家事代行の仕事は実際どう?具体的な仕事内容や辞めたくなった瞬間を紹介
「家事代行の仕事って大変なのかな?」
家事代行のお仕事を始めてから思っていたのと違うと辞めたくなっては困りますよね。
実は、家事代行の経験者に聞くと辞めたくなったこともあるようです。
本記事では、家事代行の具体的な仕事内容と辞めたくなった瞬間を紹介します。
家事代行の仕事に興味がある方は参考にしてくださいね。
家事代行の仕事は実際どう?経験者に聞いた具体的な仕事内容
そもそも家事代行の仕事とは、どんなことをしているのでしょうか?
実際に仕事をしている方達から、4つの具体的な仕事内容を紹介します。
- 掃除・洗濯・買い物・料理以外に電話対応などの雑用も
- 一般的な家事代行サービス
- 掃除メイン
- お料理の仕事
1. 掃除・洗濯・買い物・料理以外に電話対応などの雑用も
Aさんは、一般的に行われる家事全般の他に、電話対応や自治会の対応などの雑用も業務範囲でした。
作業時間は、週2回1回4時間と長めのクライアントでした。
自治会の対応は、回覧板を回したり、ゴミステーションの掃除当番が回ってきたら掃除の代行をするといったもの。
その他に、郵便物をポストに投函したり、お金の両替などを依頼されたりすることもあるそうです。
参考URL:あっちこっち飛び猫
2. 一般的な家事代行サービス
切迫早産で家事などの作業を医師から止められていた妊婦さんのお宅に、Bさんが家事代行に入った時の体験です。
旦那さんや遠方の親御さんに頼れず、家事代行を依頼されたお客様。
お部屋の掃除・トイレ掃除・洗濯やゴミ出しなど一般的な家事の他に、作業しながらお話し相手もしていました。
出産後も継続してご依頼いただき、お料理のサポートも追加され、喜んでいただいています。
参考URL:家事ヤランヌ
3. 掃除メイン
料理が苦手なCさんは、掃除ならできると思ったのがきっかけで、お掃除メインで家事代行をしています。
そんな中で生前整理の業務も増えてきました。
通常の片付けと違い、お客様やご家族が何を残したいのかを確認しながら取捨選択していく作業です。
お客様とのコミュニケーションの取り方ひとつで、満足度など全てが変わってくるので、お客様の気持ちを大切にしています。
参考URL:共働き世代をサポート!!家事のプロが語る 掃除や片付けを上手にこなす秘訣とは
4. お料理の仕事
料理メインで家事代行の仕事をしているDさんは、料理好きなので献立から考える仕事を多く引き受けています。
お客様によって、味の好みはそれぞれです。
研修でまずは薄味で味付けし、それから好みに合わせて調整する方法を教えてもらい、各ご家庭に合わせて調理しています。
作ったメニューの作り方を知りたいとお客様に言われることもあり、長年の料理経験が生きています。
参考URL:ベアーズ
家事代行の仕事を辞めたくなったことはある?
家事代行の仕事を辞めたくなったことがある事例を4つ集めました。
- 空き時間の多さと収入が不安定
- こだわりの強いお客様の対応
- お客様からことごとくダメ出しされる
- 思ったより稼げないストレス
詳しく説明します。
1. 空き時間の多さと収入が不安定
労働の割に成果がでなかったり、固定で仕事がもらえなかったことに悩んだEさんは、実際に家事代行の仕事を辞めてしまいました。
主に掃除業務を担当していたEさんですが、長年溜まった汚れを落とすことが難しく、なかなか成果が出ないことが悩み。
どんなに頑張っても仕事を依頼される回数が安定せず、収入に波があるため、ストレスを感じていました。
空き時間の多さと収入の不安定さに限界を感じ、家事代行業を辞めています。
参考URL:「家事代行を辞めたい…」と思う瞬間11選!辞めたいと思ったときの対処法5つも解説
2. こだわりの強いお客様の対応
Fさんは、お客様のマイルールからズレると満足してもらえず、辛いと感じています。
高齢のお客様に多いのですが、自分と同じやり方を求められ、こと細かに指定されます。
2回目以降は同じことを聞けないので、仕事が終わってから、思い出してメモをとったそうです。
どれだけ一生懸命やっても、お客様が満足してくれなければ評価されないのが辛いところです。
参考URL:「家事代行を辞めたい…」と思う瞬間11選!辞めたいと思ったときの対処法5つも解説
3. お客様からことごとくダメ出しされる
家事代行を始めて3年目のGさんは、始めた当初お客様からことごとくダメ出しをされ、辞めたいと感じたそうです。
掃除代行で入ったお宅のトイレが汚れていた時には、「なぜ、こんな仕事をしているのか?」と悲しくなりました。
料理代行では、野菜の切り方もキッチリしているお客様で、切るだけで1時間かかるご家庭もざらでした。
仕事に慣れるまで大変ですが、当時は本当に辞めたいと悩んでいたそうです。
参考URL:「家事代行を辞めたい…」と思う瞬間11選!辞めたいと思ったときの対処法5つも解説
4. 思ったより稼げないストレス
まとまって働くことができず、収入が上がらないことに悩んでいたHさんの体験談です。
Hさんは、家庭との両立をするのに時間の融通がききやすいということで、家事代行の仕事を選びました。
家事は嫌いではないので1年ほど続けましたが、思ったほど稼げず、常にいつまで続けようか悩んでいました。
やっぱりもっと稼ぎたいと一念発起し、転職して、今はしっかりと稼げています。
参考URL:「家事代行を辞めたい…」と思う瞬間11選!辞めたいと思ったときの対処法5つも解説
【家事代行スタッフに聞いた】どんな人が家事代行の仕事に向いていると思う?
家事代行の仕事にはどのような人が向いているのでしょうか?
実際に働いている人に聞いた意見を、3つ紹介します。
- 家事が嫌いではない人
- 秘密を守れる人
- 自分で考えて判断できる人
1. 家事が嫌いではない人
家事が嫌いではない人は、家事代行の仕事に向いています。
家事代行は、家事を代わりに行うので、家事が嫌いな人は仕事を続ける意欲がわきにくいです。
掃除や片付けが嫌いなのに、毎回ある程度の水準の仕事を求められるのは、はっきり言って苦行。
モチベーション維持のためにも、「嫌いじゃないけど苦手かも」くらいなら、向いていると言えます。
2. 秘密を守れる人
家事代行の仕事は、秘密を守れる人が向いています。
お客様の自宅で家事代行をするので、お客様のプライベートを見ることになります。
守秘義務はもちろんありますが、仕事中に見聞きしたことを話したり、室内の写真などを撮ったりすることはいけません。
上司への報告や同僚との情報共有以外では、現場の話をするのは避けましょう。
3. 自分で考えて判断できる人
自分で考えて判断できることも、家事代行の仕事に向いている要素の一つです。
家事代行の仕事は基本的に1人でお客様のお宅に向かうため、改善策を見つけ出すのも自分しかいません。
どうしたらお客様により満足してもらえるのか、自分に必要なスキルは何なのかを常に考えている人が伸びていきます。
常にどうしたらいいのか考えて、実践していきましょう。
まとめ
本記事では、家事代行の仕事は実際どうなのかについて紹介しました。
家事代行の仕事に興味をもった時に、実際の仕事内容など知らないと困りますが、体験者の話で辞めたくなった理由やどんな人が向いているかを知ることで、仕事内容について理解も深まります。
本記事で紹介した家事代行に向いている人などを参考に、家事代行の仕事を始めてみてくださいね。
この記事へのコメントはありません。