娘の結婚の際に祝い金は渡すべき?相場や渡し方・体験談を紹介
「娘の結婚祝い、いくらぐらい渡すものだろう」
実際、娘の結婚祝いの額や渡し方に決まりがあるわけではありません。
とはいえ、だいたいの相場や一般的な渡し方というものがあります。
本記事では、娘が結婚する際の結婚祝いの相場や渡し方について解説します。
体験談も紹介しますので、娘さんの結婚が控えている方はぜひ参考にしてくださいね。
娘の結婚の祝い金は渡すもの?
娘が結婚する際、親は結婚祝いを渡すものなのでしょうか。
結婚スタイルマガジンの行ったトレンド調査によると、結婚式を挙げたカップルの約6割が親から資金援助や祝い金を受け取っています。
結婚式を挙げなかったカップルも、52%が親から結婚祝いを受け取っているようです。
アンケートの結果から、娘が結婚する際、何らかの形で祝い金を渡す親が多いことが分かります。
ただし必ずしも親から結婚祝いを渡さなければならならないというものではありません。
家庭の考え方や、親が現役世代かそうでないかなどによって、子どもに結婚祝いを渡すかどうかは人それぞれ違っていて良いのです。
参考:結婚STYLE
娘の結婚の祝い金の相場
娘に結婚の祝い金を渡す場合、相場はいくらぐらいなのでしょうか。
金額については、一概にいくらと決まっているわけではなく、渡し方のパターンによっても変わります。
結婚式費用の援助として渡す場合は、100〜150万円未満が一番多く、ご祝儀やお祝いとして渡す場合は50万円未満が一番多いようです。
ただし、上記の金額はあくまでも相場であり、祝い金の金額について決まったルールがあるわけではありません。
参考:結婚STYLE
娘の結婚祝い金の渡し方
娘に結婚祝い金を渡す場合、どんな渡し方をしたら良いのでしょうか。
主な渡し方は次の3つです。
- 結婚式への資金援助をする
- ご祝儀や結婚祝いとして渡す
- 新生活に必要な品物を渡す
順に説明します。
結婚式への資金援助をする
娘が結婚する際、「結婚式への資金援助」という形で祝い金を渡すのがひとつの方法です。
一般的な結婚式費用の相場は400万円程度といわれています。
やはり結婚式にはお金がかかるということで、援助したいと考える親も少なくないようです。
ただしこれも家庭によりさまざまで、「自立した大人なので結婚式は二人の力で」「結婚式費用の援助をしたいけど、自分たちの老後が不安でできない」という場合もあり、必ず親が結婚式費用を援助するべきというわけではありません。
(参考:似顔絵グラフィックス)
ご祝儀や結婚祝いとして渡す
娘が結婚する際の祝い金を、「ご祝儀や結婚祝いとして渡す」というパターンもあります。
結婚式にかかる費用を新郎新婦二人がまかなえる場合、親からの資金援助を断ることもあるでしょう。
そもそも結婚式を挙げないというカップルもいます。
そういった場合は、結婚式を挙げるならご祝儀、結婚式を挙げないなら結婚祝いとして渡しましょう。
新生活に必要な品物を渡す
娘の結婚祝い金を、「新生活に必要な品物を渡す」という形にする場合もあります。
例えば新生活に必要な電化製品や家具、寝具など。
長く使うものなので、購入する際は二人の希望を聞いてあげると喜ばれますよ。
【体験談】娘の結婚祝い金はいくら?渡し方やタイミングは?
娘の結婚祝い金はいくらぐらいで、いつどんな渡し方をすれば良いのでしょうか。
明確な決まりがないだけに迷いますよね。
実際にどんなパターンがあるのか実例を見てみましょう。
- 結婚式当日にご祝儀として渡した
- 娘の衣装代を援助した
- 彼が挨拶に来た時に通帳を渡した
- 結婚が決まった時に現金で100万円を手渡した
- 入籍時に祝い金とヘソクリを渡した
- 結婚式費用を招待客費で割り両家の親が支払った
結婚式当日にご祝儀として渡した
Mさんは娘さんの結婚式当日、ご祝儀袋に30万円を包んで渡したそうです。
披露宴では飲食代もかかるので、夫と自分、娘さんの弟二人(学生)を合わせて四人分と考えての金額だったそう。
また当日のご祝儀とは別に、結婚式の1ヶ月前に200万円を渡したそうです。
200万円は娘さんが就職してから5年間、生活費として入れてくれていたお金を、使わずに積み立てていたもの。
お祝い金としてではありませんが、娘さんとしてはありがたいお金ですよね。
(参考:主婦の小さいくらし)
娘の衣装代を援助した
娘さんの結婚式の衣装を一緒に選びにいったAさん。
「追加料金は出してあげるから良い衣装にしなさい」と40万円を出してあげたそうです。
花嫁の衣装代は高いので、予算内に収めようと思うと妥協しなければならないこともありますからね。
結婚式の費用は若い二人でまかなう予定だったそうですが、「おかげで素敵な衣装が着られた」と、娘さんが喜んでくれたそうです。
(参考:ハナユメ )
彼が挨拶に来た時に通帳を渡した
娘の彼が挨拶に来てくれた際、200万円が入った通帳を渡したというBさん。
「あなたの結婚のために貯めていたものだから、自由に使いなさい」と渡したそうです。
通帳を渡すという形をとると、結婚式の費用にあてたり新生活のために使ったりと、使い道を選べるのがありがたいですね。
(参考:ゼクシィ)
結婚が決まった時に現金で100万円を手渡した
娘さんの結婚が決まったときに、自宅で100万円を手渡ししたというCさんご夫婦。
「結婚祝い」と改まった感じではなく、「前から渡そうと決めていたから」と、ポンと手渡ししたそうです。
娘さんが気を使わず受け取りやすいようにしてあげたかったのかもしれませんね。
娘さんは、「この家を出るんだな」という実感と感謝の気持ちで自然に「ありがとう」と言葉が出たそうです。
(参考:Yahoo!知恵袋)
入籍時に祝い金とヘソクリを渡した
結婚式を挙げないという娘に、入籍時に祝い金として50万円を、いざという時に使うヘソクリとして30万円を渡したというEさん。
娘さんの考えは、結納も婚約指輪もいらないし、結婚式も挙げなくて良いというものだったそう。
Eさんは「時代が変わったのだなぁ」とびっくりしたそうです。
それでも自分が親にしてもらったように、娘のためにできるだけのことをしてあげたかったそうですよ。
(参考:Yahoo!)
結婚式費用を招待客費で割り両家の親が支払った
娘の結婚式費用が総額650万円だったというSさん。
双方の家の招待客比で割り、新郎のご両親が450万円、Sさん側が200万円を支払ったそうです。
このように結婚祝いを結婚式費用を援助という形にする場合も、総額を招待客比で割ったり、完全に折半したりとさまざまなケースがありますよ。
(参考:OZmall )
まとめ
娘が結婚する際のお祝い金の額や渡し方には、こうするべきという決まりがないので、いざとなるととても迷いますよね。
本記事では、娘の結婚祝い金の相場や渡し方について解説し、体験談も紹介しました。
娘の結婚祝い金については、家庭や個人によってさまざまなパターンがありますので、本記事を参考に心に残る結婚祝いをしてあげてくださいね。
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