニマリストは、自分にとって必要なものしか所持していないためです。
生活が変わって新たに必要なものができた場合、家にあるもので対応ができません。
急に普段の生活で使わないものが必要になった場合、不便に感じる可能性があります。
2. ストックがないと災害時に困ることも
ミニマリストは、災害時に困るリスクがあります。
必要最低限なものだけで生活をするミニマリストは、基本的に家に備品をストックすることがありません。
そのため、災害時には、食糧や生活用品の備蓄がなくなって困る可能性があります。
3. 買いものをストレス発散法にできない
ミニマリストには、買いものをストレス発散法にできないというデメリットも。
買いものをすると家に物が増えてしまうため、ミニマリストはストレスを買い物で発散することができません。
買いものが好きな人の場合、大きなデメリットに感じるでしょう。
4. 部屋が少し散らかるだけでストレスを感じる
ミニマリストは、部屋が少し散らかるだけでストレスを感じます。
常に片付いている状態の部屋がデフォルトになるため、少しでもものが増えたり散らかったりすることが嫌になります。
他人の家でも、散らかっていると落ちつかないなんてことも。
少し散らかるだけでストレスを感じる可能性は、注意点として理解しておく必要があります。
5. 捨てすぎて後悔することがある
人によっては、捨てすぎて後悔することもあります。
ミニマリストは、常々不要なものがないかを探して、ものを捨てすぎてしまう傾向に。
そのため、必要なものまで捨ててしまい後悔することも少なくありません。
「何のためにものを減らすのか」という目的を忘れないことが大切です。
6. 買うことをためらうようになる
ミニマリストになると、ものを買うことをためらうようになります。
ものを減らすことに快感を得るようになり、ものを増やすことに躊躇いが出るためです。
したがって、必要なものや欲しいと思ったものであっても、購入することを渋ることがあります。
7. 来客時に人数分の食器がなくて困る
来客時に人数分の食器がなくて困ることも、ミニマリストのデメリットの一つ。
ミニマリストの家には、自分と家族が使う分のものしか置かないことが少なくありません。
急な来客があった場合は、コップやお皿などの食器類が足りなくて困ることがあるでしょう。
まとめ
本記事では、ミニマリストのメリットとデメリットについて詳しく説明しました。
ミニマリストは、気持ちや生活に余裕を持たせるきっかけになりますが、やり過ぎると困ってしまうことも。
ぜひ本記事を参考にして、自分にあったミニマリストな暮らしを見つけ、ゆとりある生活をお過ごしください。
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