初心者でもやりくり上手に!家計簿のまとめ方の手順と長く続けるコツ
「家計簿ってどうやってまとめるの?」
張り切って家計簿をつけようと決めたものの、管理する数字が多すぎて諦めそうになる人は多いのではないでしょうか。
実は、初心者でも家計簿を長く続けられるコツがあるんです。
本記事では、初心者でもやりくり上手になれる家計簿の手順と長く続けるコツを紹介します。
家計簿を長く続けて、やりくり上手になりたい方は参考にしてくださいね。
家計簿のまとめ方の手順
そもそも家計簿は、どのようにまとめれば良いのでしょうか?
まとめ方の手順は、次の5つです。
- 固定費を記入する
- 1ヶ月の予算を設定する
- 日々の支出を記入する
- 月末に予算と支出のバランスを確認する
- 記帳内容を振り返って無駄遣いなどがないかチェックする
詳しく解説します。
STEP1
固定費を記入する
家計簿をまとめる際は、まず固定費を記入しましょう。
固定費とは、一定の金額を毎月支払わなければならない費用のことで、先に記入すると1ヵ月の予算が決めやすくなります。
固定費の主な項目は、次の通りです。
- 項目
- 内容
- 住居費
- 家賃、住宅ローンなど
- 保険料
- 生命保険や医療保険、がん保険など
- 通信費
- 固定通信費に加え、毎月のスマホ代、Wi-Fiなど
- 自動車費
- 自動車の維持費(ガソリン代、駐車場代など)
- 水道光熱費
- 水道代、電気代、ガス料金
- 教育費
- 子供の学費、塾代、習い事など
一般的に、固定費は節約しにくい項目ですが、水道代や電気代・スマホの料金プランの見直しなどで節約できることも。
家計簿の記入をスムーズにするためにも、固定費を先に記入しましょう。
STEP2
1ヶ月の予算を設定する
次に1カ月の予算を設定しましょう。
自分が毎月何にいくら使っているのかを知ることで、1ヵ月の予算を立てやすくなります。
例えば、1ヵ月〜3ヵ月続けた家計簿の支出を目安にすると、予算を決めやすくなるはずです。
家計管理はずっと続けるものなので、今の自分が無理なく生活できる金額を予算にしましょう。
STEP3
日々の支出を記入する
まとめ方の手順の3つ目は、日々の支出を記入することです。
毎日の支出を細かく記入しておくと、家計見直しがしやすいからです。
あとで見返した時に、本当に必要な支出かを判断できるなど、今後の無駄遣いを減らすのに役立ちます。
1週間分のレシートを週ごとにまとめて計算し、月末に月の総支出を算出することで、家計簿がまとめやすくなります。
STEP4
月末に予算と支出のバランスを確認する
月末になったら、予算と支出のバランスを確認しましょう。
予算と支出のバランスに即して、家計を改善する必要があるからです。
予算が支出を上回っていれば、貯金などの目標に回せます。
また、支出が予算より上回った出費があった場合、次の月は予算を超えないようにしなければなりません。
1ヶ月のお金の流れをしっかり確認することが大切です。
STEP5
記帳内容を振り返って無駄遣いなどがないかチェックする
無駄遣いなどがないかを、記帳内容を振り返ってチェックすることも大切です。
記帳内容を振り返ることで、今後の無駄遣いを減らすポイントになります。
特に、支出を記入する際は「無駄遣いではなかったか」「本当に必要だったか」を振り返りながら記入すると良いでしょう。
支出が減らせる項目がないかを検討しながら、抑えられそうな項目を節約していきましょう。
家計簿を長く続けるコツ
家計簿を長く続けるには、どんなコツがあるのでしょうか?
次の4つの理由があります。
- 項目を増やしすぎない
- 目標を設定する
- 家計簿をつけるタイミングを決める
- レシートの保管場所を決めておく
詳しく説明します。
1. 項目を増やしすぎない
家計簿を長く続けるコツは、項目を増やしすぎないことです。
管理項目が多くなると、記入の手間が多くなり、面倒と感じてしまう可能性があるからです。
例えば、友達との映画などによる交際費と自分の趣味などにかける費用を、「娯楽費」としてまとめてみても良いですね。
長く続けるためにも、項目を絞らずに統合することで、難しく考えなくて済みます。
2. 目標を設定する
家計簿を長く続けるコツは、目標を設定することです。
目標を設定しておくことで、何のためにつけているのかを明確にできるからです。
例えば、お金の流れを把握して、無駄遣いをなくして貯金できるお金を増やすということも目標の一つになります。
家計簿を長く続けられるように、目標を明確にすることをおすすめします。
3. 家計簿をつけるタイミングを決める
家計簿をつけるタイミングを決めることも、長く続けるコツの1つです。
毎日、同じ時間に家計簿をつけるタイミングを決めると、1日の日課になり忘れにくくなります。
例えば、夜寝る前の時間を家計簿の記入時間と決めたり、レシートが溜まったら記入すると決めたりすることで、習慣化できます。
自分の付けやすいタイミングを決めることも、家計簿を長く続けるコツです。
4. レシートの保管場所を決めておく
家計簿を長く続けるコツは、レシートの保管場所を決めておくことです。
まとめて記入する際に、レシートをなくしてしまうと、収支に漏れができてしまうからです。
例えば、家計簿を記入するページに挟んでおくと、まとめて一緒に記入できます。
漏れなく記入できるよう、自分にとってわかりやすいレシートの保管場所を決めておくといいでしょう。
まとめ
家計簿は項目を増やして記入や集計に手間をかける方が、家計管理が把握しやすくなります。
しかし、項目が多いと手間がかかる分、長くは続かないものです。
本記事では、家計簿のまとめ方や手順と長く続けるコツについて解説しました。
自分にとってわかりやすい方法で、家計簿を長く続けていきましょう。
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